割り切り恋愛とは?既婚者同士の割り切った関係のメリット・デメリットを解説

既婚者同士の割り切った関係とは?割り切り恋愛のメリット・デメリットを解説
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肉体関係だけを求める「割り切った関係」。既婚者の中にも、「刺激がほしい」「セフレがほしい」と興味を持っている人もいることでしょう。

また、既婚者同士であれば、お互いの状況を理解した上でお付き合いすることができるため、セカンドパートナーとして良い関係を構築しやすいとも言われています。

この記事では、割り切った関係の概要やメリット・デメリットなどを網羅的に解説しています。割り切り恋愛に足を踏み入れる前に、しっかりと理解を深めておきましょう!

割り切った関係(割り切り恋愛)とは?

割り切った関係とは?

割り切った関係とは、一般的に身体だけでつながった関係のことです。恋愛感情や責任を伴わないのが特徴で、面倒事がないという意味から「割り切り」と表現します。

「セフレ」や「大人の関係」と言うこともありますが、決してイコールではありません。中には、セフレや大人の関係よりもドライな印象を持つ人もいるので、相手を探す際は認識のズレに注意が必要です。

援助交際やパパ活を意味する場合も

出会い系サイトやマッチングアプリといった出会いの場では、金銭が絡む関係も「割り切った関係」といいます。

隠語が使われるケースがほとんどで、よく以下のような言葉が使われていますよ。

  • 割り切り
  • 割(ワリ)
  • 割切

セックスするだけの関係だと思っていたのに、相手からお金を要求された…なんてことも珍しくありません。もしも「ワリでお願いします」「割切募集」といった言葉を見かけた場合は、用心してくださいね。

既婚者同士で割り切った恋愛を望む心理とは?

既婚者同士で割り切った恋愛を望む心理とは?

割り切った関係を求める人の多くに、「刺激がほしい」「性欲を満たしたい」という心理があります。確かに恋人がいない独身者であれば、割り切った関係になれる人を探すか、あるいは風俗に行くかの対処が必要でしょう。

しかし、既婚者にはパートナーがいます。性欲を満たしたいのであれば、心も身体も許せるパートナーと肌を重ねれば良いだけのこと。なぜ、あえて別の異性と割り切った関係になりたいと思ってしまうのでしょうか。

そこには、既婚者ならではの理由があります。

既婚者同士の割り切った関係を望む理由について

  • パートナーを異性として見られなくなったから
  • 刺激がほしいから
  • パートナーとではできないプレイを楽しみたいから
  • セックスレスだから
  • 「自分はモテる」という優越感を得たいから
  • パートナーの大切さを実感したいから

まずよく耳にする理由が、パートナーに対する不満です。

例えば、パートナーを異性として見られなくなったり、セックスにマンネリ化したり、自分好みのプレイができなかったりなど。こうした不満がパートナーとのセックスレスにつながり、最終的に他の異性と割り切った関係になろうとしてしまいます。

一方で、パートナーに不満がないケースもあります。セカンドパートナーとして、家庭以外の環境が欲しい人など割り切った関係を求める心理は千差万別です。

パートナーに対する不満の有無がすべてではないため、夫婦関係が良好でも割り切った恋愛を求めている人もいます。

既婚者同士で割り切り恋愛をするメリット

既婚者同士で割り切り恋愛をするメリット

既婚者同士で割り切り恋愛をするメリットは、主に4つあります。それぞれの内容について確認していきましょう。

1.既婚者同士だからこそ相手の状況を理解できる

既婚者同士の場合、お互いに守るべき家族の存在います。そのため、既婚者同士であれば、相手の家族に対して悪影響を及ぼさないように割り切った関係の恋愛がしやすいとされます。

また既婚者同士の場合、家庭内の不満や悩み事を相談できる良い理解者となってくれることもメリットの一つです。

このように既婚者同士の割り切り恋愛をすることで夫婦関係が良好に保つことができる人も少なくありません。

2.非日常感を楽しめる

割り切り恋愛の醍醐味は「非日常感」です。まるで新しい趣味を見つけたときのように、毎日が楽しくなりますよ。

割り切った関係で得られる非日常感は2つです。

異性とのコミュニケーションに対する非日常感

1つは、パートナー以外の異性とのコミュニケーションに対する非日常感です。

パートナーといる時間が長くなると、安心感が増し恋愛感情が薄れていきます。スキンシップもマンネリ化し、なんとなく物足りなさを感じることもあるでしょう。しかし、割り切り恋愛で他の異性と親しくすると、再びドキドキ感が味わえます。刺激を求めている人には嬉しいメリットですね。

プレイに対する非日常感

2つ目は、プレイに対する非日常感です。

パートナーとのスキンシップはマンネリ化しやすいもの。いつも同じ流れでやる行為に、「作業みたいでなんだかなぁ…」と思っている人もいるでしょう。

そんなモヤモヤっとした気分も、相手が変われば晴れていきます。パートナーとは違うプレイスタイルでセックスができるので、新鮮さがあり気分も上がりますよ。

このように、非日常感を得ることで気持ちが上向きになります。マンネリ化した夫婦生活をどうにかしたいと思っている人には、リスクがあっても魅力的に映るでしょう。

3.面倒事がない

割り切った関係は、恋愛感情なしだからこそ成り立つもの。痴情のもつれに発展することがほとんどないので、気楽に性的関係を楽しめますよ。

恋愛感情が芽生えると、同時に独占欲や嫉妬といった負の感情も出てきます。良好な関係であれば恋人気分が味わえて楽しいですが、ちょっとしたきっかけで崩れればトラブルとなる可能性も…。

しかし、割り切っていれば恋愛に関する負の感情も芽生えないので、トラブルへのリスクをグッと下げられます。このドライさこそ、恋愛感情ありの婚外恋愛や不倫ではなく、割り切り恋愛を選ぶメリットです。

4.性欲を満たせる

異性と肉体関係が持てるので、性欲を満たせるのが大きなメリットです。

夫婦といっても、全員が適切にスキンシップをとれているとは限りません。パートナーが相手にしてくれなかったり、異性として見られなくなったりなどでセックスレスになっている人もいます。

パートナーとのスキンシップで性欲を満たせるのが一番良いですが、それが叶わないのはつらいですよね。

しかし、割り切った関係の相手がいれば、性欲を満たせます。気が乗らないパートナーに無理をさせることもなく、自分が我慢を強いられることもありません。お互いにストレスのない生活ができるので、バレなければ夫婦円満につながります。

既婚者が割り切り恋愛をするデメリット

既婚者が割り切り恋愛をするデメリット

男女の割り切った関係は、独身者に限定されたものではありません。既婚者同士でも相手さえいれば割り切り恋愛は可能です。

しかし、当然リスクも伴います。割り切った関係を持ちたいと思っている人は、相手を探しに行く前にここでしっかりとデメリットを理解しておきましょう。

1.割り切れない関係となる恐れがある

割り切った関係と双方で納得していたにもかかわらず、身体を重ねたことで恋愛感情が芽生えてしまうことがあります。結果的に割り切れない関係となり、後々面倒くさいことに…。

具体的には、片方が本気になって結婚を迫ってきたり、嫉妬・束縛されたりなどがあります。もしかすると、「私の気持ちに応えてくれないなら家族にバラす」と脅してくる人もいるかもしれませんね。

割り切った関係のつもりでも、肌を重ねるとともに心まで近づいてしまうことも十分にあり得ます。家庭にも悪影響を及ぼす恐れがあるので、相手とは「この関係は1回きり」「恋愛感情を持ったら別れる」などルールを決めておきましょう。

2.性病・妊娠の危険性がある

肉体関係を持つので、必然的に性病や妊娠のリスクも上がります。

「避妊すれば大丈夫」という声も聞こえてきそうですが、避妊していても100%防げるとは限りません。思わぬアクシデントで最悪の結果を招くこともあります。

特に、性病に関しては知らない間に移されていることが多く厄介です。正直なところ、風俗よりも危険かもしれません。

風俗嬢は多くの人と性的接触があるため、お店側が性病検査を義務づけていたり、性病対策として衛生的な環境・状態でサービスを行ったりします。「風俗=危険」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、実際はしっかりと対策されているお店が多いとされます。

しかし、個人の出会いはすべて自己責任です。割り切った関係を持つためにわざわざ性病検査を受ける人は少ないので、実は相手が性病を持っていて移されてしまうケースもあります。そして、自分が性病にかかってしまったことでパートナーに割り切り恋愛がバレることも。

性病・妊娠が分かってからでは遅いので、肉体関係を持つ前に冷静な対処が必要です。

3.夫婦関係が壊れることもある

パートナーに割り切った関係がバレてしまえば、夫婦関係は一気に悪化します。離婚や慰謝料請求といった泥沼化も免れないでしょう。

気持ちの有無にかかわらず、肉体関係を持った以上は不倫です。「君に不満があるわけじゃない!」「愛しているのは君だけだ!」と必死に言い訳をしても、聞く耳を持ってもらえないでしょう。

割り切った関係を持つことで、あなたの帰る場所を失うリスクが高まります。どうしても割り切り恋愛への興味が捨てられない場合は、離婚の可能性も視野にいれておきましょう。

既婚者同士との出会い場について

既婚者同士との出会い場について

既婚者の割り切り恋愛は、リスクが高いぶん探し方にも慎重さが必要です。安易な行動をとると、相手を見つける前にパートナーにバレてしまうかもしれませんよ。

慎重に割り切った関係になれる異性を見つけたい人は、これから紹介する方法を検討してみてください。

1.既婚者マッチングアプリ

既婚者マッチングアプリのメリットは、身バレ対策がしっかりしていることです。

既婚者向けのアプリなので、パートナーや知人にバレたくないというニーズに応えてあらゆる便利機能を搭載しています。例えば、プロフィール写真にぼかし加工ができたり、アプリをインストールせずに使えたりなど。絶対にバレないとは断言できませんが、リスクは下げられます。

また、既婚者マッチングアプリには既婚者しかいません。家庭を優先させたい、恋愛感情なしで付き合いたいといった希望が一致しやすいので、割り切った関係を築きやすいところも魅力のひとつです。

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2.合コン・ナンパ

合コンやナンパは直接相手と話せるため、相性の良し悪しを短時間で見極められます。サクッと出会いを見つけたい人にはぴったりの方法ですね。

ただし、異性と一緒にいる姿を知人に目撃されないようにしなければなりません。

  • 「奥さん、〇〇ってお店で合コンしているのを見たよ」
  • 「旦那さんが駅前でナンパしていたよ」

上記のようにパートナーに伝われば、次にあなたを迎えるパートナーとは険悪の関係にやりやすくリスクが高いとされます。

3.知人からの紹介

「知らない人が相手だと怖い」と不安を抱いている人には、知人からの紹介がおすすめです。信頼している知人とつながっている人であれば、いくぶん安心感がありますよね。

また、マッチングアプリや合コンのようにお金もかからないので、自由にお金を使えない既婚者でも挑戦しやすいメリットがあります。

注意点として、紹介を求めるときは割り切った関係を目的としていることを知人に知らせないようにしてください。割り切り恋愛をポジティブに捉える人は少数派なので、知人に相談すると軽蔑される恐れがあります。

紹介を求める際は「趣味が合う友達がほしい」のように他の目的を伝え、相手とコミュニケーションをとっていく中で割り切った関係に発展させられるように工夫しましょう。

4.職場関係の人と関係を持つ

仕事をしている人であれば、非常に手っ取り早いのが職場の人と割り切った関係になることです。

基本的に、パートナーが職場に来ることはないので、異性と親しそうにしている姿を見られる心配がありません。2人きりにもなりやすく、スリルのある割り切り恋愛を楽しめるでしょう。

ただし、あまりに露骨な行動・態度をとると周囲に疑念を持たれてしまいます。「あの2人、不倫しているのでは?」と噂が広まれば、社会的信用を失う恐れも。パートナーの目が届かない職場は気が緩みやすいぶん、周囲に感づかれないよう注意が必要です。

まとめ

割り切った関係には、恋愛感情が芽生えてトラブルになったり性病にかかる危険性があったりといったデメリットがあります。

しかし、既婚者同士の恋愛は、相手の立場を理解した上で恋愛することができるメリットもあります。しっかりと注意点を理解しておけば、今後の結婚生活にも良い影響を与えることでしょう。

もしも割り切った関係を望むのであれば、リスク対策をしっかりと行ってから慎重に行動してくださいね。

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