
既婚者同士の男女が2人きりで会うと、何かと誤解が生まれやすいのは事実です。
そのため、遊ぶのはまずいのかと気になっている人もいることでしょう。「いいのかな?ダメかな?」とそわそわしながら遊んでも、心から楽しめませんよね。
そこで本記事では、既婚者同士が遊ぶことについて、リスクや注意点を紹介します。既婚者同士でも安心して交友関係を広げられるように、最後までしっかりチェックしてくださいね。
既婚者同士で遊ぶのはOK!

既婚者同士で遊ぶことは、何の問題もありません。
結婚した後でも、パートナー以外の人に悩みを相談したり、遊んでリフレッシュしたりしたい時があります。既婚者だからといって、常にパートナーにべったりでいる必要はありません。
お互いに友達と割り切っているのであれば、周囲から不倫を疑われてもはっきり否定すればいいだけ。事実、不倫関係にないなら何の問題もありません。
しかし、実際は既婚者同士で遊ぶことに賛否両論があります。
「友達なら問題ない」という人もいれば、「既婚者の男女が2人きりで会うのはありえない」という声も少なくないのです。なぜ否定派も多いのか、それは浮気のリスクをはらんでいるからでしょう。
ここに、既婚者の浮気率を調査したアンケートデータがあります。「過去に浮気したことがある」と答えた人の割合を年代別に見てみましょう。
既婚者の浮気率について
年代 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20代 | 40.4% | 37.2% |
30代 | 52.5% | 41.2% |
40代 | 73.0% | 34.2% |
50代 | 53.8% | 31.9% |
60代 | 76.8% | 36.6% |
平均 | 59.3% | 36.2% |
性別、年代によって差はあるものの、男性は約60%、女性は約36%が浮気経験があると答えています。
データで分かる通り、既婚者が浮気をする可能性は決して低くありません。そのため、相手が友達でも異性というだけで浮気の心配が生じ、「既婚者同士が遊ぶのはNG」という意見も出てきます。
基本的に、既婚者同士で遊ぶのはOKですが、場合によっては何らかのトラブルに発展する恐れがあります。面倒事を起こさないためにも、リスクと注意点を理解しておくことはとても重要ですよ。
既婚者同士で遊ぶリスクとは?

「ただ友達と遊ぶだけなのに、なぜリスクがあるの?」残念ながら、何の問題もないと思っているのは当事者の2人だけです。
男女のペアを見れば、「夫婦」「恋人同士」と勘違いする人もたくさんいます。事実と外から見た印象は異なることがあり、良からぬ誤解を招いてしまうのです。
トラブルに発展するケースもあるので、既婚者同士で遊ぶリスクを理解しておくことは大切です。具体的にどんなリスクが考えられるのか、詳しく紹介していきます。
1.不倫を疑われる
ただ異性の友達と遊んでいるだけでも、人によっては不倫デートに見えてしまいます。特に、2人きりで会う友達ということは、それなりに親密度も高いはず。仲良しな姿を見て、多くの人が勘違いするでしょう。
実際は不倫ではないので、勘違いされても堂々としていればOK。「言いたい奴には言わせておけ」の精神で、周りを気にせず好きなことをするのも可能です。
ただし、自由すぎる振る舞いのせいで、家族が迷惑をこうむる恐れがあることも理解しておかなければなりません。
- 「〇〇さんの旦那さん、浮気しているみたいよ!この前女性と2人でいるのを見たもの」と噂される
- 「親が浮気とかキモッ!」と子どもがいじめられる
「自分がよくても、家族がどうか」を考えなければならないのが既婚者です。
果たして、家族に矛先が向いても堂々としていられるでしょうか。そこまでしっかり考えてから、遊ぶかどうかを決めた方がよさそうです。
信頼を失う
既婚者同士が遊ぶことに対して、否定的な意見を持つ人も一定数います。そんな人に2人で会っているところを目撃されると、信頼を失うでしょう。
- 話しかけても無視される
- 会社で悪い噂を流された
- 定期的にご飯に行く仲だったのに、誘ってもらえなくなった
信頼を失った結果、上記のように距離を取られたり悪い噂につながったりする可能性があります。
残念ながら、既婚者にもかかわらず男女の友情を大切にしている人に対して、強い嫌悪感を抱く人も少なくありません。たとえ不倫でなくても、「他の人にも手を出そうとしている」「パートナーを大切にしていない」と見えてしまう場合があるのです。
夫婦間であった体験談
筆者の友人にも、既婚者同士の友達関係に嫌悪感を抱いている人がいます。SNSで極端に仲が良い既婚者の男女を見て、「不倫じゃないのは分かっているけど気持ち悪い」とこぼしていました。
既婚者である以上は、異性との距離の取り方に注意しなければなりません。あまりに近すぎると、不快感を覚える人もいるのは確かです。場合によっては、信頼関係が崩れて離れてしまう人もいると覚えておきましょう。
既婚者同士で遊ぶ時に注意すべきポイントとは

既婚者になると、パートナーや周囲に配慮した振る舞いが求められます。
独身時代のように何でも自由というわけにはいかないので、既婚者同士で遊ぶならここから紹介する注意点を意識しましょう。
必ずパートナーに許可を得てから遊ぶ
既婚者同士で遊ぶ話が出たら、まずはパートナーに許可を得ましょう。
- 「友達と遊ぶだけだから、問題ないでしょう」
- 「わざわざ報告するなんて面倒くさい」
- 「なんだか束縛されているみたいで嫌」
そんなネガティブな印象があるかもしれませんが、やましいことがないからこそパートナーに報告しておくことが大切です。この工程を挟んでいるかどうかで、パートナーの印象も大きく変わりますよ。
万が一、周囲から誤解が生じて噂話がパートナーの耳に入っても、「友達と遊びに行っただけですよ」と味方してくれるはずです。
体験談
筆者も、仕事を通じて知り合った既婚者の男性と2人きりで会うことがあります。
一緒にご飯を食べながら世間話をしたり、カフェでお互いにパソコンを開いて作業をしたり。こうしたオフ会にも、夫は快く送り出してくれます。それは、夫が不安を抱かないように「誰と、どこで、何時間くらい会う」と明確に伝え、出先でも小まめに連絡するようにしているからでしょう。
既婚者同士で遊びたいなら、パートナーに「楽しんできてね」と言ってもらえるような工夫が必要ですよ。
一定の距離を保つ
既婚者同士で会っている時は、必要以上に近づかないように気をつけてください。
親しい人とは、無意識に距離が近くなってしまいがちです。肩を寄せ合って1台のスマホを2人で見たり、ボディタッチが増えたり。あまりに距離が近いと、周囲から勘違いされてしまいますよ。
勘違いするのは、周囲だけではありません。もしかすると、相手もよからぬ勘違いをするかもしれません。
「完全に友達の距離じゃないよね。もしかして…」
そんな勘違いから恋が芽生えてしまう可能性もあります。既婚者同士の交友関係は、恋愛感情がないからこそ成り立つもの。相手を異性として見るようになってしまえば、友情は崩れてしまいます。
お互いに警戒心なしで接せられるのは、とても素敵です。しかし、周囲あるいは相手に勘違いされるリスクもはらんでいるので、適度に距離を保つことは大切ですよ。
誤解されない場所・時間帯に遊ぶ
誤解されることを防ぎたいのであれば、誤解を招きにくい工夫をすることも重要です。具体的には、既婚者同士で会う場所と時間帯に注意しましょう。
いつ、どこで会っていたか。
その情報だけで2人の関係性が勝手に解釈されてしまうことがあります。
具体例
例えば、夜に既婚者同士がバーに行って2人きりでお酒を飲んでいたとします。楽しそうな表情、なんとなく近い距離感…そんな2人の姿を見て、そのままホテルに行ってしまうのではと考えてしまう人もいるでしょう。
しかし、昼間ならどうでしょうか?既婚者同士がカフェで談笑している姿なら、夜に比べて浮気色が薄れますよね。「友達かな」「会社の同僚っぽい」と捉える人もいるでしょう。
このように、場所や時間帯が人に与える印象は異なります。誤解を招きたくないなら、昼間に2人きりの場所を避けて遊ぶのがおすすめですよ。
2人きりを避ける
どうしても既婚者の友達と遊びたいのであれば、2人きりではなく複数人で遊ぶのもひとつの手段です。
既婚者が2人きりで会うことには、どうしてもリスクがつきまといます。リスクがある状態では、楽しく遊べませんよね。
- 「既婚者だからって気にするのが嫌」
- 「友達だから、異性であることを気にせずに遊びたい」
このような気持ちがあれば、グループで遊ぶことを検討してみてください。誤解を招きにくくなりますし、パートナーの気持ちもきっとラクになるでしょう。
パートナーのケアをする
「あー楽しかった!」で終わるのではなく、帰ってきたら必ずパートナーのケアをしてくださいね。
パートナーが既婚者同士で遊ぶことをOKしてくれたとしても、内心はもやもやしている場合があります。
- 「束縛したくなくてOK出したけど、本当は嫌だった」
- 「休みの日くらい好きなことをさせてあげたいけど、育児も手伝ってほしい」
- 「自分のせいで友達をなくしてほしくないけど、寂しい」
こうしたネガティブな感情を持っていながら、言葉や態度に表せない人もいます。そんな複雑な気持ちに寄り添ってあげるのも、パートナーであるあなたの務めです。
筆者も、異性と会うことを許してもらった日は、いつも以上に夫との時間を大切にするよう心がけています。
- たくさん「ありがとう」という
- 夫の話を聞いてあげる
- 「新しいカフェに行ってきたんだけど、すごく美味しかったからあなたとも行きたいなって思ったよ」と夫のことを忘れていないと伝える
- 一緒にお酒を飲んだり、マッサージをしたり、コミュニケーションをたくさんとる
夫は、「不倫の心配はしていない」といっていましたが、寂しい気持ちはあるようです。寂しいと思いながらも快く送り出してくれる夫に感謝を込めて、筆者はたくさんの愛情を向けるようにしています。
異性の友達を大切にすることも素敵ですが、既婚者にとって一番の異性はパートナーです。友達のことで夫婦関係に亀裂が入らないように、帰ってからのケアも怠らないようにしてくださいね。
既婚者同士の友達を作るならマッチングアプリがおすすめ
既婚者同士で遊ぶことに問題はないと分かって、「友達がほしい!」と思った人もいるでしょう。
そんな人には、既婚者専用のマッチングアプリがおすすめです。話し相手、趣味仲間など、友達を探している既婚者と出会えますよ。
「マッチングアプリ」というと、不倫相手を探すアプリと誤解されがちです。しかし、実際は恋愛以外の関係を求めている人も多く、素敵な出会いを見つけている人もたくさんいます。
- 既婚者の友達って、どうやって探したらいいのか分からない
- 自分から積極的に声をかけていくのは苦手
- 身近に既婚者の知り合いがいない
こうした悩みを持っていても、既婚者マッチングアプリであれば友達を探しやすいでしょう。
おすすめは「既婚マッチ」です。新サービスで注目度が高いので、きっと友達の輪も広がりますよ。既婚者マッチングアプリ-既婚マッチ(kikon-match)|出会いを応援
まとめ
既婚者同士で遊ぶこと自体は問題ありません。しかし、周囲に誤解されやすかったり、パートナーにもやもやした気持ちを抱かせたりといったリスクがあります。
だからといって、友達関係を切る必要もありません。既婚者同士が遊ぶことのリスクをきちんと理解し、パートナーの気持ちにも配慮しながら、友達関係も大切にしていきましょう。