既婚者なのに毎日ラインする関係って…?やりとりを続ける心理と今後の対応策

既婚者同士が毎日ラインする関係…あなたなら、どう判断しますか?
仲が良い友達、不倫関係、特に意味はないなど、様々な意見が出ることでしょう。つまり、毎日ラインする関係はとても曖昧で、人によって解釈が異なるのです。
だからこそ、相手がどう思っているのか気になりますよね。そこで本記事では、既婚者が毎日ラインする心理や、その関係がどのような将来につながるのかを解説します。

毎日ラインする既婚者の7つの心理

既婚者の中には、毎日忙しくてラインする暇もないという人も多いです。筆者も比較的マメな性格で、独身時代はしょっちゅうラインを触っていましたが、結婚してからはめっきり触る頻度が減りました。
そんな既婚者がなぜ毎日ラインするのか、心理を見ていきましょう。

1.恋人っぽい雰囲気を楽しみたい
カップルっぽい甘々なやりとりを疑似体験したいという心理から、毎日ラインする既婚者がいます。
夫婦関係が長く続くと、恋愛特有のときめきや高揚感が薄れてくるものです。恋人から家族になったパートナーを相手に、恋人同士のようなやりとりを求めるのは難しいでしょう。
そこで、パートナー以外の異性を相手に恋人ごっこをするのです。

- 「好きだよ」
- 「ずっと〇〇ちゃんのことばかり考えてた」
- 「会いたいな」
こういった甘い会話は、男女関係ないとできません。特別感とときめきを楽しめるので、特に恋愛体質の人は沼にハマってやめられないでしょう。
ドキドキするやりとりは、日常に潤いを与えてくれます。一方で、曖昧な立場がストレスになることも。恋人っぽい会話をしているにもかかわらず進展させられない関係に、心が疲弊してしまう人も少なくありません。
2.暇つぶししたい
ラインを暇つぶし用のツールと考えている人もいます。
ラインの魅力は、手軽に人とやりとりできることです。仕事の小休憩、通勤中、家事の合間など、ちょっとした隙間時間でも楽しめます。
この手軽さが暇つぶしには最適です。家族との会話が少なかったり、職場で孤立していたりする人は、その退屈な時間を埋めるために毎日ラインをします。
- 「今何してる?」
- 「暇だな~」
このような内容の薄いラインをしてくる場合は、相手が暇つぶし目的でラインをしている可能性が高いです。お互いが暇つぶしでやりとりしているなら問題ありませんが、毎日ラインする関係に意味を求めている人は、深い仲になれることを期待しない方がいいでしょう。
3.現実逃避したい
辛い現実の逃げ道として、ラインをしている既婚者もいますよ。
人生は辛いことの連続です。「辛いこと」の内容や頻度は人によって様々ですが、少なくとも何らかのストレスを抱えて生活している人がほとんどでしょう。
- セックスレスで夫婦仲がいまいち…
- 子どもを自宅保育しながら在宅で仕事していて、もう気が滅入りそう
- 上司に怒られる毎日に疲労困憊している
辛いことを瞬時に解決できれば万々歳ですが、内容によっては解決が難しいものもあります。耐える日々を強いられれば、心が押しつぶされそうになりますよね。
そんな日常から目を背けたくて、非日常的なあなたとの関係を大切にしているのかもしれません。
- 「君と話していると落ち着くよ」
- 「癒されるな~」
このような言葉は現実逃避の表れです。自分の心を守るための避難所としてやりとりしているので、名前のある関係を望んでいない可能性もあります。
ストレスが多い人生を生き抜くために、避難所は確かに必要です。しかし、避難所に頼りすぎると現実と向き合えなくなってしまうので、だらだらと関係を続けるのは危険ですよ。
4.友達感覚で交流したい
毎日ラインする相手が異性でも、「気の合う友達」として付き合いたいと思っている人もいます。
既婚者は、異性関係に慎重にならなければなりません。しかし、結婚したからといってパートナー以外の異性と一切交流しないというのは、ちょっと寂しいですよね…。
異性でも、価値観や趣味が合う人はいます。その関係を大切にしたいと思っているからこそ、毎日ラインするのでしょう。
しかし、友達とはいえ何らかのきっかけで男女の友情が崩れてしまうことがあります。
- 相手の相談にのっているうちに恋愛感情が芽生えてしまった
- 他の人には見せない一面を知って特別感を抱いてしまった
毎日ラインする関係であれば、自然に2人の距離も縮まっていきます。無意識に依存度が高まってしまうおそれがあるので、友達感覚でいられる距離を意識することが重要です。

5.恋愛感情がある
毎日のラインは、あなたへのアプローチの可能性があります。
- 「もっといろいろ話したいな」
- 「一緒にご飯でも行かない?」
恋愛感情がある場合は、ラインのやりとりでは物足りなくなるため、次第に「会いたい」といってくることが増えます。
しかし、既婚者同士が2人きりで会うのは、リスクがあって危険です。うっすらと好意を感じていながら「ラインで仲良くしてくれている人だから」と安易に会うのはおすすめできません。
あなた自身も真剣な気持ちがあるなら話は別ですが、そうでない限りは接し方を見直すべきでしょう。

6.体の関係に持っていきたい
仲良しだと思っていた異性の既婚者が、実は下心を持ってやりとりしていたというパターンもあります。
いきなり体の関係を持ちかけても、多くの場合断られるでしょう。しかし、ある程度気を許し合っている関係であれば、OKをもらえる可能性が上がるかもしれません。そんな目論見から、相手の警戒心を解こうとマメにラインして心理的距離を縮めようとします。
例えば、下心のサインには以下のようなものがありますよ。
LINEでわかる下心のサインについて
- すぐに「会おう」と誘ってくる
- 外見やスタイルばかりを褒めてくる
- 家族の話題を避ける
- プライベートな質問が多い
- 下ネタのラインが多い
- 2人きりになれるような場所に誘ってくる
下心があると感じていながらうやむやにしていると、相手に手のひらの上で転がされてしまいますよ。一線を超える前に、2人の関係を改めて考えてみましょう。


7.モテてると実感したい
性的に魅力的であると実感したい気持ちも、パートナー以外の異性とラインを続ける理由のひとつです。
結婚生活が長くなると、パートナーから褒められる機会が減ります。
- 「ママになってもスタイル抜群だね」
- 「あなたはいつまでもかっこいいね」
男らしさ、女らしさを褒めてもらえなくなると、自己肯定感が下がってしまいます。毎日一緒にいるパートナーに、性的な部分を褒めてもらうのは難しいと分かっていても、寂しさをまとっている人は少なくありません。
この寂しさを埋めてくれるのが、パートナー以外の異性です。「自分には魅力がある」と実感できるので、承認欲求も満たされます。
いってしまえば、ホストやキャバ嬢の代わりです。モテたい、褒められたい…そんな気持ちを満たすために毎日ラインしているので、2人の関係を深く考えていない可能性が高いですよ。
毎日ラインする関係の先にあるものは?

曖昧な関係だからこそ、「この先どうしたいのか」を見極めることが重要です。考えられる4つの方向性について、それぞれの特徴やリスクを解説します。
1.友達関係を維持する
ひとつは、友達としての関係をキープすることです。恋愛感情を持たず、程よい距離感を保てば、精神的な支えになる存在にもなり得ます。
しかし、男女間の友情を維持するのは容易ではありません。どちらか一方が好意を持ってしまえば、友情は簡単に崩れてしまいます。そして、恋愛感情が芽生えたことをきっかけに友達として接せられなくなり、大きな喪失感に苦しむことになるでしょう。
友達でいるのは非常に健全です。しかし、それなりのリスクがあることも知っておいてくださいね。
2.セカンドパートナーになる
お互いを心の支えにする「セカンドパートナー」という関係を築く方法もあります。
体の関係を持たないのが前提ですが、恋愛感情の有無は人によって様々です。恋愛感情ありの場合は、適度な距離を維持するのが難しいでしょう。
しかし、セカンドパートナーは精神的に強い結びつきがあるので、パートナーに近い特別感を得られます。
3.不倫関係になる
最もリスクの高いのが、不倫関係への発展です。
不倫には、家庭崩壊、慰謝料請求、社会的信用の喪失など、多くのリスクを伴います。一時的な感情で不倫関係になると、後悔するでしょう。
どうしても2人の関係を諦められないのであれば、その愛を貫き通すために正しい手順を踏む必要があります。盲目状態のまま走らず、2人でしっかり話し合っていきましょう。
4.関係を切る
自分や家族の幸せを守るためには「関係を断ち切る」という決断も必要です。
曖昧な関係が長く続くほど、あなた自身の時間や感情が消耗されていきます。そんな状態で関係を続けてしまうと、いざパートナーに指摘された時に「やめておけばよかった」と後悔するでしょう。
「今ならまだ戻れる」と感じた時が別れ時です。
- 「家族を不安にさせたくないから」
- 「曖昧な関係を続けるのが辛いから」
きちんと理由を話し、双方納得の上でお別れできるといいですね。寂しいかもしれませんが、明るい未来のためにも勇気を出して一歩踏み出してみましょう。

既婚者が毎日ラインする関係を続けるリスク
毎日ラインするのが習慣になり、現状を変えられずにいる人もいるかもしれませんね。
しかし、既婚者同士が毎日ラインする関係を続けることにはリスクがあります。「今後のことを決めるのはもう少し先でいいや」と決断を後回しにしていると、後戻りできなくなりますよ。
ここで、既婚者同士がラインを続けるリスクを解説します。危機感を持って、今後の対応を考えてくださいね。
1.夫婦関係に亀裂が入る
自分のパートナーが毎日異性とやりとりしているのは、あまり気分がいいものではありません。たとえ恋愛的な内容でなかったとしても、不信感や不快感などのネガティブな感情から、夫婦の間に溝ができてしまいます。
特に、隠れてラインする関係だった場合、パートナーにとっては裏切り行為に感じられるでしょう。別居や離婚問題にまで発展するおそれがあるので、家庭を持つ人がラインで曖昧な関係を続けるのは、おすすめできません。

2.相手に依存してしまう
毎日やり取りをしていると、相手に依存してしまいます。
- ラインが来ないと不安
- 頻繁にラインをチェックして他のことが疎かになる
- ラインが来ない時間に寂しさを感じる
依存関係が深まると、適度な距離で接するのが難しくなります。近づきすぎると危険な既婚者同士の関係において、依存につながるのは大きなリスクです。

3.曖昧な関係にもやもやする
恋人でもない、友達でもない、そんな“名前のない関係”は、時間が経つほどに心の負担になります。
- 「奥さんより私を大切にして」
- 「君にとって俺はどんな存在なの?」
まるで恋人に対して抱くような感情が生まれ、精神的に消耗してしまうこともあるでしょう。
はっきりしない関係は、自分自身を苦しめることになります。心を安定させるためにも、どこかで2人の関係に線引きをする勇気が必要です。
既婚者同士のやりとりにラインは危険!
おすすめはマッチングアプリ
ラインは便利なツールですが、パートナーにバレやすいという欠点があります。スマホに通知が表示されたり、履歴が残ったりすることで、意図せず2人の関係がバレてしまうことも…。その点、既婚者向けマッチングアプリであれば、比較的安心してやりとりできます。
例えば、新サービスで注目されている「既婚マッチ」。メッセージや画像の削除機能や、スマホのホーム画面にアプリアイコンを表示しないなどの機能が備わっています。
どうしても既婚者同士のつながりを続ける場合は、こうしたアプリの利用を検討するのもひとつの手段です。
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まとめ
既婚者同士が毎日ラインする関係には、恋愛感情によるものや単なる暇つぶしなど、様々な心理が隠されています。たとえ不倫でなくても、異性と親しくしているあなたに対し、パートナーは浮気を疑うでしょう。
家族を守るためにも、名前がない曖昧な関係に白黒つける必要があります。どんな関係を築いていくか、冷静に考えてみてくださいね。