
既婚者マッチングアプリで出会った人と円満な関係を築くためには、メッセージにコツがいります。言葉のチョイス、文章の雰囲気、返信スピード…メッセージひとつをとっても、さまざまな方面から配慮が必要です。
一体どのようなメッセージを作成すればいいのか分からず、やりとりに頭を悩ませている人もいるでしょう。
そこで本記事では、既婚者マッチングアプリを使う上で意識すべきメッセージのコツを紹介します。シーンに合わせて、適切なメッセージを送れるようにしましょう。
初回マッチング時のメッセージ(例文付)

最初のメッセージは、既婚者マッチングアプリのやりとりのなかでもとくに気を遣います。第一印象に影響するので、相手に好印象を植え付けられるようなメッセージを考えたいですよね。
ここでは、1通目で押さえておくべきメッセージのコツを詳しく紹介します。
1.相手のプロフィールについて触れる
最初のメッセージは、相手のプロフィールについて触れつつ文章を展開させていきましょう。
既婚者マッチングアプリでつながった人と仲良くなるためには、「あなたに興味がある」という姿勢を見せることが大切です。相手のプロフィールをもとにやりとりを始めれば、「興味を持ってくれているんだ」と喜んで返事をくれるでしょう。
例文
- プロフィールに「旅行が好き」と書かれていて、同じだ!と思いました。〇〇さんのおすすめの場所はどこですか?
- 〇〇さんは犬を飼っているんですね!私も昔は犬を飼っていました。ワンちゃんの話、いろいろ聞けたら嬉しいです!今ワンちゃんは、何歳ですか?
相手のプロフィールに触れることは、会話を始めやすいだけでなく、サクラや業者でないことのアピールにもつながります。
テンプレのようなやりとりにならないので、相手も安心してメッセージをくれるはずですよ。
2.丁寧で読みやすい文章を意識する
メッセージの文章は、丁寧な言葉で書きましょう。年齢を問わず、最初は敬語が基本です。
なかには、「仲良くなるために、ラフな口調でやりとりしたい」という人もいるでしょう。確かに、タメ口の方がグッと近い距離感でやりとりできます。
しかし、タメ口に対して不快感を抱く人も多いです。仲良くなってからであればタメ口もアリですが、最初のメッセージは敬語を徹底してください。
加えて、メッセージの長さにも注意が必要です。文章が長すぎると読むのが大変ですし、短すぎるとやる気がないという印象を持たれてしまいます。
大切なのは、読みやすさと満足感の両方を満たすこと。およそ3〜5行くらいを目指すと、ちょうどいいボリュームのメッセージになりますよ。
3.文章の最後を質問orお願いにする
最初のメッセージで重要なのは、2通目をもらうことです。今後のやりとりをスタートさせやすいように、文章の最後は「質問」か「お願い」の形で終えるように工夫しましょう。
例文
- 〇〇さんは車がお好きなんですね!私は車には疎いのですが、ドライブは好きです。運転することもお好きですか?
- プロフィールの趣味欄に「読書」と書かれていましたね。僕も読書が好きなので、ぜひおすすめの本を教えてください。
質問やお願いでバトンを渡すことで、相手は話題を考える必要がなくなり、返事をしやすくなります。2通目以降のやりとりもスムーズにスタートできるので、初回メッセージを質問・お願い形式にするのはおすすめですよ。
仲良くなりたいときのメッセージのコツ

無事に初回メッセージの返事が来たら、いよいよ関係を深めていくためのやりとりがスタートします。会話を盛り上げ、相手と仲良くなりたいですよね。
そこで、どのように距離を縮めていけばいいのか、メッセージのコツを紹介します。
1.多くの共感をすくい上げる
相手との距離を縮めたいなら、価値観が合うことをアピールするのが効果的です。会話のなかから、できるだけ多くの共感を示しましょう。
例文
- 「休日はまったり派」というところにすごく共感しました!私も休日はゆっくり過ごしたい方で、よくコーヒーを飲みながら読書したり、DVDを見たりしています。リフレッシュする時間って本当に大事ですよね。
- 映画はDVDより映画館で見たいって気持ち、すっごく分かります。映画館だからこそ味わえる迫力と雰囲気がいいですよね。私も映画館派で、可能な限り新作は映画館で見るようにしています。
価値観が合うと、お互いに仲間意識が芽生えます。警戒心も薄れ、やりとりがどんどん心地良くなりますよ。
会話のなかから共感をすくい上げるには、話題を広げていくことが大切です。相手のプロフィールをしっかりとチェックし、共感できそうなポイントを話題にしていきましょう。
2.積極的に名前を呼ぶ
名前を呼ぶと、親近感を高められます。「他の誰でもない、あなたにメッセージを送っている」という姿勢も伝わるので、しっかり向き合ってコミュニケーションがとれますよ。
例文
- 〇〇さんって、結構方言が出るんですね!地元が同じだからすごく親近感がわいてきます(笑)
- 〇〇さんとは共通点が多いから、話していてすごく楽しいです!
既婚者マッチングアプリのメッセージは、1対1のやりとりです。わざわざ相手の名前を入れなくても主語が分かるので、名前を呼ぶ必要はないと思っている人もいるでしょう。
しかし、名前は積極的に呼ぶのがおすすめです。とくに、夫婦間で名前を呼び合っていない人が相手であれば、名前を呼ばれるだけで嬉しく思うでしょう。やりとりのなかで信頼度も上がるので、深い仲を築いていけますよ。
3.2人で会うことをイメージさせる
会話のなかで、2人が会っている姿をイメージできるようなやりとりを意識しましょう。
婚活のときも、将来がイメージできる相手を結婚相手に選ぶことがありますよね。それと同じで、「一緒にいて楽しそう」と思える相手とは、心の距離も縮まりやすくなります。2人が笑い合っている姿を想像できるように、会話で上手に誘導しましょう。
例文
- 〇〇さんが好きって言っていたカフェ、実は気になっていました!おいしそうな料理がいっぱいあるみたいですし、一緒にランチしてみたいですね。
- ワンちゃん飼ってるんですね!うちも同じ犬種を飼っているんです!一緒に散歩したら仲良く遊んでくれそうですね。
会話からイメージを膨らませるのは、軽く、さり気なくがポイントです。しつこく言ったりデートの約束をしようとしたりすると、相手に引かれるおそれがあります。
無理にデートにつなげようとはせず、会話のネタとして話すくらいにしましょう。
メッセージが続かない、話題がない時に使える
おすすめのメッセージとは?

「メッセージを送りたいけど、話題がない」…やりとりを続けていると、ネタ切れになってしまうことはありますよね。
そんなときに意識すべきメッセージのコツを紹介します。
1.相手のプロフィールを深掘りする
プロフィールには、話題のヒントがたくさんあります。何を話そうかと困ったときは、もう一度相手のプロフィールをしっかり見て、内容を深掘りしてみましょう。
例文
- そういえば、〇〇さんの趣味ってスポーツ観戦でしたよね。学生時代から何かスポーツをされていたんですか?
- 空手で黒帯を持っているんですか!?かっこいいですね!空手はどんなきっかけで始められたんですか?
プロフィールを深く掘り下げることで、相手のことをより深く理解できます。「趣味についてはこの前話したし…」と諦めるのではなく、もっと聞けることがないかを考えてみましょう。
2.恋愛観について話す
既婚者になると、パートナーと恋愛を語る機会はほとんどないでしょう。だからこそ、学生時代のような恋バナは新鮮さがあり、会話も弾みますよ。
例文
- 恋愛って、安心感とドキドキ感のバランスが大事だと思うんですけど、〇〇さんはどう思います?
- 学生時代のようなピュアな恋愛って、今見ると眩しいですよね。「こんな恋愛したかったなー」とかありますか?
恋愛に関する話は、共感ポイントを見つけやすいメリットがあります。恋愛観を通して価値観が合うこともアピールできるので、関係も深まりますよ。
3.今日の出来事を話題にする
日常の些細な出来事でも、共有すれば会話が続きます。天気、食べたもの、仕事のこと、ニュースなど、なんでもいいので会話をスタートしてみましょう。
例文
- 今日は社員食堂でカレーを食べたんですけど、結構辛くて食べきるのが大変でした…。〇〇さんは辛いの平気な方ですか?
- 見てください、今日うちの犬が変なポーズで寝ていて(笑)面白くて思わず写真を撮っちゃいました。〇〇さんが飼っているワンちゃんも変なポーズをとることはありませんか?
毎日変わらない日常だと思っていても、言葉にすると意外に1日1日が違って感じられるものです。ひとまずネタ切れになることはないので、どうしても話題が見つからないときは、今日の出来事から会話を始めてみるといいですよ。
デートに誘いたいときのメッセージのコツ

既婚者マッチングアプリで出会った人と親しくなっていくと、「会ってみたい」という欲求が出てきますよね。
しかし、既婚者をデートに誘うのはハードルが高い行為です。
- 「警戒されたらどうしよう」
- 「ブロックされたら…」
そういった不安から、デートの誘い方に悩んでいる人もいるでしょう。そこで、デートに誘いたいときはどのようなメッセージを送ればいいのか、コツを紹介します。
1.ライトな誘い方を意識する
メッセージのやりとりで仲良くなったとしても、既婚者という立場上、相手はある程度の警戒心を持っているはずです。デートに誘いたいときは、相手が必要以上に身構えないように、気軽な感じで誘いましょう。
例文
- もしよかったら、どこかで軽くお茶でもしませんか?気負わずにお話してみたいなって
- 今週末に〇〇でマルシェがあるみたいです。興味があったら、ぷらっと見に行ってみませんか?
「ちょっとだけ」というニュアンスで伝えれば、相手も軽い気持ちで応じられます。あなたが緊張すると、相手にも緊張が伝わって警戒してしまうので、メッセージも気軽な雰囲気を意識してください。
2.共通点からデートにつなげる
会話のなかで出てきた共通点を活用すると、自然な流れでデートに誘えます。今までの会話を見直し、デートに誘うシナリオを考えてみましょう。
例文
- 〇〇さんも甘いもの好きでしたよね?駅前にパフェがおいしいお店があるみたいなんですけど、一緒に行ってみません?
- お互い猫好きだし、猫カフェデートなんて楽しそうですね♪
共通点を理由に誘えば、相手も「いいですね!行きましょう!」とデートに応じやすくなりますよ。
3.考える時間をあげる
デートを提案した後は、すぐに返事を求めるのではなく考える時間もあげてください。
デートの誘いに対する返事を急ぐと、相手はプレッシャーを感じてしまいます。会ってみたい気持ちはあっても、警戒して「やっぱりやめておこう」と思ってしまうでしょう。
デートへのお誘いを成功させたいなら、相手に安心感を与えることが重要です。
例文
- 〇〇さんのペースで考えてもらえたら嬉しいです。
- 無理にとはいいません。
こうした気遣いの一言がメッセージに添えられていると、相手もデートを前向きに考えやすくなります。早く答えがほしいかもしれませんが、相手のペースに合わせてあげることも大切ですよ。
関係を切りたいときのメッセージのコツ
やりとりを続けてきたものの、どうしても相性が合わないと思うこともありますよね。しかし、どうすればお互いに気持ちよくお別れできるのかと悩んでいる人もいるでしょう。
どこで、相手と関係を切りたいと思ったときのメッセージのコツを紹介します。
1.交流してくれたお礼を伝える
まずは礼儀として、相手に感謝を伝えましょう。
メッセージのやりとりは、1人だけでは成り立ちません。相手も「仲良くなりたい」と歩み寄ってくれたからこそできたことです。たとえ相性が合わなかったとしても、交流を続けてくれたことに感謝しましょう。
例文
- 今までやりとりをしてくれて、ありがとうございました。
- いろいろお話できて楽しかったです。ありがとうございました。
せっかくのご縁を嫌な雰囲気で終わらせないためにも、必ず感謝の言葉を伝えてください。
2.丁寧に理由を伝える
あなたが関係を切りたいと思っていても、相手はそう思っていないかもしれません。相手が納得してくれるように、やりとりをやめたい理由を丁寧に伝えましょう。
例文
- 家庭とのバランスを考えて、少し距離を置こうと思いました。突然で申し訳ないのですが、これ以上のやりとりは控えたいと思います。
理由を伝えるときの注意点として、嘘をつくのはやめましょう。下手に嘘をつくと、相手にバレる可能性があります。例えば、「夫にバレそうだから、出会いを探すのをやめようと思って…」といってしまうと、今後マッチングアプリで出会いを探せなくなります。
嘘によって面倒事に発展するおそれもあるので、やりとりをやめる理由は正直に伝えましょう。
3.ブロックする
既婚者マッチングアプリによっては、登録者のプライベートを守るためにも、相手をブロックすることができる機能も存在します。
そのため、必要以上に連絡がくる、迷惑を被りそうと感じる相手は、ブロックすることで解決することもできます。
過度なプライベートの干渉及び性的な言動があった場合は、運営会社に通報することで、解決することも可能です。
まとめ
既婚者マッチングアプリのメッセージは、シーンによって意識すべきポイントが異なります。自分がおかれている状況を冷静に分析し、適切なメッセージを送れるようにすれば、相手と素敵な関係を築けるでしょう。
ぜひ本記事でお伝えしたメッセージのコツを参考に、既婚者マッチングアプリでのやりとりを楽しんでくださいね。