婚外デートスポットは、一般的なデートとは違う視点で選ぶ必要があります。リスクを考慮せずにデート場所を決めてしまうと、行き先で修羅場が待っているかもしれませんよ。
本記事を執筆している筆者は、元夫にストーカーされ、今の夫と一緒に苦しめられた婚外恋愛経験者です。
必要に応じて体験談を交えながら、各デートスポットのメリット・デメリットも解説するので、リスクを考慮しながら最適なデート場所を見つけられますよ。
バレない婚外デート場所選びのポイント
婚外デートの場所選びにおいて重要なのは、「知人に見つかりにくいかどうか」ではなく「言い逃れできるかどうか」です。
どんなに人目を気にしても、100%安全ということはありません。人が少ない場所や生活範囲外の場所でデートしていたにもかかわらず、偶然知人と遭遇したというケースもあります。つまり、人にバレないかどうかを気にしたところで、ほとんど意味がないのです。
だからこそ、意識すべきは「言い逃れできるかどうか」。万が一誰かに知られてしまったときに、不倫ではないと知人を納得させられるような場所を選ぶことが大切です。
【低リスク】婚外デートにおすすめのスポット6選
低リスクな婚外デートスポットは、知人に遭遇しにくい上に言い逃れもしやすい場所です。バレてもなんとかなると分かれば、安心してデートに集中できますよね。
ここでは、リスクが低く既婚者でも比較的安心してデートできるおすすめのスポットを6か所紹介します。バレないことが最優先だと考える人は、ぜひここから選んでみてください。
1.個室ありの飲食店
個室ありの飲食店は、周囲を気にせず2人きりで過ごせるのが魅力です。美味しい料理に会話もはずみ、楽しく食事ができますよ。
また、飲食店は「仕事の話をしていた」「家庭の相談にのっていた」など、異性と2人きりで会っていた理由を誤魔化しやすいメリットもあります。
しかし、飲食店の個室は基本的に防音機能がないため、他の部屋にまで会話が筒抜けです。堂々とラブラブな会話をし、偶然知人に聞かれるようなことがあれば、言い逃れが難しくなります。
2人きりだからと油断せず、声の大きさや会話の内容には気をつけましょう。
メリット | ・異性と2人きりでも怪しまれにくい ・会話とともに食事も楽しめる ・周囲の目を気にしなくていい ・手を握ったりハグをしたりといった軽いスキンシップなら可能 |
デメリット | ・周囲に会話が聞こえる ・濃密な過ごし方は難しい ・知人と遭遇する可能性がある |
2.公園
公園デートは、不倫に結びつきにくい点でおすすめです。
子どもからお年寄りまで、様々な人が集まる公園。人の目があるので、婚外デートには不向きだと考える人もいることでしょう。
しかし、人目があるからこそスキンシップが過度にならないように抑えることができます。
さらに、あえて自分たちの姿を誰かに見せることで「異性と2人きりでも変なことはしていない」と証明できます。
ベンチに座って話したり、一緒にジョギングをしたり、健全なデートを楽しめますよ。
メリット | ・いろんな人が集まる場所だから悪目立ちしない ・過度なスキンシップを抑えられる ・怪しい関係でないことを示しやすい |
デメリット | ・スキンシップをとれば即不倫を疑われる ・2人きりにはなりにくい ・どこで誰が見ているか分からない緊張感がある |
3.映画館
映画館は、婚外デート・不倫デートの王道スポットです。
「館内が暗く顔が見えづらい」「スクリーンに集中していて他人から注目される心配がない」といった理由で不倫がバレにくいため、比較的安心して過ごせますよ。
さらに、暗さに乗じて手をつないだり肩に頭を乗せたりといったスキンシップがとれるところも特長です。
もしも映画デートをするのであれば、館内で待ち合わせるのがおすすめですよ。
一緒にチケット売り場に並ぶより、館内で初めて顔を合わせるシチュエーションの方がバレにくさはグッと上がります。ネット予約であらかじめ隣同士になるように席をとり、当日は席で落ち合いましょう。
メリット | ・館内が暗く身バレしにくい ・周囲の目を盗んで軽いスキンシップが楽しめる ・上映中はしゃべる必要がなく、声バレの心配もほとんどない ・「友達と見に行っただけ」と言い逃れしやすい |
デメリット | ・身を隠せるのは上映中の2時間前後のみ ・長時間デートには不向き ・会話を楽しむデートはできない |
4.テーマパーク
テーマパークは人が多いので、婚外デートで行っても目立ちにくいです。普段は人目を気にしてスキンシップを控えているカップルでも、「はぐれないように」という口実で自然に手をつなげます。
また、テーマパークならではのメリットが「ナチュラルに変装できること」です。もしも街中でサングラスや帽子を使って顔を隠そうとしている人がいれば、不審に見えて逆に目立ってしまいます。
しかし、テーマパーク内にあるグッズを使った変装は、不審に思われる心配がありません。悪目立ちもしないので、変装を楽しみながら上手に身バレ対策ができます。
メリット | ・人が多く目立ちにくい ・「はぐれないように」とスキンシップの口実が作りやすい ・変装でバレ対策ができる |
デメリット | ・テンションが上がりすぎて適度な距離感が分からなくなる場合がある ・後日、写真データを隠すことを忘れてしまうことがある |
5.展望台
景色を楽しむ展望台は、人の少なさが魅力です。落ち着いて会話できますし、知人に遭遇する可能性も低いでしょう。
また、見晴らしが良い展望台は、誰かに尾行されていた場合に気づきやすい点でもおすすめです。
筆者も婚外恋愛中はよく展望台に行っていました。
元夫に展望台まで尾行されたことがありましたが、隠れる場所がなかったため、元夫の姿は筆者たちから丸見え。結局、元夫は不倫の決定的な証拠がつかめず、いそいそとその場を退散していきました。
海辺のような平地は、離れたところから隠れて写真を撮られる可能性があります。しかし、展望台での密会は、位置が高すぎるゆえに近くまで行かなければ2人が何をしているのか分かりません。
車の音や傾斜を上る息遣いで「自分たち以外に誰か来る」と素早く察知できるので、怪しまれない振る舞いができますよ。
メリット | ・落ち着いて会話できる ・知人に遭遇するリスクが低い ・尾行に気づきやすい |
デメリット | ・ちょっとした物音にも過敏に反応し、落ち着けない |
6.車
車の中は2人きりの空間なので、会話もスキンシップも気兼ねなく楽しめます。特に、夜は外から車内が見えません。人物を特定しにくいぶん、バレる確率も非常に低いです。
車デートは密会場所として人気が高く、多くの不倫カップルが車デートを実行しています。ドライブを楽しんだり、車内で映画鑑賞したり、テイクアウトしたものを一緒に食べたりなど、様々な楽しみ方ができますよ。
ただし、車の中で会う場合は後片付けに注意してください。
- 香水の匂いが残っていないか
- アクセサリーが落ちていないか
- カーナビの履歴に残っていないか
- レシートのゴミが落ちていないか
これらの不始末により、婚外デートがバレる可能性があります。デートを楽しんだ後は、怪しまれないように丁寧に片付けましょう。
メリット | ・2人きりの空間を楽しめる ・特に夜は顔バレしにくい ・ドライブ、映画鑑賞、食事などいろんな過ごし方ができる |
デメリット | ・誰かがいた痕跡によってバレることがある ・レンタカー使用の場合、支払い履歴で怪しまれる場合がある |
【高リスク】婚外デートにおすすめのスポット4選
ここから紹介する婚外デートスポットは、婚外デートの定番ではありますが、少々リスクが高い場所です。
ただし、2人で濃密な時間を過ごせたり、スリルを楽しめたりといった魅力があるのも確かですよ。「バレるのは嫌だけど、せっかくのデートだから楽しみたい!」という人は、こちらを検討してみてください。
1.自宅
自宅は周囲の目がないので、リラックスして過ごせます。2人きりで邪魔をする人もいないなんて、密会には最高ですよね。
ただし、危険度も高いです。人目がない場所に2人きりでいるのは、不倫の疑いを色濃くしてしまいます。尾行されていれば、家に出入りする様子を撮影されたり、滞在時間を記録されたりすることもあるでしょう。
また、パートナーの留守中に自宅デートをしたときに、予期せずパートナーが帰宅して鉢合わせになったり、忘れ物によって異性の存在がバレたりすることもあり得ます。
ここで筆者の体験談をひとつ。筆者の元夫は興信所を利用して筆者を調べていたため、婚外恋愛中の自宅デートもしっかり記録されていました。
人の目がない自宅に2人きりで「何もしていない」という言い訳は通用せず、元夫が相手の男性宅に押しかけるという修羅場に…。人生で一番肝が冷えた瞬間でした。
自宅での婚外デートは、相手が独身、既婚を問わず危険です。しかし、2人きりで過ごすには最高の場所なので、行くならリスクを承知の上で行きましょう。
メリット | ・2人きりで過ごせる ・お金がかからない ・自分の生活空間に恋人がいるという背徳感を楽しめる |
デメリット | ・尾行されれば言い逃れできない ・長時間の滞在やお泊りがバレれば不倫の証拠になりかねない |
2.ラブホテル
恋愛関係にある男女が行くホテルといえば「ラブホテル」。性的なスキンシップを楽しめるだけでなく、映画が見られたりカラオケができたりなど、様々な過ごし方ができますよ。
密室のラブホテルは、人目を気にしなくて良いことから婚外デート・不倫デートに人気です。自宅デートが難しい人も、ラブホテルであればいつでも2人きりになれます。
しかし、ラブホテルを2人で出入りする写真は、不倫の決定的な証拠となりかねません。場所が場所なだけに、「肉体関係はない」という言い逃れは通用しないでしょう。
ラブホテルは、一般的なホテルのように名前や住所を記載するような受付がありません。宿泊履歴からバレる心配はほとんどないので、変装したり車で行かないようにしたりなど、身バレ対策を徹底しましょう。
メリット | ・2人きりで過ごせる ・映画を見たりカラオケをしたりなど、様々な過ごし方ができる ・部屋の種類によっていろんなシチュエーションのスキンシップを楽しめる |
デメリット | ・お金がかかる ・不倫の決定的な証拠になりやすい |
3.温泉旅館
温泉旅館も、大人のお忍びデートに人気ですよ。日常から離れた空間でゆったりと過ごせるので、2人の時間を満喫できます。
おすすめは、露天風呂付き客室がある温泉です。人目を気にせず一緒に温泉に入れるので、特別な時間を過ごせることでしょう。
注意しなければならないのが、アリバイ工作です。パートナーに温泉旅館に行くことを伝えると、高い確率で怪しまれます。
- 「どうして私を誘わないの?」
- 「近所の銭湯じゃなくて、なぜ温泉旅館?」
一気に不倫への疑いが強まるので、パートナーを納得させられるような説明を用意しなければなりません。
怪しまれやすい、準備が大変といった点で個人的にはおすすめできませんが、非日常感を楽しめるという意味では素敵な婚外デートスポットですよ。
メリット | ・非日常感を楽しめる ・2人きりでゆったりとした時間を過ごせる ・夫婦になったような疑似体験ができる |
デメリット | ・緻密な準備が必要 ・パートナーと行かない時点で不倫を疑われやすい |
4.他県
思い切って県外に行くのもおすすめですよ。
県外デートは生活圏から外れるため、知人に遭遇しにくいメリットがあります。そわそわしながらデートしなくていいので、心から婚外デートを楽しめるでしょう。
足を延ばすとなると少々お金がかかってしまうところがネックですが、恋人と過ごす特別な時間に、お金以上の価値を見出せるはずですよ。
ただし、遠出デートには多くの危険が潜んでいるので、注意が必要です。例えば、車の中に恋人の痕跡を残してしまったり、「友達と旅行に行ってくる」とアリバイ作りをしたにもかかわらず、一緒に出かけているはずの友達とパートナーが鉢合わせしてしまったり。
他県は知り合いに遭遇する可能性が低いぶん、気が緩みがちです。準備から帰宅後まで、しっかりと気を抜かないように気をつけましょう。
メリット | ・知人に遭遇しにくい ・特別感のあるデートができる ・生活圏から離れているため、堂々と恋人らしいことができる |
デメリット | ・ある程度の出費がある ・気が緩んでリスク管理を怠りやすい ・緻密なプランをねらないとバレる |
婚外デートをバレにくくするコツ
婚外デートがバレにくい場所を選ぶだけでなく、バレないような振る舞いを意識することも大切ですよ。
具体的にどういった工夫をすれば良いのか、婚外デートをバレにくくするコツをお伝えします。
デートの約束にLINEやメールを使わない
LINEやメールといったプライベートな連絡手段は、パートナーにバレやすいです。やりとりを消し忘れ、寝ている間にパートナーにスマホをチェックされて婚外恋愛・不倫がバレるというケースは多々あります。
もしも婚外デートのプランをLINEやメールでやりとりしてしまうと、行き先がパートナーにバレてしまいます。デート先でパートナーが待ち伏せていて修羅場に…なんて恐ろしい事態に陥る可能性もゼロではありません。
安全にやりとりをしたいのであれば、マッチングアプリのメッセージ機能を使いましょう。既婚者専用マッチングアプリ「既婚マッチ」には、相手に送ったメッセージや画像の削除機能が備わっています。やりとりの痕跡を残さないので、安心してデートの約束ができますよ。
異性の痕跡を消す
既婚者の中には、ちょっとした違和感からすぐに不倫への疑念を抱き始める人もいます。婚外恋愛を続けづらくなるので、異性の痕跡は絶対に残さないように気をつけましょう。
婚外恋愛・不倫がバレるきっかけとして多いのが、以下のような痕跡です。
- 車内や部屋にアクセサリーが落ちていた
- パートナーから普段とは違う香りがする
- 家族全員髪が短いのに、部屋に長い髪の毛が落ちていた
一度疑念を持たれると、パートナーの目が厳しくなり、次の婚外デートへのハードルも上がります。少々面倒かもしれませんが、婚外恋愛を楽しむためにもデート後の後始末は徹底的に行いましょう。
常に気を抜かない
婚外デートの場所選びである程度のリスクは回避できますが、100%安全というわけではありません。どんなデートでも、お忍びである以上はリスクを伴います。
「ここならバレにくいはず!」と気を抜いていると、思わぬところでパートナーや知人にバレてしまうかもしれませんよ。
デート中はもちろん、プランを考えているときやデート後も、細心の注意を払って行動しましょう。しっかりとリスク管理をすれば、バレにくさはグッと上がります。
まとめ
婚外デートはリスクがあるので、会う場所を決めるときは、万が一バレたとしても焦らず対応できる場所を選ぶのがおすすめですよ。
本記事で紹介した低リスクスポットは、すべて「友達と遊びに行った」といいやすい場所です。不倫と決めつけるには弱いので、比較的安心して会えます。
後半でお伝えした「婚外デートがバレにくくなる方法」も意識して、ぜひ楽しいデートプランを計画してみてくださいね。