
既婚男性は、独身男性のように自由な恋愛ができません。そのため、気になる女性がいても好きな気持ちを抑えることがあります。両思いの場合、女性にとっては非常にもどかしい状況でしょう。
- 「煮え切らない関係にもやもやする…」
- 「距離が縮まらなくて苦しい…」
こうした辛い状況を解決するために、既婚男性が好きな気持ちを抑える心理や行動、対処法などを紹介します。2人の関係を進展させるための参考にしてくださいね。
好きな気持ちをセーブしている既婚男性の心理

恋する既婚男性の心理は複雑です。胸の内にある葛藤が解消されなければ、2人の関係は進展しないでしょう。
「なんとか距離を縮めたい…!」
そう思っている人は、まずここで好きな気持ちを抑える既婚男性の心理について理解を深めてくださいね。

パートナーに対して罪悪感がある
好きな人ができると、既婚男性の中でパートナーに対する罪悪感が生まれます。後ろめたさから前向きに恋愛を楽しめないので、好きな気持ちを抑えようとしますよ。
夫婦仲の良し悪し関係なく、パートナー以外の異性と恋愛するのは基本的にNGです。パートナーに対する裏切り行為であり、信頼関係も崩壊してしまいます。
特に、責任感のある既婚男性は自分の不誠実さに苦しむでしょう。
- 妻の家族にも「幸せにする」と約束したし…
- 一家の大黒柱として、家族を守っていかないと…
結婚は、好きな人と一緒に暮らすという単純なものではありません。ひとつの家庭を持ち、2人で協力し守っていく使命を共有しています。そんなパートナーを裏切ることになるため、強い罪悪感から好きな気持ちを抑える既婚男性は多いですよ。
不倫のリスクを恐れている
既婚男性が好きな女性と結ばれるのは、一般的には不倫です。あらゆるリスクを背負うことになるため、勇気が出ず好きな気持ちを抑えようとします。
例えば、不倫のリスクには以下のようなものがありますね。
- パートナーに慰謝料を請求される
- 離婚を求められる
- 職場で社会的信用を失う
- 両親や子どもが後ろ指をさされる
不倫の代償は非常に大きいものです。パートナーとの間に亀裂が入るだけでなく、お金、仕事、信用など、あらゆるものを失う可能性があります。「あの時、気持ちを抑えておけば…」と後悔しても遅いので、踏み留まれるうちに恋心を消化しようとする既婚男性もいますよ。
女性の気持ちが分からない
気になる女性が自分のことをどう思っているか分からない不安も、好きな気持ちを抑えようとする理由です。
既婚男性は、立場上積極的にアプローチできません。アプローチしたことで、相手の女性に「既婚者なのに…」と軽蔑されそうで怖いのです。さらに、「もしかすると、既婚者である自分の好意が相手に迷惑をかけてしまうかも」という懸念もあります。
こうした不安からアプローチができないので、相手の気持ちも探れません。実らない想いだと判断し、諦めて気持ちを抑えます。
これぞ好き避け!好きな気持ちを抑えるための行動
好きな気持ちを抑えている既婚男性には、いくつかの特徴的な行動が見られます。ここで紹介するような行動が見られる場合、相手の男性はあなたに対して好き避けしているのかもしれません。
「私のことが嫌いなのかな?あの人の本心が分からない…」
そんな不安を抱えている人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

連絡頻度が減る
頻繁に連絡をとっていたにもかかわらず、急に連絡頻度が減った場合は、好きな気持ちを抑えようとしている可能性がありますよ。
個別でやりとりしていると、2人の仲がどんどん親密になります。顔を合わせて話すよりも気楽にコミュニケーションがとれる分、距離も急速に縮まることもあるでしょう。小まめにやりとりすることが当たり前になり、いつしかお互いになくてはならない存在となってしまいます。
- 連絡が来ているかどうか、小まめにスマホをチェックしてしまう
- なかなか連絡が来ないと心配になってしまう
こうした状態になると、胸の中で膨らんでいく好意に待ったをかけられなくなります。後戻りできなくなっては困るので、連絡頻度を減らしたり必要最低限の連絡をしなくなったりしますよ。

2人きりになるのを避ける
あからさまに2人きりを避けようとするのも、好きな気持ちを抑えるための行動です。
本来なら、好きな人と2人きりになれるのは嬉しいことですよね。それを拒否されると、女性の中では「もしかして嫌われている?」と不安が芽生えてしまうでしょう。
しかし嫌い避けの場合は、2人きりかどうかに関係なく、普通の会話も複数人でのお出かけも嫌がります。2人きりになることだけを避けてそれ以外が普通であれば、嫌い避けではなく好き避けと考えられますよ。

家族の話が増える
家族関係が良いことをアピールしてくるのも、好きな気持ちをセーブしようとする既婚男性の特徴です。
家族の存在には、恋愛に対する抑止力があります。家庭が円満であるとアピールすることで、女性側に「恋愛感情を持ってはいけない」と思わせられるのです。
女性が諦めてくれれば、既婚男性も好きな気持ちを諦められます。好意に蓋をするのに効果的なので、家族の話をする機会も増えますよ。
素っ気ない態度をとる
友好的だった既婚男性が、急に素っ気ない態度をとるようになった場合は、胸の内に好意を秘めている可能性があります。
好きな人ができてしまった既婚男性は、自分の気持ちをストップさせなければと必死です。そのため、2人の関係が進展しないようにあえて冷たい態度をとります。
素っ気なくしても、女性のことを嫌いになろうとしているわけではありません。好きな気持ちが根底にあるので、所々で優しさを見せてくることもありますよ。
一貫性のない様子が見られる
冷たくしたり優しくしたり、よく分からない態度や行動が見られるのも好きな気持ちを抑える既婚男性の特徴です。
好きな気持ちを抑えていても、相手の女性のことが嫌いになるわけではありません。心の中では、「距離をとるべき」という理性と、「コミュニケーションをとりたい」という感情とで揺れ動いています。その結果、一貫性のない行動や態度をとってしまうことも多いです。
- 職場ではほとんど喋ってくれないのに、よくLINEをくれる
- 普段は素っ気ないのに、落ち込んでいる時は優しく接してくれる
このように、矛盾した様子が見られたら、あなたに対して好きな気持ちを抑えようとしているのかもしれません。
もっと近づきたい。距離を縮める方法
既婚者同士であっても、好きな気持ちを諦めたくないという人もいるでしょう。彼との関係を進展させたいのであれば、これから紹介する方法を試してみてください。
笑顔でいることを意識する
笑顔は、その人をより魅力的に見せます。意識的に笑顔でいることで、既婚男性はもっとあなたのことが好きになり、気持ちを抑えられなくなるでしょう。
好きな気持ちを抑えるために、既婚男性は女性と距離をとろうとします。そんな悲しい状況で、笑顔でいるのは難しいかもしれません。しかし、辛いと感じているのは彼も同じです。
- 「やっぱり好き」
- 「諦められない」
好きな女性の明るい笑顔を見て考えを変えてくれる可能性があるので、笑顔で過ごすことを意識してみてください。
婚外恋愛に肯定的な姿勢を見せる
婚外恋愛OKの姿勢を見せることで、2人の関係を大きく進展させられることもありますよ。
既婚男性の中には、気になる女性と「こっそり付き合えたら…」と考えている人もいます。しかし、婚外恋愛に対してポジティブなイメージを持つ人はそう多くありません。秘密の関係を提案することで、女性に嫌われるかもしれないと二の足を踏んでいます。
そんな既婚男性の不安な気持ちを、女性側から払拭してあげましょう。
- 「セカンドパートナーなら私はアリですね」
- 「パートナー以外の人に好意を持つのは、悪いことではないと思います」
こうしたポジティブな意見を発することで、既婚男性はアプローチできるようになります。
家庭の悩みを相談する
家族の悩みを相談すると、既婚男性の庇護欲を刺激できます。
- 「放っておけない」
- 「僕が助けてあげなければ」
好きな相手ならなおさらのこと。気持ちへのストッパーがはずれ、女性への想いが加速するでしょう。
ただし、悩みを打ち明ける時は愚痴にならないように注意が必要です。内容によっては、彼を幻滅させてしまう可能性があります。愚痴を言って気持ちを晴らそうとするのではなく、悩みに対してアドバイスを求めるような話し方を意識してください。
好きな気持ちを抑えている既婚男性にやってはいけないNG行動
好きな気持ちにストッパーをかけている彼を見て、もどかしい気持ちになっている人もいるでしょう。できることなら、ストッパーをはずして素直な気持ちで向き合いたいですよね。
しかし、間違った距離の詰め方をすると、彼に嫌われてしまう恐れがあります。特に、ここから紹介するNG行動はとらないように気をつけてくださいね。
周囲に協力を求める
恋愛において、好きな人の外堀から埋めていこうと考える人もいるでしょう。しかし、既婚者同士の恋愛において、外堀を埋める考えはNGです。
既婚者同士の恋は、周囲に知られてはなりません。そのため、気心の知れた人にも相談せず、自分の中で消化しようとしている人もいます。そんな状態で女性の方が周囲にバラすようなことをすれば、既婚男性の中で女性の印象がグッと下がるでしょう。
周囲に協力してもらうことで、彼と距離を縮めるチャンスは作りやすいかもしれません。しかし、ポジティブな印象にはつながりにくいので、やめておいた方が賢明です。
直接的なアプローチをする
ストレートに想いをぶつけるのも、既婚男性にとっては迷惑かもしれません。
恋愛中の既婚男性は、複雑な感情を抱きながら生活しています。誰にも相談できず、1人で自分の心と戦っているので、どうしたらいいのかすぐには答えが出せません。
そういった中で女性の方から熱烈にアプローチされると、既婚男性は困惑してしまいます。早く両思いになりたいとしても、急いで距離を縮めないように気をつけましょう。
奥さんの悪口を言う
奥さんに対する悪口は、あなたへの印象を悪くするだけです。既婚男性と距離を縮めるどころか、どんどん気持ちが離れていってしまうので、悪口を言うのはやめましょう。
彼が好きなあなたにとって、奥さんは最大の敵です。彼の気持ちを自分に向けるために、奥さんの悪口を言いたくなることもあるでしょう。
しかし、彼にとって奥さんは一生愛すると誓った大切なパートナー。他人が自分のパートナーの悪口を言っているのを聞いて喜ぶ人はいません。たとえ好きな人が相手でも、ある程度の不快感を抱くはずです。
奥さんの評価を落としたところで、あなたの評価が上がることはありません。むしろ彼に嫌われてしまう可能性が高いので、奥さんを悪く言わないようにしましょう。
まとめ
既婚男性は、パートナーへの罪悪感や不倫リスクなどを考慮して好きな気持ちを抑えることがあります。簡単には距離を縮められないので、女性側も慎重に行動することが大切です。
「どう頑張っても拒否される…」
「付き合える気がしない」
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