
夫婦生活を続けていると、旦那にイライラすることはよくあります。些細なことであったとしても、小さなことの積み重ねでイライラが爆発してしまうことも…。
既婚女性のなかには、イライラしすぎて眠れなくなったり、旦那を責めてしまう自分が嫌になったりする人もいるようです。そんな肉体的・精神的ストレスを感じたままでは、いつまでも幸せになれません。
結婚するとき、誰もが「幸せな家庭を築いていこう」と誓っているはず。その約束を果たせるように、本記事で旦那にイライラする原因や対処法をお伝えします。
本記事は、既婚者限定のマッチングアプリである既婚マッチが運営しております。
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旦那と仲良くしたいのにイライラするのはなぜ?

「本当は仲良く過ごしたいのに、気づけば旦那にイライラしてしまう…」
そんな気持ちに悩む女性は少なくありません。誰しもが夫と、喧嘩をしたくてイライラしているわけではありません。
結婚生活の中で、旦那さんへの小さな不満やすれ違いが積み重なると、愛情が消えたわけではないのに苛立ちが先に出てしまうことがあります。
育児や家事、仕事に追われる日々では、自分の感情を整理する余裕もなくなりがち。だからこそ、旦那さんの何気ない言葉や行動に敏感に反応してしまうのです。
旦那にイライラしてしまう自分が嫌になる女性も…。

- 「また怒ってしまった」
- 「優しくしたいのにできない」
そんな自己嫌悪に陥る女性も多いはずです。まずは自分を大切にしてください。
本当はパートナーに理解してほしいのに、つい強く言ってしまったり、不機嫌な態度をとってしまったりすると、自分自身も辛くなります。
イライラは「旦那への不満」だけではなく、「こんな自分は嫌だ」という二重のストレスにもつながるのです。
その悪循環を断ち切るには、まずは「イライラしてしまうのは自然なこと」と受け止めることが大切となります。どんな夫婦でも夫にイライラしてしまうことはあります。
旦那にイライラする原因(共働き家庭・育児中)

特に急増しているのが、核家族家庭での共働き家庭や育児中の夫婦間におけるパートナーへのイライラです。具体的には以下のような原因がよく言われています。
1.お互いに余裕がなく、相手に気を使えない
共働きや育児で生活が回っていく毎日では、夫婦どちらも時間や心の余裕がありません。
お互いが「自分だって大変」と思っていると、相手を思いやる言葉や行動が減ってしまい、「どうして分かってくれないの?」という不満が積み重なります。
余裕がないと小さな出来事にも敏感になり、些細な会話や態度で傷ついたりイライラしたりするのは自然なことです。
夫婦間で余裕を作る工夫がないと、気遣いができず衝突が増えてしまいます。
2.疲労困憊で、自分の許容度が下がっている
心も体も疲れていると、普段なら気にならないことでも許せなくなることがあります。
例えば、「食器を片付けていない、子どもをお風呂に入れるのが遅い」そんな小さなことでも「なんでやってくれないの?」と強く感じてしまうのは、疲労で心の許容量が狭くなっているからです。
睡眠不足や仕事・育児のストレスは、自分自身の感情コントロールを難しくし、結果的に旦那さんにイライラをぶつけてしまいやすくなります。
3.夫婦の一方に負担が多くなってしまっている
家事や育児の分担が偏ると、不公平感が強まりやすくなります。
「どうして私ばかりがやらなきゃいけないの?」という気持ちは、夫婦関係に大きなストレスをもたらします。
旦那は「手伝っているつもり」でも、妻側からすれば「任せきりにされている」と感じることも少なくありません。
負担が一方に偏っている状態が続くと、不満は蓄積し、ちょっとした行動にもイライラが爆発する引き金となります。
旦那にイライラするよくある原因11選

旦那にイライラすると悩んでいる人は、まず「なぜ」の部分を明確にすることが大切です。
旦那へのイライラには、さまざまなパターンがあります。今後の方針を決めていくためにも、一体自分が旦那の何にイライラしているのか、感情を整理してみましょう。
1.何もしない
家の中の仕事をすべて妻に押し付ける夫に対し、イライラするパターンがあります。
本来、家事や育児は夫婦で協力して行うべきもの。どれくらい夫が家事・育児を分担するかは家庭によって様々ですが、一切協力しないのは問題です。とくに、近年は共働きの夫婦も増えているので、夫が家庭のことに協力的でないぶん、妻への負担が大きくなります。
- 家事や育児では一切動かない
- 子育てに関心がなく、完全にワンオペ化している
- 休みの日にずっとごろごろしている
自分が一生懸命家事・育児をしている横でのんびりしている人がいれば、イライラするのも当然ですよね。
無神経な言葉を発する
旦那が発した言葉にムカつき、イライラが収まらないという人もいます。
- ちょっと太った?
- そんなに毎日子どもを叱らなくても…
- 最近、冷凍食品がよく出てくるね
- 〇〇さんの奥さんはしっかりしてるな~
おそらく、夫は無意識に思ったことを言葉にしただけで、悪気はないのでしょう。しかし、悪気がなければ何をいってもいいわけではありません。
言葉は、人の心を傷つける刃になり得るもの。夫が発する無神経な言葉は、ときに妻の心を深く傷つけ、深刻なまでにイライラさせてしまうのです。
マイペースすぎる
夫のマイペースな性格も、妻をイライラさせる原因のひとつです。
家庭を持つと、独身時代のように自分のペースで生活できません。
- 休日だからお昼まで寝ていたいけど、子どもたちのご飯を用意しないといけないから朝起きなければならない
- 夜にゆっくりドラマを見たいけど、明日もお弁当を作らないといけないから、早めに寝ないと…
このように、妻の多くが家族中心の生活スタイルを意識しています。マイペースに生活したくても、複数人で生活している以上は自分を軸にできません。
そんなことはお構いなしに夫がマイペースに振る舞っていれば、妻がイライラするのも当然です。「私は我慢しているのに」と不満を募らせ、いずれ爆発してしまうでしょう。
家計管理に協力しない
家計のことを考えずに生活している夫を見て、イライラが止まらない人もいます。
家計管理は、家族の協力がないとできません。
- 旦那の食べ過ぎで食費が削れない
- 旦那が無駄遣いするから、貯金できない
- テレビをつけっぱなしにして寝ることが多い
どんなに妻が節約を頑張っても、夫が協力しなければ妻の努力は水の泡になってしまいます。努力を無力化される怒りから、イライラが抑えられなくなるのです。
妻を下げる
夫婦で人前に出たときや子どもの前で、妻を下げる言い方をする人がいます。信頼している夫が自分を悪くいうのですから、イライラしますよね。
「妻を下げる発言」とは、例えば以下のようなものです。
- 「うちは食事を外食や惣菜で済ませることが多いですね。妻が料理できないもので」
- 「お母さん怖いね〜子どもにあんな怒り方しなくていいのにね〜」
このように、自分が他人や子どもから嫌われないように、妻を悪役に仕立てるのです。
昔から、“女性は男性を立てるものだ”といわれます。しかし、男性の立場を守るために女性を悪くいうのは「立てること」にはなりません。日常的に侮辱されていれば、夫にイライラするのも無理はないでしょう。
旦那中心の生活を強要する
家族を無視し、自分中心の生活をしようとする夫もイライラの対象です。夫の気分に家族が振り回されるので、妻からすると面倒くさいことこの上ないでしょう。
- 夕食は旦那が帰ってきてから
- 旦那が起きるまでに朝食を用意しなければならない
- 旦那の気分に合わせてお出かけを強要される
妻は決して家政婦ではありません。夫が「自分の家なんだから、自由に過ごしたい」と考えるのと同様に、妻も夫に振り回されたくないと思っているものです。だからこそ、自分中心の生活スタイルを家族に強要する夫は嫌われます。
気が利かない
夫婦関係を良好に保つには、お互いが思いやりを持つことが重要です。しかし、思いやりがなく、妻に対して気を利かせられない夫は、失望の対象となります。
- 家事でバタバタしているのに、「手伝おうか?」の一言もない
- 最後にトイレットペーパーを使ったのは旦那なのに、新しいものに変えようとしない
- 買い物で荷物が多いのに、持ってくれない
男性は、日常的に会社の上司や取引先などに気を遣っているので、周りを見て動くことには慣れているはずです。その気遣いを妻に見せないということは、妻を大切にしていないということ。「私を何だと思っているのだ」と、気を利かせない夫に対し、妻は腹立たしく感じてしまいます。
態度が悪い
夫の態度の悪さは、いわゆる「モラハラ」につながり、妻をイライラさせます。
例えば、以下のようなことはありませんか?
- ちょっとしたことですぐに怒る
- 怒ると途端に口が悪くなる
- 話し方や雰囲気が威圧的
- 後ろの車が追い越そうとしてきたら、わざとスピードを上げて意地悪する
- 子どもに対して厳しすぎる
このように、日常的に旦那の態度が悪いと、一番近くで見ている妻は疲れますよね。
たまに態度が悪くなるくらいであれば、「仕事で何かあったのかな?」と妻側も気を遣ってあげられるでしょう。しかし、もともとモラハラ気質の夫であれば、妻は精神的ダメージを感じ、イライラする機会も増えます。
家族の優先順位が低い
家族以外のものを優先させる旦那にイライラするという意見もあります。
夫にとっての一番は家族であり、妻も「そうであってほしい」と願っているものです。しかし、実際は家族を優先させない夫も多くいます。
- 休みの日は友達と遊びに行っていることが多い
- 子どもの行事に休みを取ったことが一度もない
- 趣味にばかりお金をかけて、旅行や買い物など家族にかけるお金はケチる
もちろん、仕事や人付き合いも大切なので、100%家族を優先させることは困難でしょう。それでも、家族のことが大切であれば、なるべく家族を優先させようと努力する姿を見せるべきです。家族を蔑ろにしている夫に、妻がイライラするのも無理はありません。
注意したことを改善せず繰り返す
何度も同じ注意をさせる旦那にイライラするというケースもありますよ。
- 「脱いだ服は洗濯かごに入れて」といっているのに、いつも部屋に脱ぎ散らかしている
- 「使ったものは片付けて」と何度いっても聞かない
- 「飲み会だからご飯はいらない」「残業だから遅くなる」などの連絡をしてと伝えても、全然改善されない
子どもであれば、注意したことを繰り返すのは仕方がないと思えるでしょう。しかし、大人は別です。妻の話を聞こうとしないのか、夫の頭が悪いのか…どちらにしても、大人であればきちんと注意を聞くべきだとイライラしてしまいます。
感謝をしない
妻が家事や育児をやるのが当たり前だと思っているのか、感謝の一言もないことにイライラする人もいます。
「親しき中にも礼儀あり」
一番近い存在であるパートナーだからこそ、普段から感謝を伝えることは大切です。しかし、妻が家事・育児をするのは当たり前だと考え、感謝しない夫もいます。
妻が家事や育児をするのは、決して当たり前のことではありません。家のことは夫婦で協力してすべきことなので、妻が率先してやってくれていることは非常にありがたいことです。そこに感謝の気持ちを持たない夫に対し、イライラを募らせる妻は多いですよ。
ストレス緩和へ!イライラする夫への対処法5つ

旦那にイライラする気持ちを引きずっていると、結婚生活が苦痛になってしまいます。幸せな生活を実現するためにも、ここから紹介する対処法を実践し、旦那へのイライラを解決していきましょう。
夫婦で話し合う
一度、旦那に直接「イライラしている」と伝えてみましょう。
旦那は、あなたの気持ちを知らないので、何をどう改善すればいいのか分からない状態です。改善がなければ、あなたのイライラも一向に解決しません。
- 趣味にお金を使いすぎなところに腹が立つ
- 家事や育児がワンオペで辛い
- 休みの日くらい私にもラクをさせてほしい
素直に気持ちを伝えることで、旦那は考えを改めてくれるでしょう。イライラの原因も取り除かれ、にこやかな生活を送れるようになります。
気持ちを打ち明けた際は、今後のことを具体的に話し合いましょう。
- 家事を分担する
- 休日は外食して自炊の負担を減らす
- 趣味に使ってもいい金額を決める
夫婦のすれ違いを防ぎやすくなるので、きちんとルールを決めるのはおすすめですよ。
こんな人におすすめ
- 旦那にイライラするけど愛情はある人
- 夫婦関係を良好に改善したいと思っている人
- 曖昧な約束では安心できない人
仕事や趣味に没頭する
旦那にイライラする気持ちを、他の何かに向けるのもひとつの手段です。
常に夫へのイライラに支配されていると、あなたの心が滅入ってしまいます。自分の心を休めてあげるためにも、夫のことを考えなくていい時間を作ってみましょう。
- 副業を始めて休みの日も作業をする
- 趣味で心をリフレッシュさせる
ただし、仕事や趣味で気を紛らわせることは、あくまで一時的な対処でしかありません。夫が変化することは期待できないので、夫婦関係の改善までは難しいでしょう。
こんな人におすすめ
- 夫は何をいっても変わらないと諦めている人
- 自身のメンタルコントロールで乗り越えたいと思っている人
既婚者の友達に相談する
どうしたらいいのか分からないときは、同じ既婚者に相談してみるのもいいですよ。旦那にイライラする日常をどうやってクリアしたらいいのか、解決の糸口が見えてきます。
相談相手は、できるだけ既婚男性を選びましょう。
女友達だと共感が強くなり、愚痴をいって終わりになりかねません。しかし、男性が相談相手であれば、夫の立場を考えながら的確なアドバイスをしてくれるでしょう。
現状打破を目的に誰かに相談する際は、結婚している兄弟や友達の旦那さんなど、相談できる既婚男性を探してみてください。
相談相手が見つからない場合は、既婚者専用のマッチングアプリで相談相手を探すのがおすすめです。「既婚マッチ」であれば、女性は無料でスタンダードプランが使えるので、気軽に相談相手となる既婚男性と出会えますよ。
こんな人におすすめ
- 解決策が思い浮かばないと悩んでいる人
- 誰かに悩みを聞いてもらいたい人
別居する
旦那にイライラする日常に限界を感じている場合は、思い切って別居を提案してみましょう。
旦那は、家事や育児を頑張ってくれるあなたに甘えている可能性があります。一度しっかり距離を置けば、あなたのありがたみを実感できるはずです。
- 「毎日ご飯を作るのって、こんなに大変だったんだ…」
- 「数日掃除をサボるだけで、家ってこんなに汚くなっちゃうんだ…」
- 「スーパーのお惣菜は飽きた…手作りのご飯がないのってこんなに寂しいことだったんだな」
本人が非を認めることで、あなたの不満や提案が通りやすくなるでしょう。本気で現状を変えたいなら、旦那と離れる勇気も必要です。
こんな人におすすめ
- 夫との話し合いでうまく解決できなかった人
- 旦那へのイライラに限界を感じている人
- 夫と話し合いができず現状をなかなか変えられずにいる人
離婚する
どんな対処法も通じないときは、最悪「離婚」という選択肢もあります。
旦那へのイライラを甘く見てはなりません。ストレスがたまりすぎると、健康や生活に支障をきたすこともあります。
- イライラしすぎて寝れない
- 家に夫がいると思うと帰りたくない
- 「イライラする、でも許してあげられない自分が嫌…」と自分を責めて辛くなる
イライラへの我慢にも限度があります。自分の体や心を壊してまで夫婦を続ける必要はありません。話し合いや別居など、あらゆる対処法を実践してもどうしようもない場合は、夫婦関係を解消することも検討しましょう。
こんな人におすすめ
- イライラしすぎて心が限界だと感じている人
- どんな対処法でも改善できなかった人
- 睡眠不足や食欲不振など、ストレスで健康を損なっている人
まとめ
旦那にイライラする原因は、主に「旦那の思いやりのなさ」です。妻が家事や育児を頑張っている横で何もしなかったり、感謝をしなかったりすることが、妻の怒りにつながっています。
夫の態度や行動が改善されない限り、妻のイライラは軽減されないでしょう。趣味に没頭したり誰かに相談したりして心をリフレッシュさせながら、いずれは話し合って根本的な解決を目指してくださいね。