
既婚者と不倫・婚外恋愛している中で、「これって、もしかして別れたいサイン?」と不安がよぎることはありませんか?
実際に別れたいと思った時に、別れ話をするのではなく言葉や態度で示す人もいます。相手からそんな雰囲気を感じた場合、どうしたらいいのかと戸惑いますよね。
そこで本記事では、既婚者が発する「別れたいサイン」にはどんなものがあるかを解説します。サインに対する適切な対処法もお伝えするので、2人の関係を曖昧なものにしないためにも、最後までチェックしてくださいね。
既婚者が別れたいサインを出す理由

男女の関係をきれいに終わらせるためには、きちんと話して別れるべきと考える人は多いでしょう。
しかし、不倫している既婚者の中には、別れ話をせずに別れたいサインを発して自然消滅を狙う人もいます。向き合うことを避ける理由は、一重に「面倒事を避けるため」。具体的には、以下のようなことを懸念しています。
- 別れを受け入れてもらえない
- 泣かれたら困る
- 家族にバラされる
- ストーカーされる
- 職場に押しかけてくる
不倫や婚外恋愛は、既婚者にとってリスクがある行為です。すんなり別れられるとは限らないので、できるだけ面倒事にならないように、自然消滅で2人の関係を終わらせようとします。
既婚者が「別れたい」と思うきっかけ

合意のもとに始まった2人の関係。既婚者の恋愛にリスクがあると分かっていながら愛を優先したはずなのに、なぜ「別れたい」と思ってしまうのでしょうか。
不倫中の既婚者が別れたいと思うきっかけを解説します。
1.罪悪感に耐えられなくなったから
パートナー以外の人との恋愛には、罪悪感がつきまといます。次第にパートナーに対して申し訳ないと思う気持ちが強くなり、別れを選ぶ人も多いようですよ。
不倫を始めてすぐは、久しぶりのときめきに胸が躍り、恋愛に夢中になってしまうものです。罪悪感が芽生えていても、目を逸らしてやり過ごすこともできたでしょう。
しかし、交際期間が長くなっていくにつれ、罪悪感は徐々に膨らんでいきます。気づかないフリもできなくなり、罪悪感でつらくなった結果、不倫相手との別れを決意するのです。
2.恋愛感情がなくなったから
恋愛感情は永続的なものではありません。気持ちが冷めてしまい、関係を続けるのが難しくなってしまうケースもあります。
恋愛感情がなくなることは、夫婦にもあり得ることです。しかし、夫婦は法的に認められている関係なので、離婚するとなるとあらゆる問題が発生します。
- 親権はどちらがとるのか
- 財産はどのように分けるか
- お互いの両親にどのタイミングで報告するか
離婚へのハードルが高いことから、恋愛感情がなくなったとしても夫婦関係を続けている人はたくさんいます。
しかし、不倫関係は無理に継続する必要がありません。恋愛感情がなくなればすぐに別れられるので、感情の変化を理由に別れたいサインを出すこともあります。
3.不倫がバレそうだから
不倫トラブルを回避する方法として、別れを選ぶパターンもありますよ。
もしもパートナーに不倫がバレれば、2人の関係を続けられなくなるだけでなく、多くのトラブルが生じます。
- 離婚を告げられる
- 慰謝料を請求される
- 子どもに会わせてもらえなくなる
- 社会的信用を失う
既婚者にとって、不倫バレはデメリットしかありません。こうしたリスク回避のために、不倫がバレる前に慌てて関係を終わらせようとする人もいます。
4.本気になりそうだから
再婚する気がない限り、不倫相手に本気になるのはNGです。気持ちに歯止めが利かなくなりそうという危機感から、別れを決意する人もいます。
不倫は、家庭で満たされない何かを埋めるためにするものです。あくまで一番は家庭であり、不倫相手がそれ以上になってはなりません。
しかし、交際を続けていく中で不倫相手の優先度が上がってしまうことがあります。優先順位が狂えば家庭崩壊にもつながるので、自分の気持ちを止めるために別れを選ぶようです。
5.相手の気持ちが負担に感じた
はじめは、お互い遊びや息抜き程度の軽い気持ちではじまった関係でも、どちらか一方が本気になってしまうこともあるでしょう。
自分が遊びのつもりであれば、相手が本気になればなるほど、負担に感じてしまうものです。お互いの気持ちに温度差が生じたことがきっかけで、別れを考える既婚者は少なくありません。
- 「パートナーと別れてほしい」
- 「結婚してほしい」
など、将来を見据えた要求は、既婚者にとってプレッシャーでしかありません。面倒なことになる前に、関係を清算しようと考えます。
誠実で責任感の強いタイプの場合、相手の気持ちに応えられないことで罪悪感を感じてしまうことも。悩んだ末、別れを決断することがあります。
6.他に好きな人ができた
気持ちの変化は、誰にでも起こりうることです。
婚外恋愛をする人の中には、常に恋愛感情を求め続けるような恋愛体質を持つ人は多いようです。
恋愛体質の人は、新しい出会いや刺激的な相手が現れると、気持ちが移りやすく、以前の関係に興味を失ってしまいがちです。特に、なかなか手に入らない相手に対して、魅力を感じやすいという傾向があります。
もし、新しい異性の影を感じさせる言動が見受けられる場合は、要注意です。新しい相手を追い求めることに夢中になり、あなたとの関係を終わらせようと考えているのかもしれません。
既婚者男性が出す別れたいサイン4選

既婚者男性の別れたいサインには、以下のようなものがあります。
- 連絡頻度が下がる
- 予定を教えてくれない
- 「忙しい」と言うことが増える
- お金をかけなくなる
これらに気づいてあげられないと、適切な対処ができません。各サインについて、詳しく見ていきましょう。
連絡頻度が下がる
男性の別れたいサインが顕著に表れるのが、連絡の頻度です。自然消滅させるために、あえて連絡頻度を下げる場合があります。
女性からすると、「きちんと向き合わないなんて男らしくない!」と思うところでしょう。しかし、男性にとって女性との別れは面倒であり、大変なことなのです。
- 会うと別れにくくなってしまう
- どう話したらいいのか分からない
- 会って泣かれると困る
- 傷つけたくない
女性の中には、別れ話の時に泣いてしまったり、「好きだから別れたくない」とすがってしまったりする人がいます。そんな姿を見せられたら別れにくいですよね。
- 「面倒事を避けたい」
- 「スムーズに別れたい」
こうした男性心理が働いた結果が自然消滅であり、2人の距離を徐々に開けていけるように連絡頻度が下がります。
予定を教えてくれない
婚外恋愛するカップルは、お互いのプライベートには深く立ち入らないことが暗黙のルールというケースは多いでしょう。
以前からプライベートな予定を共有することがなかったとしても、急に自分の予定を教えてくれなくなった場合は、別れたいサインの可能性があります。
あなたに警戒心を抱いているか、あなたへの気持ちがなくなってしまったのかもしれません。
たとえば、あなたが「今度〇〇に行きたい」と言った時に、「その日は〇〇との約束があるから難しいな。〇日はどう?」などと、具体的な理由や代替案を提示してくれます。
しかし、「忙しいから」「予定がはっきりしないから分からない」など、曖昧な返事しかしない場合は、あなたへの気持ちが冷めてしまっていることが考えられます。
あなたの要望より自分の都合を優先している時点で、残念ながらあなたへの気持ちは冷めていると言えるでしょう。
「忙しい」と言うことが増える
既婚者男性が、事あるごとに「忙しい」と言う場合は、別れたいサインの可能性があります。
既婚者男性にとって、「忙しい」という言葉は免罪符のようなものです。非常に使い勝手が良く、女性が文句を言えないようにしたり、本心を隠しやすかったりします。
それ以上の追及もできないので、面倒事を避けたい男性であれば口癖のように使ってしまうかもしれませんね。
- 「忙しくて…」とデートをキャンセルされた
- 忙しさを理由に連絡をくれることが減った
- デート中も「忙しいから」と短時間で切り上げようとする
本当に仕事が忙しい場合もあります。しかし、「忙しい」と急に言い始めたり、忙しい期間が明確でない場合は、別れたいサインの可能性を視野に入れておきましょう。
お金をかけなくなる
既婚者男性がデート代やプレゼント代にお金をかけなくなるのも、不倫相手への気持ちが冷めているサインです。
「女性は経済力がある男性に惹かれる」
その傾向を理解している男性は、好きな女性にかっこいいところを見せるためにお金を使います。確かに、デートで女性に財布を出させなかったり、サッと会計を済ませたりする姿は、スマートでかっこいいですよね。
しかし、気持ちが冷めると今までのようにお金を使わなくなります。かっこつける必要がなくなるので、お金をかけることに「意味がない」「もったいない」と感じてしまうのでしょう。
お金の使い方が悪い方向に変わったと感じた場合は、すでに別れたいサインが出ているのかもしれません。
既婚者女性が出す別れたいサイン4選

既婚女性の場合は、別れたい気持ちが態度に出る傾向があります。
- 態度が素っ気なくなる
- デートを避けようとする
- スキンシップを拒む
- ドタキャンの回数が多くなる
こうした様子が見られたら要注意です。各サインへの理解を深め、女心を弁えておきましょう。
態度が素っ気なくなる
女性は、男性に「私の気持ちを察してほしい」と思う傾向が強いため、気持ちが態度に現れます。別れたい気持ちも態度で分かることが多いですよ。
- 今まではLINEのやりとりで絵文字を使っていたのに、急に文字だけになった
- 笑う回数が減った
- 会話が続かなくなった
- 一緒にいても楽しそうじゃない
- 「どっちでもいい」「なんでもいい」と返しが雑になった
以前と明らかに違う態度は、女性からの「別れたい気持ちを察してよ」というメッセージと捉えられます。
デートを避けようとする
幾度となくデートを断るのも、別れたいサインのひとつですよ。
別れたい男性とのデートは、女性にとって苦痛です。しかし、「デートに行きたくない」「会いたくない」と直接的な言い方ができないので、何かと理由をつけてデートを断ります。
- 家族が体調不良で…
- 友達との約束があった
- 急な仕事が入って
致し方ない場合もありますが、上記のようなことが立て続けに起こるのは少々不自然です。「別れたいからデートにはもう行けない」という意味に捉えるのが自然でしょう。
スキンシップを拒む
別れたい気持ちが強くなると、女性はガードが固くなるので、スキンシップを嫌がります。
男性の中には、気持ちがなくてもセックスできるという人もいますよね。しかし女性は対照的で、気持ちを重要視する傾向があります。好意がない男性からのスキンシップは受け入れられないので、気持ちが冷めると物理的に距離を取ろうとするでしょう。
性行為だけでなく、ハグや手をつなぐといった軽いスキンシップも拒否される場合は赤信号です。
ドタキャンの回数が多くなる
なかなか会えない婚外恋愛の関係において、デートは2人で過ごせて愛を育める貴重な時間です。にもかかわらず、ドタキャンの回数が多くなるのは、相手が以前よりもデートを重要視していない証拠です。つまり「あなたに会えなくても平気」ということになります。
しかし、本当に急用ができてドタキャンせざるを得ない場合もあります。ドタキャンされた場合は、相手がどのような対応をするのかに注目しましょう。
- 謝罪の言葉があるか
- 代替案を提案してくれるか
- 具体的な理由を説明してくれるか
上記の3つの点から、相手の誠意や気持ちを測ることができます。もしドタキャンが続くようであれば、2人の関係を見直す時期かもしれません。
別れたいサインが見られた時の対処法
好きな人から別れたいサインを出されるのはショックですよね。
しかし、見て見ぬふりをしてはいけません。曖昧なまま放置してしまうと、そのまま相手が離れてしまうかもしれませんよ。
別れたいサインに気づいたら、早急に対処することが大切です。具体的な対処法について、詳しく解説します。
2人で話し合う
結局のところ、本当に別れたいサインなのかどうかは本人にしか分かりません。事実確認の意味も含めて、2人でしっかりと話し合ってみましょう。
相手の話を聞いてみると、「別れたいサインではなかった」というケースもありますよ。
- 連絡が減ったから別れたいのかと思ったけれど、仕事が忙しくて連絡する暇がなかったらしい
- 態度が素っ気なかったけど、単純に機嫌が悪かっただけみたい
勘違いの可能性があることに悩んでいても仕方がありません。別れるか否かはさておき、ひとまずお互いの気持ちを確認しましょう。
本当に別れたいサインだったとしても、きれいに関係を終わらせるためには話し合いが必要です。大切な存在だからこそ向き合うのは怖いかもしれませんが、今後の2人のためにも勇気を出してくださいね。
冷静に対応する
一時的な気持ちで発せられた別れたいサインの場合は、挽回の余地があります。冷静に対処することで、関係の修復を目指せますよ。
例えば、態度が素っ気なくなっている彼女に「疲れているのかな?ゆっくり休んでね」と優しい言葉をかけてみてはどうでしょう。寄り添ってくれるあなたの優しさにキュンとし、別れを見直すかもしれません。
慌てて行動しても、相手の目には「疲れた」「面倒くさい」とネガティブにしか映りません。別れの予感に焦ってしまうかもしれませんが、そんな時こそ相手に寄り添うことを最優先にし、冷静に対応していきましょう。
距離を置く
それぞれの気持ちを整理するために、一度距離を置いてみるのもおすすめです。
相手が別れたいサインを出していたとしても、その時の精神状態が不安定で、本心ではない可能性もあります。一時的な感情だったり、「別れたくない」と言ってもらうための態度だったりすることも考えられます。こうした状態で本当に別れてしまうと、お互いに後悔が残るでしょう。
2人の関係をどうするのか、正しく判断するためには冷却期間が必要です。期間を決め、一切連絡を取らない時間を作ってみましょう。距離を置くことで自分の気持ちに向き合うことができ、別れるかどうかを正しく判断できるはずです。
別れたいサインに確信が持てたら新しい恋を探そう
相手から別れたいサインが出ていたとしても、自分がまだ好きであれば別れたくないですよね。
しかし、別れたくないと無理にすがると、2人の関係がこじれてしまいます。心の底から嫌われてしまったり、家族バレのリスクが上がったりし、良いことは何もありません。相手の別れたい気持ちが本心だと分かったら、快く離れてあげることも大切ですよ。
「気持ちをずるずると引きずってしまう…」
「好きだから簡単には忘れられない」
そんな人は、新しい恋を始めるのがおすすめです。近年は既婚者向けのマッチングアプリが普及しているので、既婚者でも気軽に出会いを探せますよ。
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まとめ
不倫関係を終わらせたいと思った既婚者は、相手に分かるように「別れたいサイン」を発します。「もしかして、これがサインかも」と感じるものがあれば、早急に対処しましょう。
まだ好きで別れたくなかったとしても、不倫の場合は好き嫌い以外の理由で別れなければならないこともあります。円満な解決を目指して、2人でしっかりと向き合ってみてくださいね。