結婚後に無計画な婚外恋愛をした結果、パートナーにバレて離婚する羽目になった人も少なくありません。婚外恋愛をバレずに長続きさせるためには、付き合う上で「リスク管理」は必須です。
しかし、「リスク管理」といっても具体的に何をすればいいのか分かりませんよね。
そこで本記事では、婚外恋愛におけるリスク管理のメリット・デメリット重要性をお伝えしながら、具体的な方法を紹介します。
結婚後も素敵な恋愛を楽しむためにも、婚外恋愛のリスク管理に関してしっかりと理解を深めていきましょう!
婚外恋愛のリスク管理をするメリット・デメリット
婚外恋愛がバレないためには、リスク管理が必要不可欠です。
起こり得るトラブルに対策を講じることで、パートナーとセカンドパートナーの両方を大切にしながら充実した日々が送れます。
しかし、良いことばかりではありません。場合によってはリスク管理によって付き合いづらさ、楽しみにくさを感じてしまうこともあるでしょう。
ここでは、婚外恋愛におけるメリットとデメリットについて解説します。具体的な対策を講じる前に、リスク管理の良し悪しを理解しておきましょう。
リスク管理のメリット
婚外恋愛中のリスク管理は、あらゆるメリットをもたらします。
セカンドパートナーと安定した関係を築けたり、長く寄り添えたりしている人は、リスク管理をきちんと行っている人の印象が強いです。
具体的なメリットについて、詳しく解説します。
- 婚外恋愛がバレるリスクを下げて、長続きできる
- 落ち着いて婚外恋愛を楽しむ事ができる
婚外恋愛がバレるリスクを下げられる
婚外恋愛がバレないように対策を講じているので、秘密の恋を長続きさせやすいメリットがあります。婚外恋愛の体験談を調査すると、パートナーにバレたと悩んでいる人が多く見られました。
- 彼とのメールを消し忘れて、夫に見られてしまった
- 「妻にバレた」と連絡が来て以来、音信不通になった
- 私の言動を不審に思った夫が、自宅に盗聴器を仕込んでいて不倫がバレた
これらは、すべてリスク管理を怠った結果です。
もちろん、リスク管理をすれば絶対に大丈夫とは言い切れませんが、少なくとも上記の体験談のようなトラブルは回避できますよ。
落ち着いて恋愛を楽しめる
リスクを管理すると、安全に婚外恋愛を楽しむための基盤ができます。落ち着いて恋愛に向かえることで、以下のようなメリットがありますよ。
- 家庭の平和が守られるので、家庭崩壊リスクが下がる
- セカンドパートナーと交際しやすい環境ができ、関係が長続きする
- 会社にバレて社会的立場が危うくなる心配が減る
- 安心して恋愛を楽しめるため、精神的に安定する
婚外恋愛はリスキーだからこそ、少しでも安心して恋愛を楽しめる環境が必要です。環境づくりがうまくいけば、順調に2人の愛を育んでいけますよ。
リスク管理のデメリット
リスク管理で多くのメリットが得られる反面、デメリットも存在します。やり方を間違えれば「リスク管理なんてするんじゃなかった…」と後悔する可能性も。
間違った方向に進まないように、ここでリスク管理のデメリットも押さえておきましょう。
- 甘えたい時に甘えられない
- 自由な恋愛を楽しみない
甘えたい時に甘えられない
リスクを管理しながら付き合っている以上、自分のわがままは通りません。甘えたいときに甘えられないので、婚外恋愛がつらいと感じてしまうこともあります。
一般的に、恋愛中は感情的に行動することが多いです。
- 寂しいから声が聞きたくて電話する
- 会いたいから会いに行く
- パートナーからのストレスを発散したい
こうした感情による行動によって恋愛が盛り上がることもあるでしょう。しかし、婚外恋愛で感情的な行動をとると、パートナーにバレるリスクが高くなります。
甘えたくても、自分の中で消化していかなければなりません。気持ちのままに行動できないので、自分の感情をコントロールし、ルールの中で楽しめる方法を見出していくことが大切です。
自由な恋愛を楽しめない
リスク管理には、交際を窮屈なものにしてしまうデメリットがあります。
- 街を歩くときは手をつながない
- LINEはしても通話はダメ
- メッセージのやりとりは必ず消す
このように、禁止事項が増えて「あれもダメ、これもダメ」という状態になりがちです。ルールは大事といっても、縛られてしまうと付き合いづらいですよね。
過度なリスク管理は、相手に窮屈さを感じさせます。結婚後に恋愛を楽しみたくて婚外恋愛をする人にとって、恋愛が楽しめないのは本末転倒です。
確かにリスク管理は重要ですが、恋愛の楽しさまで損なうような内容にならないように、しっかりと2人で話し合う必要があります。
婚外恋愛がバレないための心構えや行動とは?
婚外恋愛がバレないようにするためには、自分の感情をコントロールする必要があります。感情の変化は態度や行動にも出るので、コントロールできなければ簡単にバレてしまいますよ。
ここでは、婚外恋愛がバレないように意識すべき心構えを紹介します。しっかりと胸に刻んで、私生活でボロがでないように気をつけましょう。
「怪しい」と思われる行動をとらない
いつもと違う様子が違うと、パートナーに勘づかれてしまいます。とにかく自然に、いつも通りの過ごし方を意識しましょう。
あなたが思っている以上に、パートナーはあなたのことをよく見ています。
- スマホを触る時間が長くなった
- 笑顔が増えた
- 小まめに爪を切るようになった
- 鼻歌を歌うようになった
- ワックスをつけるようになった
こういった些細な変化にも気づいてしまうものです。
表情に出さない、態度を変えないなど、意識的に普通を装うことであればできるでしょう。しかし、困ったことに無意識な変化もあります。
パートナーのセンサーに引っかからないように、「いつも通り」の振る舞いを徹底しましょう。
物事の優先順位を崩さない
好きな人ができると、恋愛の優先度が高くなり、それ以外のものが低くなってしまうことがあります。パートナーの不満がたまるだけでなく、「もしかして不倫しているのでは?」と疑念を抱くようになるので、要注意です。
例えば、以下のような変化が見られます。
- 夫が休日に家族サービスをしなくなった
- 妻の料理が手抜きになった
- 私の話を聞かずスマホばかり触るようになった
仕事や育児が忙しいときに他のことに手が回らなくなるのと同じです。恋愛にエネルギーを使ってしまい、他のことにまで目を向けられなくなってしまうのです。
しかし、婚外恋愛を優先させた先にあるのは悲惨な未来だけ。バレたくないのであれば、婚外恋愛の優先順位はぐんと下げておくのが賢明です。
浮かれない
婚外恋愛は、浮かれているときが一番バレやすいです。脳内お花畑の姿をパートナーに見られないように気をつけましょう。
良いことがあると、自然に表情や態度に出てしまうものです。時々であれば、パートナーも「仕事で良いことがあったのかな?」と微笑ましく見ていてくれることでしょう。
しかし、あまりに頻繁だと微笑ましさが怪しさに変わります。「パートナーに優しくなるのは不倫の兆候」といわれることもあるので、あなたのパートナーも不倫を疑い始めるかもしれません。
また、浮かれているときはリスク管理が疎かになります。ちょっとしたミスをきっかけにパートナーに婚外恋愛がバレる可能性があるので、浮かれるのは非常に危険です。
どんなに婚外恋愛が楽しくても、浮かれた姿を表に出してはなりません。俳優になった気持ちで、しっかりといつもの自分を演じましょう。
婚外恋愛のリスクを管理するためのルール5か条
婚外恋愛は2人でやるものだからこそ、リスク管理も2人でやらなければなりません。前述した心構えに加えて、2人で守るべきルールを決めておきましょう。
特に守ってもらいたいのは、これから解説する5つです。
家庭を最優先にする
既婚者にとって、一番大切にすべきはセカンドパートナーではなく家族です。どんなにセカンドパートナーのことが好きでも、一番にならないようにしてくださいね。
特に、好きな人ができると恋愛一色になってしまう人は要注意です。
- 結婚記念日よりも恋人とのデートを優先する
- 子どもが風邪をひいているのに恋人に会いに行く
- パートナーの話を聞かずスマホばかり触る
家族を二の次にした行動をとってしまうと、パートナーは不満を募らせることでしょう。家庭内の雰囲気が悪くなり、最終的に離婚につながります。
婚外恋愛は、帰るべき家庭があってこそ楽しめる恋愛の形です。
家庭の都合でデートをドタキャンせざるを得なくなったり、LINEが返せなかったりすることもしばしばあります。思い通りの交際ができないことが前提となるので、お互いにしっかりと納得した上で付き合いましょう。
2人の関係を誰にも明かさない
大袈裟かもしれませんが、2人の関係が誰かに知られると婚外恋愛は終わります。それくらいリスクが高いことなので、うっかり誰かに話さないように気をつけましょう。
婚外恋愛は、ほとんど不倫と同じです。ポジティブに捉える人は多くないので、もしも誰かに知られてしまうと以下のようなトラブルを招きます。
- パートナーにバレて離婚を突き付けられる
- 職場に知られて社会的立場が危うくなる
- 「親が不倫している」と子どもまで非難を浴びる
婚外恋愛がバレると、自分だけでなくパートナーや子どもにまで迷惑をかける恐れがあります。
ご飯に行くだけ、話をするだけといった健全な付き合い方であっても、大っぴらにすることではありません。
誰にも話さないことはもちろん、2人でいる姿を知人に見られないように、行動にもしっかりと気を配りましょう。
連絡・会う頻度を決めておく
LINEの通知や出かける頻度などで婚外恋愛がバレるケースも多くあります。連絡や会う頻度は、パートナーが違和感を抱かない程度にしましょう。
例えば、毎日家族が寝てから夜活をする習慣があれば、深夜にLINEをすると怪しまれにくいかもしれません。また、毎月1回出張に行く人は、そのタイミングで恋人に会うのもアリでしょう。
ポイントは、どのタイミングであれば怪しまれないかを重要視することです。2人がやりとりをしたい、会いたいタイミングでは、リスク管理が甘くなってしまいます。
婚外恋愛を長続きさせたいのであれば、パートナーに少しも「怪しい」という気持ちを抱かせてはなりません。どのタイミングであればパートナーに違和感を与えないのか、2人でしっかりと話し合いましょう。
トラブル時は協力して対処する
リスクを管理していても、ちょっとしたミスでパートナーにバレそうになることがあるでしょう。そんなときは、1人でなんとかしようとするのではなく、2人で協力して解決することが大切ですよ。
例えば、デートしている姿を誰かに見られてしまったとしましょう。あなたが「会社の同僚と仕事の買い出しに行っていた」と誤魔化しても、相手が別の答え方をすれば嘘がバレてしまいます。
婚外恋愛がバレて困るのはお互い様です。だからこそ、万が一トラブルが生じたときには協力して乗り越えていかなければなりません。
あらかじめ想定されるトラブルをいくつかあげ、それぞれの対処法を話し合い、共通理解を図りましょう。
別れの条件を決めておく
どういった状態となったら別れるかを決めておくのも、リスク管理のひとつです。リスク管理を徹底していても、上手くいくとは限りません。
- 妻の勘が鋭くて、なんとなく怪しまれている気がする
- セカンドパートナーが本気になって結婚を求めるようになってきた
- 相手が粘着質な性格で、すんなり別れてくれなさそう
婚外恋愛を続けるのは危険だと判断した場合は、関係を切る決断も必要です。
しかし、相手が応じてくれないと、別れたくても別れられません。無理に関係を続けた結果、状況がさらに悪化してしまう可能性もあります。
だからこそ、別れの条件を決めておくことが大切です。「相手に本気になったら」「パートナーにバレそうになったら」など、関係の切り時を明確にしておきましょう。いざ別れたくなったときに揉めないように、書類を残しておくのがおすすめですよ。
リスク管理に協力的な出会いを探す方法
リスクを管理しながら婚外恋愛がしたくても、相手が協力的でないと困りますよね。きちんとルールを決めて、安全にお付き合いできる人とつながりたいのであれば、同じリスクを背負う既婚者を探すのがおすすめですよ。
近年は、既婚者専用のマッチングアプリや合コンなどがあります。特に、既婚者マッチングアプリはスマホで手軽に出会いを探せるので、家庭と仕事で日々忙しくしている既婚者にぴったりです。
気になる人は、一度お試し感覚で利用してみてはいかがでしょうか?
正しいリスク管理を2人で話し合ってみよう
リスキーな婚外恋愛には、リスク管理が必須です。しかし、リスク管理には2人の関係が周囲にバレにくくなるというメリットがある半面、窮屈な恋愛を強いられるなどのデメリットもあります。
やりすぎも、やらなさすぎもダメなリスク管理。ちょうどいい加減は2人でないと決められないので、ぜひ本記事の内容を参考に、しっかりと話し合ってみてくださいね。