最近、このような妻の変化に心あたりはありませんか?
- おしゃべり好きだった妻が話しかけてこなくなった
- 妻に話しかけてもそっけない返事しかしなくなった
- 休みの日にひとりで出かけることが多くなった
- 怒りっぽい、けど原因が分からない・・・。
これは、妻の気持ちが夫から離れたサインかもしれません。ある日妻から「別居してほしい」「別れてほしい」と迫られる男性は決して少なくありません。
そのため、妻の気持ちが離れ始めたサインを察知して、対策をしていくことが非常に大切です。
本記事では、妻の気持ちが離れたサインと対処法を紹介します。「妻とのギクシャクした関係を何とかしたい」という男性は、ぜひこの記事をご一読ください。
夫との離婚を考えたことがある女性の割合はどのぐらい?
子供がいる場合『夫との離婚を考えたことがある女性は半数以上』という調査結果※もあります。わたし自身も長い結婚生活の中で「もう限界かも」と感じたことはありました。
たとえ別居を考えるほど夫への気持ちが離れてしまっても、妻が離婚を決意するまでには年単位の期間があります。重要なことは「妻の気持ちが夫から離れたサインを見逃さないこと」です。
そして、妻からのサインに気がついたら「すぐに行動をすること」です。
※:「離婚を考えたことがある」が6割!既婚男女2000人に聞いた「離婚したい理由/しない理由」
夫への気持ちが離れてしまう理由とは?
家族のために真面目に仕事をしていても、浮気や金銭トラブルがなくても妻の気持ちが夫から離れてしまうことはあります。
世の中の女性が、夫を嫌いになってしまう理由をまとめてみました。
- 自分や子供に無関心で何もしない
- 育児の大変さを理解してくれない
- 共働きなのに私ばかり家事を頑張っている
- 人の話を聞こうとしないで否定ばかり
- 家族より自分の時間や趣味を最優先
1.自分や子供に無関心で、何もしない
「平日は仕事を頑張っているから土日はゆっくり過ごしたい」という男性も多いと思います。そんな夫にとって家庭や妻は空気のような癒しの空間かもしれません。
家族のために必死になって仕事を頑張っている夫に妻も感謝していると思います。
ただ、仕事疲れを理由に家族に対して無関心な態度を続ければ、妻の気持ちが離れてしまう可能性があります。妻にとって、夫が心の通じ合わない同居人になってしまうからです。
どんなに家族のために仕事を頑張ってきたとしても、家族といる時間が無気力になってしまうと、妻の気持ちはどんどん離れてしまいます。
一番身近な存在だからこそ、「何をしたら妻は喜ぶかな?」と考えて行動することをお勧めいたします。
育児の大変さを理解してくれない
育児の大変さを理解しようとしない夫への愛情が薄れてしまう女性は多いです。
直接育児にかかわる機会が少ないと、妻と子どもが昼間どのように生活しているのかわかりづらいかもしれません。
育児休暇中の妻に「一日家にいて楽でいいな」なんて口にした方もいるのではないでしょうか。
でも、その一言が家事と育児に手一杯の妻を追い詰めているのです。
1日子供と一緒にいた人は分かると思いますが、育児は想像以上の重労働です。妻が子育てをしてくれることを当たり前と思わず、感謝の言葉を常日頃から伝えることが大切です。
共働きなのに私ばかり家事を頑張っている
共働きなのに家事や育児に協力的でない夫に愛想をつかしている女性は多いです。
「自分は、けっこう家事に協力しているよ」と思っていても、妻は不公平感を感じている可能性があります。
家事分担比率の認識は、男性と女性の間に大きなズレがあるからです。買い物や献立作り、後片付けなど手間ひまかかる料理が、すべて妻の担当になっていませんか?
同じように仕事をしているのに、家事の負担は妻が多い。この状態では、妻が不公平に感じてしまうのは当然です。
人の話を聞こうとしないで否定ばかり
夫が話を聞いてくれないと悩んでいる女性は多いです。
それどころか、何か話をするたびに夫に否定ばかりされると、妻は夫と話をするのが苦痛になってしまいます。
そのような夫婦関係が続くと、「どうせ夫に話したところで・・・。」と夫婦の会話は自然と減っていってしまいます。
夫と話す時は、用事がある時だけ・必要最低限となると、「この人と結婚している意味ってあるのかな?」と気持ちがだんだん冷めてしまいます。
家族より自分の時間や趣味を最優先
恋人時代は、多趣味な男性は魅力的にうつるもの。
趣味に夢中になることは素敵なことです。
趣味があるからこそ仕事も頑張れますよね。
でも、あまりにも趣味を優先しすぎると、妻の気持ちが夫から離れてしまう可能性があります。
特に「草野球」「釣り」「アウトドア」などは、趣味仲間との付き合いが家族より優先になりがちです。
しかし、休みの日こそ家族のために時間を使って欲しいものです。
その時間が、すべて自分の趣味の時間に使われてしまうと「この人と結婚した意味って何?」と感じてしまう女性は少なくないでしょう。
妻の気持ちが夫から離れたサインとは?
次に「妻の気持ちが夫から離れたサイン」を6つ紹介します。
「気のせいかな」とスルーしないで、妻の表情や言動を注意深く観察してくださいね。
1. 妻から話しかけてくることが少なくなった
以前は仕事から帰ってくるなり「ああでもない」「こうでもない」と話しかけてきた妻が、あまり話しかけてこなくなったら要注意です。
夫に話しても聞いてもらえないから無駄と感じてしまっている可能性があります。
2.気のない返事をすることが多くなった
あなたが妻に話しかけても「そう」「それで」など、気のない返事をするようになったら要注意。
「夫と一緒にいても楽しくない」と考えている可能性があります。このような場合、「他にも用事がある時にしか、夫に話しかけない」ケースも多々見受けられます。
3.夫に頼みごとをしなくなった
妻がちょっとした頼みごとや相談をしなくなったら要注意です。
あなたへの信頼感をなくしている可能性があります。
「お願いするぐらいだったら自分でやったほうが楽」と、夫に期待しても助けてくれない経験が積み重なると夫に対して頼み事をしなくなってきます。
4.笑顔が少なくなった
明るかった妻から笑顔が消え、いつも暗い表情をするようになったら気持ちが離れたサインかもしれません。特に、確認して欲しいポイントは、「夫がいない時の妻の表情」です。
- 夫がいない時は、いつも通り明るい笑顔をしている
- けど、夫が来ると、冷たい表情になる
この状態は、あなたの存在自体にストレスを感じている可能性があります。
5.ため息ばかりつくようになった
妻がいつもため息ばかりつくようになったら要注意です。
体が疲れたり、嫌なことがあって、ため息をつくことはありますが、それ以外にも「夫と一緒にいることがストレス」に感じる時にため息をつくケースもあります。
その場合は、「どうしてこんな夫を選んだのだろう」結婚生活に失望している可能性もあります。
6. 以前より外出が多くなった
夫が休みの日に、妻が出かけることが多くなったら要注意です。
「一緒にいると夫婦喧嘩になるから、別々で生活したい」と感じるようになると、あなたとの距離を極力、置きたいと考えている可能性があります。
妻の気持ちが離れたときの対処法
ここからは、妻の気持ちが離れたサインに気がついたときの対処法を5つ紹介します。妻との関係を修復したいと望んでいる方は、ぜひ今日から実行してみてください。
- 感謝の言葉で関係修復のきっかけをつかむ
- コミュニケーションの機会を増やす
- 妻の家事や育児の負担を理解する
- 妻と一緒に過ごす時間を増やす
- 妻がリフレッシュする時間をつくる
1.感謝の言葉で関係修復のきっかけをつかむ
「妻の気持ちが離れたサイン」をキャッチしたら、最初にやるべきことは妻に「ありがとう」の言葉を伝えることです。
「ありがとう」と言われて嫌な気持ちになる人はいません。
感謝の気持ちを積極的に伝えることで、妻のさめた気持ちもきっと変化するでしょう。
例えば料理を作ってくれた妻に「今日も美味しい料理をありがとう」と最低1日1回感謝の言葉を伝えるようにしてください。
具体的に料理の感想を添えるとより効果的です。
私の夫は、よっぽどしくじった料理でなければ「おいしいね」と言ってくれるので、夫のために苦手な料理を頑張ろうという気持ちになります。
2.コミュニケーションの機会を増やす
「妻の気持ちが離れたサイン」をキャッチしたら、妻とのコミュニケーションの機会を増やすことを意識しましょう。
妻の気持ちを取り戻すために大切なポイントは、とにかく妻の話を聞く姿勢をアピールすることです。まずは「今日はどうだった?」と妻に質問してみてください。
妻が話をしている時には「そうだよね」など共感的な言葉をはさみながら、積極的に相槌をうつのがコツです。
話すことが苦手という男性は、小さな花束や鉢植えのプレゼントでさりげなく気持ちを伝えるのも効果的です。
3.妻の家事や育児の負担を理解する
妻の気持ちを取り戻すためには、家事や育児に頑張っている妻の負担を理解することが不可欠です。
- 女性は料理上手が当たり前
- 専業主婦は家事も育児もこなすのが当たり前
上記のように考えていると、妻の気持ちは離れていくばかりです。
料理が得意で大好きという女性もいますが、ごく一部です。多くは料理が好きで作っているのではなく夫や子供のために頑張っているのです。
夫に理解してほしいのは、調理するだけが料理ではないということ。「食材の買い出し」「献立決め」「後片付け」まで含めて料理なのです。
子育ても決して妻だけの仕事ではありません。夫婦で協力して行うものです。子供と接触する機会が少ないパパはママと比べると、子供をあやすのが苦手かもしれません。
4.妻と一緒に過ごす時間を増やす
休みの日くらい「自分の好きなことをさせてよ」と趣味を最優先してきた方は、すぐにでも妻との時間を増やしてください。
夫婦と言っても元は他人です。いっしょに過ごす時間がなければ夫婦の絆を深めることはできません。
妻の気持ちも離れていきます。
特別どこかに出かけなくても、いっしょに買いものや料理をするなど日常生活の中でも妻との時間をつくることができます。
妻の誕生日や結婚記念日に、妻が喜ぶようなサプライズを計画することも有効です。
夫婦で楽しめる共通の趣味を見つけるのもおすすめです。
月に最低1回は夫婦で趣味を楽しむ日をつくれば、妻も夫の趣味に寛容になるかもしれません。
5.妻がリフレッシュする時間をつくる
多くの主婦は、平日も休みの日も家事や育児に追われています。特に子供が小さいうちは、家にいるときも出かけるのも子供といっしょです。
いくら子供が可愛いからと言って、ママも一人の時間がなければパンクしてしまいます。
結婚生活に疲れてくると、夫に対する愛情もさめてしまいます。
妻だって育児や家事から離れて息抜きする時間が必要です。定期的に妻が一人になれる時間をつくってあげましょう。
最後に
長い結婚生活の間には、お互いに相手への気持ちが離れることはあります。
でも「相手の気持ちが離れたサイン」を見逃さずに早めに対処すれば、夫婦関係を修復することは可能です。
もし妻からのサインをキャッチしたら「ありがとう」の気持ちを伝えるところからはじめてみてください。
「ありがとう」は人を幸せにする魔法の言葉です。
夫婦でお互い、思いやりと感謝の気持ちを持てる関係に戻ることを願っています。