- 最近夫(妻)と合わないと感じることが多い
- 結婚前に気がつかなかったけど相手と考え方が違いすぎる
- ちょっとしたことでもすぐに喧嘩になってしまう
このようなお悩みを持つ20~30代の新婚のご夫婦に向けた記事です。
結婚生活を続ける中で「私たち夫婦は合わないかも」と感じることは決してめずらしくありません。私自身も一度は夫婦関係で大きな岐路に立たされました。
その時「合わない夫婦の特徴」について調べ、自分たちの関係にどれくらい当てはまるのかを確認したのです。
その結果、予想以上に当てはまる特徴が多かったのですが、そのことが逆に救いとなりました。特徴を知ることで改善策を見つけることができたからです。
この記事では「合わない夫婦の特徴」や「関係を改善するためのコツ」を紹介します。円満な夫婦関係を取り戻したい!と考えているは、ぜひこの記事をご一読ください。
20~30代の合わない新婚夫婦によくある特徴
夫婦として生活を共にするたには、相互理解やコミュニケーション、相手の価値観に対する尊重が欠かませんしかし、これらの要件が満たされず夫婦がうまく合わなくなることがあります。
では「合わない夫婦」にはどのような特徴があるか見てみましょう。
- コミュニケーションが少ない
- 自分の価値観ばかり押しつける
- 相手に対する尊敬の気持ちが希薄
- 相手の変化に適応できない
- 常に一方が妥協してしまう
1.コミュニケーションが途絶えがち
「合わない夫婦」の典型的の特徴として『コミュニケーションが途絶えがちであること』が挙げられます。日常的な話題を共有することが少なく、深い対話もほとんどありません。
20~30代は、仕事に子育てに追われて時間的に余裕のない時期です。夫婦ふたりでゆっくりする時間を確保するのもむずかしいでしょう。
かといって「最近夫婦間で無言の時間が増えた」「特定の話題を避けるようになった」など、日常会話に異変を感じたら要注意です。
日常会話が減ってしまうと、互いの気持ちや考えを理解し合うことがむずかしくなるからです。互いの意見や感情を適切に伝えることができなければ、夫婦間の問題も解決できません。
夫婦と言えども元々は他人。考え方に違いがあってあたりまえです。言葉にしなければ思いは伝わりません。
2.自分の価値観ばかり押しつける
生活を共にする夫婦にとって、価値観の共有は重要な課題です。たとえば、子育ての方法やお金の使い方、家事分担など日常のほんの小さなことでも価値観が合わないと摩擦が生じます。
しかし「合わない夫婦」の特徴として、自分の価値観ばかり押しつけることが多いです。お互い相手の価値観を理解し歩み寄ろうとしなければ、夫婦間の溝はさらに大きくなるでしょう。
3.相手に対する尊敬の気持ちが希薄
相手への尊敬の気持ちが薄れていることも「合わない夫婦」の特徴の一つです。良好な夫婦関係を築くためには、愛情だけでなく相手への尊敬の気持ちが欠かせません。
尊敬の気持ちが薄れると、互いへの信頼感も失われパートナーを支える意欲も失われてしまうからです。相手の尊厳を傷つける一言は、言った本人が想像する以上に相手の心に深い傷をつくってしまいます。
4.相手の変化に適応できない
合わない夫婦の特徴4つめは「相手の変化に適応できない」こと。夫婦生活にはさまざまな変化が訪れます。たとえば、妊娠出産、子育て、仕事のキャリアなどです。
年齢を重ねれば、興味の対象や間関係も変化します。これらの変化に適応するためには、お互いが柔軟な気持ちを持つことが必要となります。
もちろん外見だって変わります。相手の良い面を見て、変化を楽しむことも大切です。
5.常に一方が妥協・我慢してしまう
合わない夫婦の特徴5つめは「常に一方が妥協や我慢をしてしまう」ことです。夫婦生活では、妥協が必要な場面が数多くあります。
しかし常に一方だけが妥協し続けるという状況は、夫婦関係のバランスを崩しストレスや不満を生む原因となります。
問題や意見の違いが生じても、話し合う前に片方が妥協するため根本的に問題が解決されることはありません。
注意が必要なのは「相手がいつも妥協している」「相手が我慢している」ということに気がついていない場合です。
夫婦の相性についてチェック方法
新婚時代はラブラブでも、時が経つにつれて夫婦関係がしっくりこなくなることもあります。「私たち夫婦は本当に合わないの?」と漠然と不安に感じることもあるでしょう。
ここでは、自分たちが「合わない夫婦」かどうかを知るためのチェック方法を3つ紹介します。
夫婦関係に関する「チェックリスト」を活用する
「自己評価チェックリスト」は、夫婦間の課題を明確にするためにも有効です。自己評価を行うことで夫婦間の課題が明確になり、自分自身の行動の改善に向けた取り組みを始めるきっかけになります。
チェックがつかなかった項目は、その問題点を解消するためにできることはないか考えてみてみましょう。
夫婦の仲良し度診断・チェックリスト
- 家庭内が笑顔で溢れている
- 上下関係がない
- 名前で呼び合っている
- 愛情を素直に伝えることができる
- 夫婦の会話を大切にしている
- お互いを信頼している
- 好きなものを1つでも共有している
- 価値観が似ている
- いつまでもお互いのことを異性として意識している
- 感謝や謝罪が素直に言える
- いつまでも手をつなげる
- どちらかに任せきりにしない
- お互いに束縛しすぎない
- 寝室は一緒
- お互いを尊敬しあっている
診断結果
- 10-15個:あなた達夫婦は仲良し夫婦です。
- 5-9個:あなた達夫婦は仲良し夫婦度が高いでしょう。
- 1-4個:あなた達夫婦は仲良し夫婦度が低いでしょう。
- 0個:あなた達夫婦は残念ながら仲良し夫婦ではありません。
上記の結果はあくまで目安となります。全てを鵜呑みとせずに捉えるようにしましょう。
日記をつけて客観的に振り返る
日記をつけることは自分たちが「合わない夫婦」かチェックする非常に有効な方法です。自分の感情や思いを整理し振り返ることで、自身の行動や感情パターンを理解することができるからです。
具体的には、日々の出来事や夫婦間で起こったできごと、それに対する自分の感情を率直に書き留めてみましょう。
自分たちの行動や感情の変動を客観的に振り返ることで、自分たちが「合わない夫婦」にいるか否かを判断する一助となります。
他の既婚者に相談してみる
自分たちでいくら考えても、問題の本質が見えてこないこともあります。そんなときは、他の既婚者に相談してみるという選択肢も考えてみてください。
当社が運営する既婚者専用のマッチングサイトでは、夫婦関係の相談目的で活用される方も一定数います。全て間に受ける必要性はありませんが、他の人の意見として参考になる部分も多いかと思います。
「合わない夫婦」が関係を改善するためのコツ
ここからは「合わない夫婦」の関係を修復するためのコツを5つ紹介します。
- 共通の趣味をつくって会話を増やす
- 相手の価値観も尊重する気持ちを持つ
- 相手が言ってほしいこを言葉にしてみる(まずは感謝の気持ちから)
- 相手に対する期待値を下る(高望みしない)
- 相手を尊重しつつ自分の意見もしっかり伝える
1.共通の趣味をつくって会話を増やす
夫婦共通の趣味は、夫婦のコミュニケーションを増やす効果があります。私たち夫婦は元々スキューバダイビングを通じて出会い、結婚後もその共通の趣味が私たちの会話と絆を支えてきました。
しかし、50代を迎えると重たいタンクを背負うことが辛くなり海から足が遠のきました。すると以前よりも会話が少なくなったのです。
そこで、夫婦で「山歩き」とういう新たな趣味を始めることに。すると「どの山に行こうか」「何準備をしようか」といった会話がはずむようになりました。
夫婦の会話が増えるおすすめの趣味
- ハイキング
- ウォーキング
- 映画鑑賞
- ペットの世話・トレーニング
- 写真や動画撮影
2.相手の価値観も尊重する気持ちを持つ
価値観の違いは、夫婦間で生じるトラブルの一番深い部分に関わる問題です。
夫婦といっても、一人一人全く違った価値観を持っています。価値観が異なること自体は決して悪いことではありません。
ただし、理解し尊重することが重要となります。違う価値観を持つパートナーを理解しようとする姿勢が必要です。とはいえ「理解できない」「納得できない」と感じることもありますよね。
価値観が異なるからといって一方が全てを譲るのではなく、お互いが歩み寄ることで新たな価値観を共有していくことが重要です。
3.相手が言ってほしいこを言葉にしてみる(まずは感謝の気持ちから)
「相手が言ってほしいこを言葉にしてみる」ことも夫婦関係の修復に効果的です。ある調査によると、パートナーにもっと伝えて欲しい言葉のトップは「ありがとう」とでした
仲の良い夫婦 | 仲の悪い夫婦 |
---|---|
【2位】愛してる 【3位】お疲れさま | 【1位】ありがとう【2位】ごめんなさい 【3位】お疲れさま | 【1位】ありがとう
1日1回は「ありがとう」を言葉にする
最近夫婦仲がしっくりこないな、という方は『○○してくれてありがとう』『○○してくれて助かる』という感謝の言葉を1日最低1回言葉にすることを意識してください。
例えば、相手が美味しい夕食を作ってくれた際に「今日の料理、本当においしかったね。ありがとう!」と笑顔で伝えましょう。ありがとうの言葉だけでなく、感謝の気持ちを伝える行動も効果的です。
私は「相手の好物の夕食を用意する」などちょっとしたサプライズで夫に感謝の気持ちを伝えるようにしています。
夫婦喧嘩をしたらお互い「ごめんなさい」
上記の調査では、仲の悪い夫婦がパートナーにもっと伝えて欲しい言葉の2位は「ごめんなさい」でした。
「謝ったら自分の非を認める事になる」と思っていませんか。あなたのパートナーは「ごめんなさい」の一言を待っています。夫婦に勝ち負けなんてありませんよ。
4.相手に対する期待値を下る(高望みしない)
結婚生活を続けていると、時折相手の嫌な面が目につくようになります。しかし、この感情はお互いに共通するものです。
私自身も若い頃は、結婚生活や夫に対する理想と現実とのギャップにいら立ちを感じたことがありました。しかし30代後半になったある日のこと。
同じ年齢の友人が、自分の恋人について次のように語ったのを聞いて私の考え方が変わりました。
「こんなに私ことを大切にしてくれる人と巡り合うチャンスは、もう二度とないと思う。だから私はこの人を大切にするんだ」友人の言葉を聞いた私は、こう考えるようになったのです。
夫に理想を求めるのはいいけれど、夫から見た私はどうなのだろう?
(私ってかなりズボラだよね)
それからの私は、夫の嫌な面がだんだん気にならなくなりました。
5.相手を尊重しつつ自分の意見もしっかり伝える
家事分担や育児の分担などをめぐって意見が対立することもあるでしょう。夫婦の間では日々いろいろな問題が起き、その都度話し合いが必要になります。
話し合いをするときは「相手が傷つかないように言いたいことを我慢する」のではなく「相手を尊重しつつも自分の意見を適切に伝える」ことが大切です。
お互いが自分の意見ばかり主張したり、いつも片方ばかりが妥協していては建設的な問題解決になりません。
合わない夫婦から信頼し合える夫婦へ
この記事では、「合わない夫婦」の関係を改善するためのコツを5つ紹介しました。
- 共通の趣味をつくって会話を増やす
- 相手の価値観も尊重する気持ちを持つ
- 相手が言ってほしいこを言葉にしてみる(まずは感謝の気持ちから)
- 相手に対する期待値を下る(高望みしない)
- 相手を尊重しつつ自分の意見もしっかり伝える
長い夫婦生活の中で、夫婦の関係がしっくりこない時期もあります。
結婚した当時の気持ちも永遠に変わらないなんてことはありません。
それでも相手に対して感謝や思いやりの気持ちがあれば「合わない夫婦」から「信頼し合える夫婦」になれるはずです。
「夫婦と言ってももと他人同士。多少合わなくっても仕方がない」というくらいの気持ちを持っていると楽になれます。
ご夫婦の問題がなかなか解決しない場合は、既婚者専用のマッチングサイトをご用意していますのでぜひご活用ください。