
マッチングアプリで素敵な出会いをゲットするためには、最初のメッセージがとても重要です。しかし、重要度が高い1通目だからこそ、「何を書けばいいのか分からない」という人も多いでしょう。
そこで本記事では、マッチングアプリの最初のメッセージで意識すべきポイントを解説します。例文もあるので、文章が浮かばないと頭を抱えている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
最初のメッセージは「返事をもらうこと」が目標!

マッチングアプリで最初のメッセージを送る際は、「デートに誘えるか」ではなく「返事をもらえるか」を目標にしましょう。
マッチングは、お互いが相手のことを「いい」と思ったからこそ成立するもの。ある意味相思相愛の状態なので、デートまでの道のりを簡単だと勘違いしている人もいます。
しかし、マッチングアプリにおける「いいね」は興味がある程度です。
既婚者は異性との出会いに慎重なので、マッチングしたからといってすぐにデートの流れになるとは限りません。最初のメッセージで面倒くさい相手だと判断されれば、既読スルーで終わってしまうこともよくあります。
マッチングしたからといって気を抜いてはなりません。やりとりをスタートさせないと、デートの約束もできないので、まずは「返事をもらうこと」に意識を集中させましょう。

最初のメッセージで意識すべきこと5つ

既婚者マッチングアプリの最初のメッセージに必要なのは、センスでも文章力でもなく、ちょっとした気遣いです。これから紹介するポイントを意識するだけで、返信率はグッと上がりますよ。
1.疑問やお願いで結ぶ
メッセージの最後は、「〇〇ですか?」「〇〇について教えてください」といった疑問形やお願い形で締めくくりましょう。話題を振ってあげることで、相手がメッセージを返しやすくなりますよ。
既婚者マッチングアプリのなかには、自分をアピールしたいがために自分本位のメッセージを送る人がいます。
NG例
【例】
はじめまして!〇〇といいます。趣味はカフェ巡りで、休日はよくコーヒーを飲みながら読書をしに行っています。よろしくお願いします!
こうした文章は、読む側は「そうなんですね」としか返しようがありません。一方通行な内容で、返事がなくても問題なさそうに見えてしまいます。
しかし、文章の最後が「おすすめのカフェがあったら教えてください」「休日はどんなことをして過ごすのが好きですか?」といった終わり方であれば、相手は返事をしなければと思うでしょう。
自然に2通目、3通目と続きやすくなるので、文章の最後を疑問形やお願い形にするのはとても効果的です。
2.プロフィールを見たことを伝える
最初のメッセージ構成に、プロフィールを見たことを組み込みましょう。
マッチングアプリにはサクラや業者が存在することがあるので、異性に対して警戒心を持っている人は少なくありません。とくに、既婚者はトラブルが生じた際に家族を巻き込むおそれがあることから、より一層警戒心が強いです。
プロフィールを見ていないような内容のメッセージを送ってしまうと、「テンプレのメッセージかも」と既読スルーされるでしょう。
警戒心を解くためには、「プロフィールを見て気になったからアプローチした」という旨を伝える必要があります。
【例】
僕も35歳で同い年なので、仲良くなりたいなと思って「いいね」しました。・趣味がカフェ巡りなんですね!私もよくカフェに行きます。
プロフィールを見たからこそ送れるメッセージにすることで、一般ユーザーだと認識され返事がもらいやすくなります。
3.なぜ「いいね」をしたかに触れる
最初のメッセージに「いいね」をした理由を書くと、相手からいい印象を持ってもらいやすくなりますよ。
マッチングした後は、多くの人が「自分の何に興味を持ったのだろう」と気になっています。つまり、「自分の何が魅力的なのか」という褒められポイントが知りたいのです。
その欲求を、最初のメッセージで満たしてあげましょう。
【例】
- プロフィール写真の笑顔が素敵だったから
- 趣味が一緒で話が合いそうだと思ったから
- 自己紹介文が丁寧で、直感的に素敵だと感じたから
「好き」といわれたら好きになるのと同じで、「あなたに関心がある」と伝えれば相手も関心を持ってくれます。返信率がグッと上がるので、最初のメッセージに忘れず盛り込んでくださいね。
4.長すぎず短すぎずを意識する
最初のメッセージは、内容だけでなくメッセージのボリュームも大切です。長すぎず短すぎず、適度な長さを意識しましょう。
理想は、3~5行程度のボリュームです。必要な内容を入れつつ、読みやすい量感ですね。
長すぎると読むのも返事をするのも大変ですし、短すぎるとやる気のなさが伝わります。メッセージを考えたら、ボリュームに問題ないかもチェックしましょう。
5.丁寧な言葉を使う
人間関係の最初は敬語が基本です。最初のメッセージも、丁寧な言葉で作成しましょう。
仲良くなりたいからといきなりタメ口で書くと、相手に軽い印象を与えます。人によっては、「馴れ馴れしい」と不快に思うでしょう。
ただし、丁寧すぎて文章がかたすぎるのも相手にマイナスイメージを与えます。丁寧だけどやわらかさも含んだ調子を意識して、メッセージを作ってみてくださいね。

既婚者マッチングアプリで使える最初のメッセージ例

最初のメッセージで意識すべきポイントが分かっても、実際に文章にするのは難しいですよね。
そこで、3つほど例文を紹介します。具体的にどこがポイントかも解説するので、ぜひ参考にしてください。
最初のメッセージ例文パターン1
「はじめまして、〇〇と申します。
プロフィールを拝見して、映画がお好きとのことで「いいね」させていただきました。
実は私も映画が好きで、週末によく映画館に行くんです!それで、共通の話題が多そうだなと思いまして。
最近見た映画でおすすめがあれば、ぜひ教えてください。
よろしくお願いします。」
こちらの例文は、「いいね」した理由と相手のプロフィールに書かれた趣味についてしっかり触れています。
テンプレ的なメッセージではないので、サクラや業者は疑われにくいですよ。
そして、最後はお願い形で終わるようにしています。相手に話題を考えるストレスを与えないので、快く返事をくれるでしょう。
最初のメッセージ例文パターン2
「はじめまして、△△と申します。
プロフィールを読ませていただいて、年齢が近かったことや『お互いの立場を理解し合える関係が理想』と書かれていた部分に共感して「いいね」しました。
既婚という立場は複雑ですが、だからこそ落ち着いて話せる相手がいると心強いですよね。
もしよければ、いろいろお話してみたいです。
よろしくお願いします。」
こちらの例文も、「いいね」をした理由やプロフィールの共感ポイントをしっかり盛り込んでいます。既婚者という立場をきちんと理解していることを伝えているので、相手は安心感を抱くでしょう。
既婚者の気持ちに寄り添っていることや、やわらかい調子も好印象です。
最初のメッセージ例文パターン3
「こんにちは、▢▢と申します。
プロフィールに書かれていた趣味「登山」がとても素敵で、ずっと気になっていた趣味だったので「いいね」しました。
実は、これからチャレンジしてみたいと思っていたところだったんです。
初心者でも登れるおすすめの山があれば、ぜひ教えてください。
よろしくお願いします。」
こちらは、趣味(登山)をテーマにしたメッセージですね。趣味仲間を探すようなラフな調子なので、相手を身構えさせないところがポイントです。
そして、最後には「おすすめの山があれば教えてください」とお願い形で締めくくっています。返信しやすい流れでバトンを渡しているので、スムーズなやりとりが期待できますよ。
最初のメッセージでやってはいけないNGポイント

最初のメッセージでは、返信率を上げるコツだけでなく、やってはいけないNGポイントも知っておく必要があります。いかにいい文章を考えても、悪いところが目立てば既読スルーされてしまいますよ。
ここでは、既婚者マッチングアプリにおける最初のメッセージでやってはいけないNGポイントを3つ紹介します。
1.誰にでも使い回せるメッセージを書く
テンプレートのようなメッセージは、サクラや業者っぽさが出てしまいます。
「怪しい」「業者っぽい」と思ったら既読スルーする人も多いので、使い回しがきくメッセージにならないように気をつけましょう。
既婚者マッチングアプリで複数人とマッチングできたとして、その都度メッセージを考えるのは大変ですよね。挨拶、プロフィールの印象など、逐一考えていたら疲れてしまいます。
テンプレを作り、そのままコピペして終わりにできたらラクだと考えてしまうのも無理はありません。
しかし、最初のメッセージで信頼を勝ち取らないと2通目、3通目とやりとりは続かないでしょう。大切なのは「あなただからメッセージした」と伝えることです。
相手のプロフィールをすべて覚える必要はありません。何か1つだけでいいので、相手の特徴を具体的に拾い、その人にしか送れないメッセージを考えましょう。
2.返信に困るようなことを聞く
人間関係は、最初はライトに交流し、信頼関係を築いていきながら深い話をしていく流れが基本です。いきなりヘビーな話をすると、相手は面倒くさく感じて返事をくれないでしょう。
例えば、以下のような内容はNGです。
NG例
- パートナーと不仲になった原因
- 既婚者マッチングアプリを使うようになった理由
デリケートな質問は、相手に「なんでそんなことを親しくない人に話さないといけないの?」という不快感を植え付けます。
気になるポイントではありますが、デリケートな話は信頼関係が築けるまで控えるべきです。
3.ネガティブな内容を書く
メッセージ内容がネガティブだと、相手は言葉選びに神経を使います。今後のやりとりが面倒くさくなることが目に見えているので、既読スルーされてしまいます。
- 「夫の愚痴を聞いてほしい」
- 「セックスレスの悩みを聞いてほしい」
そういった理由で出会いを求めている場合は、とにかく話を聞いてほしいという気持ちが先行してしまうでしょう。
しかし、既婚者マッチングアプリで出会う人は、カウンセラーではありません。親しくない間柄でネガティブな話をすると、相手は引いてしまいます。
ネガティブな話をするのは、お互いに信頼関係が築けてからにすべきです。まずはポジティブな姿勢で、「気軽にお話できる相手を探しています」くらいの明るいトーンでやりとりを始めるのがおすすめです。

まとめ
既婚者マッチングアプリでの最初のメッセージは気を遣うので、「何を書いたらいいか分からない」と戸惑う人も多いでしょう。しかし、本記事で紹介したポイントや例文を意識すれば、誰でもスラスラと1通目のメッセージが書けますよ。
デートに誘う方法はひとまず置いておいて…まずは返事をもらうことに意識を向けて、最初のメッセージを送ってくださいね。