大好きな人との結婚は、幸せにあふれていた楽しい毎日を想像する方がほとんどでしょう。
しかし、結婚しても「さみしい・孤独」と感じる妻は少なくありません。
- 夫婦の会話が少なくてつまらない
- 一緒にいるはずなのに孤独に感じる
- 夫がさみしい気持ちを分かってくれない
- 結婚したのに夫婦の時間がほとんどない
上記のような悩みを抱える女性は多いようです。夫や子どもと一緒に暮らしているのに、孤独感やさみしさを感じてしまうのはなぜなのでしょうか?
今回は、結婚しても孤独に感じる原因やさみしいと感じたときの対処法をご紹介します。
また、さみしい気持ちの上手な伝え方もお伝えします。夫にさみしい気持ちを分かってもらえない…とお悩みの方はぜひご一読ください。きっと、今のさみしい気持ちを晴らすヒントがあるはずですよ。
結婚後も「寂しい・孤独」と感じる原因とは
結婚して夫や子どもがいるのにさみしいと感じる妻は少なくありません。家事や育児、仕事で忙しくしていても、ふとした瞬間に「さみしい・孤独」と感じてしまうのはなぜなのでしょうか?
ここでは、結婚してもさみしいと感じる原因を探っていきます。
1.一緒に過ごす時間が少ない
結婚しても寂しい・孤独に感じる理由の1つ目は、「一緒に過ごす時間が少ない」ということです。
夫婦共働きが当たり前の時代となり、どちらか一方がシフト制の働き方などになると、1週間のうち一緒にいるのは、「寝る前の時間だけ」なんてことも少なくありません。
このようにお互いの仕事が忙しかったり夫の帰りが遅かったりすると、夫婦で一緒に過ごす時間はどうしても少なくなってしまいます。
結婚を機に、大切な家族を養うため今まで以上に仕事をがんばろうとする夫もいるでしょう。
なかには、結婚してから毎日のように残業している、休日出勤が増えたなんて方も多いのではないでしょうか?
家族のためとは分かっていても、夫の帰りが遅ければ夫婦で一緒に過ごす時間は減る一方です。
夫婦でコミュニケーションをとる時間がなければ、お互いの気持ちを確認することはできません。特に、夜ご飯など一緒に食べないことが続くと、「孤独感を感じてしまう」女性は多いでしょう。
この状況が続く、さみしいと感じてしまうのは無理もないでしょう。
結婚して同じ家に暮らすのだから「ずっと一緒にいられる」と思っていたのに、現実は1人で過ごす時間ばかりの現実と理想のギャップに悲観的になる方も多いとされます。
2.夫婦の会話が少ない
結婚しても寂しい・孤独に感じる理由の2つ目は、「夫婦の会話が少ない」ということです。
恋人同士だったころはたくさん会話して笑い合っていたのに、結婚してからは会話が少なくなったと感じている妻もいます。
たまに夫婦で会話するといっても「食事はいるのか?」「何時に帰ってくるのか?」など、まるで業務連絡のような会話ばかり…。
また、子どもが生まれると、夫婦で話す内容は子どものことばかりになってしまう夫婦も少なくありません。なんでもない普通の会話が続かないと悩む夫婦は多いです。
結婚生活が長くなるとパートナーに対する気遣いや思いやりが薄れてしまうことがあります。
いつでも話せるからといって後回しにしたり、言葉を選ばなくなったりすることで夫婦関係にすれ違いが生じてしまうこともあります。
会話が少ない夫婦によくある特徴
- 話しかけてもスマートフォンを触っていたり、ゲームに夢中
- 妻の話に対して興味を持たず、上の空状態
- 夫婦二人で会話をする機会を作っていない
3.パートナーの協力がない
結婚しても寂しい・孤独に感じる理由の3つ目は、「パートナーの協力がない」ということです。
育児や家事を1人で行う「ワンオペ育児」で悩んでいる方は少なくありません。
夫が単身赴任していたり出張が多かったりするとワンオペ育児になっても仕方がない場合もあります。
しかし、1人きりでの育児は想像以上に大変なことです。夫の仕事が夜勤勤務や残業の多い仕事で夫婦の生活リズムが異なる場合は、さらに妻の負担は増加します。
この出産後の育児で、夫婦仲が悪化して、夫のことが嫌いになってしまう女性も少なくありません。
4.相談する相手がいない
結婚しても寂しい・孤独に感じる理由の4つ目は、「相談する相手いがいない」ということです。
夫の協力もなく、家事や育児について相談できる相手もいない状況では1人で悩みを抱えてしまうことになります。誰にも相談できなければ、さみしいと感じるのも当然かもしれません。
- 結婚を機に上京して周りに友達もいない。
- 息抜きをする状況がない。
子どもを連れて公園に行っても、すでに出来上がっているママ友グループに声をかけられない方もいるでしょう。話し相手がいなく子どもと2人きりの状況では余計に孤独を感じてしまいます。
親や兄弟など近くに頼れる存在がいない方にとって夫だけが心の拠りどころです。
夫を頼りにできなければ、さみしさは積み重なり気付かないうちに大きなストレスになってしまうことも考えられます。
5.夫から愛情を感じない・冷たい
結婚しても寂しい・孤独に感じる理由の5つ目は、「夫から愛情を感じない・冷たい態度ばかり」ということです。
良くも悪くも、結婚する前のときめきなどはなくなり、より安定した生活となっていきます。その中で、夫の態度が冷たかったり、妻に対する当たりが強く、全く愛情を感じないことも・・・。
そうなると、「私は家政婦なの?」と、どんどん一人孤独になっていきます。上から目線の旦那さんなどと結婚するとよく感じてしまうケースです。
「さみしい・孤独」と感じたときの対処法
夫や子どもと一緒にいてもさみしいと感じるときは一体どうしたらいいのでしょうか?
もし「さみしい」と感じているなら1人きりで抱え込まないことです。さみしいとばかり思っていても一向に気持ちが晴れることはありませんよ。少し意識を別のところに向けてみましょう!
ここからは「さみしい」と感じたときの対処法をお伝えします。
1.夫へ気持ちを素直に伝える・訴える
さみしいと感じたら素直に夫へ伝えることが大切です。
なんでも1人で抱えこまずまず、まずパートナーである夫に相談してみましょう。
あなたの気持ちを素直に伝えることが夫婦関係を見直すきっかけになります。思っているだけでは相手には伝わりません。どんなに長い間連れ添った夫婦であっても言葉にしないと分からないこともあるのです。
男性にとって結婚するということは、家庭を支えなくてはならないという大きな責任があります。
男性のなかには、結婚に大きなプレッシャーを感じている方もいます。不満を感じていても、夫を非難したり抗議するような言葉は使わず、やさしく伝えることがポイントです。
2.体を動かしてリフレッシュする
さみしいと感じているときは気持ちが沈んでいるので、家にこもりがちになってしまいます。家にばかりずっといると過度なストレスから体調を崩してしまうかもしれません。
外に出て少し体を動かすだけで、こわばった体の筋肉がほぐれモヤモヤした気持ちも晴れるでしょう。また、適度に運動することでぐっすり眠れるようになります。
しっかり睡眠をとることで心が安定し、前向きな気持ちにシフトできますよ。
3.夢中になれる趣味をみつける
大好きな趣味や興味があることなら時間を忘れて没頭できるためさみしい気持ちも紛らわせることができます。
映画やドラマ鑑賞、好きなアーティストのライブ映像を観るなどもおすすめです。夢中で過ごす時間はさみしいなんて気持ちを感じずに済みます。
さみしさを紛らわせるだけでは余計にさみしさが増してしまうという方は、人と関われる趣味を見つけましょう。
新しい習い事をスタートさせたり新しいコミュニティに参加したりすることで世界が広がり孤独感が薄れるだけでなく、よき友人や相談相手に出会えるかもしれませんよ。
4.ママ友に話を聞いてもらう
小さな子どもがいる方は、子育てや家庭の悩みについて共有し合えるママ友がいると心強いでしょう。同じ境遇や悩みを抱えるママ友に話を聞いてもらうだけで、きっと心も軽くなりさみしさも和らぎますよ。
近所の公園や児童館へ子どもと一緒に出かけてみましょう。
フィーリングの合うママ友と出会えた時は、連絡先を交換してみるのもいいでしょう。
また、最近は幼稚園や小学校に入る前から習い事をする子どもが増えています。幼い子どもの習い事には、ママも一緒に参加したり見学したりすることが多いです。
習い事で知り合ったママ友なら、育児に関してもあなたと価値観が近いかもしれません。
身近に相談できる人がいない場合は、気軽に匿名で相談できる掲示板も用意しております。
こちらも活用することでストレス解消できます。
5.ペットや動物とふれあう
さみしいと感じるとき、ペットや動物とふれあうことで癒される方は多いです。
犬や猫は、人間の気持ちや感情を察することができると言われています。孤独で気分が沈んでいるときに、寄り添ってくれるペットといるだけで気持ちが和らぐという方は少なくありません。
ペットが飼えない場合
ペットを飼っていない方は、猫カフェなどに行ってみるのもおすすめです。
家から一歩も出ず塞ぎこんでいるとさみしさは増える一方です。外に出て、動物と触れ合えばさみしい気持ちも和らぐでしょう。
注意点
すべての動物には命があります。
ペットを飼うには最後までお世話ができるという覚悟が必要です。
一生お世話ができるのであれば、ペットを家族として迎え入れるのもいいかもしれませんね。
6.あえてSNSは見ないようにする
孤独でさみしいときは、家からで一歩も出たくないと引きこもってしまう方もいます。家にずっといるとスマホばかりに依存してしまいがちです。
SNS上の友人や知人の楽しそうな写真や動画などの投稿を見て、つい自分と比較してしまいませんか?
他人と自分を比較するくせがついている方は、少しSNSを眺める時間を減らすように心がけましょう。さみしい気持ちを助長しないためにも、SNSから離れることは有効な方法です。
SNSはキラキラした投稿で溢れかえっています。自分の気持ちが沈んでいるときに他の人の楽しそうな写真や動画を見てもいいことはありません。通知をオフにして少しSNSから距離を置くのもいいかもしれません。
7.同じ境遇の既婚者へ相談する
結婚後に孤独や寂しさを感じる時の対処法の7つ目として「同じ境遇の既婚者へ相談する」ことも有効です。
本メディアは、既婚者専用のマッチングアプリである既婚マッチが運営しておりますが、このように結婚後に孤独に感じて相談を目的に始める人も少なくありません。
同じ境遇同士だからこそ分かりあい、寄り添うこともできるかと思います。匿名性が高く、モザイク機能などもあるので、パートナーにバレずに相談することも可能です。
夫へのさみしい気持ちの伝え方について
毎日のように顔を合わせて一緒に生活しているのに、夫にさみしい気持ちを分かってもらえない…と悩む妻は少なくありません。また、仕事で忙しくしている夫にはさみしい気持ちを伝えられないという妻もいるようです。
しかし、さみしいと感じているなら夫に伝えるべきです。本来、夫婦とは互いに助け合って生きていくものなのです。
ここでは、さみしい気持ちの上手な伝え方をご紹介します。さみしい気持ちを夫に分かってもらいたい!とお悩みの方はぜひ参考にしてください。
1.ストレートに気持ちを伝える
小さな子どもがいる家庭では、夫と2人きりになれる時間がないという方も多いでしょう。子どもたちを寝かしつけたあとに、夫と2人の時間を作るのもおすすめです。
「もっとあなたと話したい」と素直に伝えてみましょう。ストレートにさみしい気持ちを伝えるのが一番効果的です。
2.「あなたと話していると楽しい」と伝える
「さみしい」と聞くとネガティブな印象を与えてしまうことがあるため、「あなたと話していると楽しい!」と伝える方がいいケースもあります。
ゆっくりできる休日に2人きりでお出かけするのもいいですし、子どもが寝た後に夫が大好きなお酒とおつまみを用意して晩酌するのもおすすめです。
「あなたと話していると楽しいからもっと話したい!」とプラスの表現で伝えれば、夫も喜んで時間を作ってくれるはずです。
ゆっくり2人きりで落ち着いて話せる時間があれば、さみしい気持ちは自然に消えていくでしょう。
3.文字にして伝える
話すのが得意ではない、つい感情的になってしまうという方は、文字にして伝えるのも1つの方法です。
手紙でもいいですし、LINEやメールなどでもいいでしょう。文字にすることで、気持ちの整理ができるため自分の本当の気持ちに気付けたという方もいます。
会話とは違い、書き終えたら読み返すこともできます。冷静な気持ちで自分を振り返り、正直な思いを夫に伝えましょう。
4.スキンシップなど行動で伝える
「さみしい」と素直に言葉では言えないという方は、行動で表してみてはいかがでしょうか?
いつもは離れて座っているソファーも、体を近づけて隣に座ってみたり、夫の肩に寄りかかったりしてみましょう。
いつもと違うあなたの姿に夫も気付いてくれるかもしれませんよ。
まとめ
大好きな人と結婚して同じ家で暮らすのだから、幸せで楽しい毎日を送れるはずと考えていたのに、現実はさみしく過ごす毎日。
理想と現実のギャップに悲観的になってしまう妻もいるようです。結婚したのに「さみしい」と感じる原因は夫婦それぞれ異なりますが、夫婦のコミュニケーション不足にあることがほとんどです。
「さみしい」と感じたら1人で抱え込まず、素直に夫へ伝えましょう。夫婦はしっかりと話し合い協力し合うことがなにより大切です。さみしいと心で思っているだけでは伝わりません。
さみしい気持ちを上手に伝えられないという方は、ぜひ今回ご紹介した方法を参考にしてください。今のさみしい気持ちを乗り越えて幸せな夫婦生活を送れることを祈っています。