
既婚者マッチングアプリで出会った人と、スムーズにやり取りするために、LINEの交換を検討している人もいるでしょう。
しかし、LINEでのやり取りにはメリットだけでなくデメリットもあります。安易に交換せず、LINEを活用する前に注意点をしっかりと理解しておくことが大切です。
そこで本記事では、既婚者がマッチングアプリで出会った人とLINEを交換する前に知っておくべき情報をお届けします。LINEだからこそ得られるメリットとデメリットを確認し、一体どうやってやり取りするのがベストなのかを検討してみましょう。
既婚者同士がLINEでやり取りするリスク

何かと使い勝手がいいLINEですが、既婚者マッチングアプリで出会った人とのやり取りでは少々リスクが高い方法です。
具体的にどういったリスクがあるのか、確認していきましょう。

1.通知で不倫がバレる
LINEはメッセージ通知が届きます。スマホのホーム画面に表示された通知により、パートナーに不倫がバレるケースも多いですよ。
LINEの通知は、送り主の名前とメッセージの一部が表示されます。パートナーがわざわざスマホを覗き見なくても、不倫のヒントがホーム画面から発せられるのです。
もちろん、メッセージの全文や過去のやり取りを確認しなければ、不倫を断定できないでしょう。しかし、通知の内容でひとたびパートナーが怪しいと感じれば、バレるのも時間の問題です。
「既婚者の異性とプライベートなやり取りをしている」
その事実だけでも、不倫を疑うきっかけは十分。夫婦の信頼関係に亀裂が走る第一歩となるため、既婚者マッチングアプリで出会った人とLINEでやり取りするのは危険です。
2.やり取りの履歴を見られる
LINEにはやり取りの履歴が残ります。もしもパートナーがあなたのスマホでLINEを覗いた場合、簡単に浮気がバレてしまいますよ。
LINEの危険なところは、プライベート色が強い側面から既婚者同士の会話が濃密になりやすいところです。通常、既婚者同士の関係は他の人にバレてはなりません。
不倫トラブルでもめないように、こっそり愛を育んでいく人がほとんどです。だからこそ、2人きりでやり取りができるLINEは警戒心が薄れやすく、タガがはずれたような会話をしてしまいます。
- デートの約束をしている
- 「体の相性バッチリだね」など、肉体関係があったことを証明できるような会話をしている
- パートナーへの不満を書いている
- 「離婚して君と一緒になりたい」などの願望を明記している
こうした内容は、万が一離婚や慰謝料といったトラブルに発展した時に、あなたを不利にします。しかも、LINEのやり取りはデータ移行が可能です。
不倫の証拠としてパートナーが残しておこうとする場合があるので、履歴を見られてしまうのは大きなデメリットです。
3.やり取りの期間・タイミングが明確になる
やり取りの内容だけでなく、どれくらいの期間やり取りをしていたか、どんなタイミングで連絡を取り合っているかも浮き彫りになります。
なぜ期間とタイミングがバレると危険な理由は、パートナーにバレそうになった時に逃げ道を失うからです。
例えば、既婚者マッチングアプリで出会った人のことを「昔からの友人だよ」とパートナーに伝えていたとします。数日間のやり取り履歴しかなければ、簡単に嘘だとバレるでしょう。
また、出張だとパートナーに嘘をついて不倫旅行に行った場合、その日に向けて計画を立てているやり取り履歴が残っていれば、アリバイ不成立となります。
LINEの履歴を見れば、いつ、どのタイミングでメッセージが送られているかが明確です。パートナーに嘘を重ねている場合は、すべて明らかになってしまうので、自分の首を絞めることになるでしょう。
4.パートナーに不信感を抱かせる
既婚者マッチングアプリで出会った人とLINEを交換したことをきっかけに、普段と様子が変わる人がいます。その違和感から、パートナーはあなたを疑い始めるでしょう。
具体的にどんな変化が見られるのか、いくつか例をあげます。
- スマホを触る時間が増えた
- 動画を見ているわけでもないのに、スマホを見ながらニヤニヤしている
- トイレやお風呂にもスマホを持っていく
- 夜遅くまでスマホを触るようになった
パートナーは、あなたと長い時間を共にしている存在です。いつもと違う様子があれば、些細なことでも感づいてしまいます。どんなに「不倫はしていない」といっても、パートナーの不信感は拭い切れなくなるでしょう。

【体験談】LINEで不倫がバレた人も多い

「自分ならもっとうまくやれるから大丈夫」
「LINEで不倫がバレるって、ドラマの世界だけでしょ」
そう軽視している人もいるかもしれませんが、実際にLINEがきっかけで不倫がバレたという人もたくさんいます。既婚者同士がLINEでやり取りすることがいかに危険か、体験談からも学んでいきましょう。
LINEで浮気が発覚してしまった体験談
30代女性
LINEを見て、旦那が不倫していることに気づきました。実際に会っている様子を写真に撮ることはできていませんが、LINEの内容から不貞行為があったことははっきり分かります。これで離婚と慰謝料請求を検討していくつもりです。
30代男性
LINEのトーク履歴を消していたのに、妻に浮気がバレました。以前から怪しんでいて、PC版でLINEの中身を見たようです…スマホのことしか考えていなかったので、盲点でした。
LINEでの不倫バレは、決して他人事ではありません。
利用頻度が高いアプリだからこそ、ちょっとしたきっかけでバレることもあります。
「パートナーに絶対バレたくない」という人は、既婚者マッチングアプリで出会った人とのLINE交換には、慎重になりましょう。
LINEでやり取りするメリット

既婚者同士でLINEのやり取りをすることについて、リスクが大きいのは事実です。しかし、既婚者の中には、リスクが大きいと分かっていてもLINEを交換する人もいます。
なぜあえてLINEを選ぶのでしょうか。そこには、LINEだからこそ得られるメリットがいくつかあります。
スリルを楽しめる
「既婚者マッチングアプリで出会った人とLINEのやり取りをするのは危険」というのは、実はLINEを選んでいるケースもあります。
- いけないと分かっていることをやる背徳感
- LINEでバレる人がたくさんいる中で、自分はうまくやれているという優越感
- 「バレるかも」と危険を感じるシーンで抱く高揚感
これらは、日常ではなかなか得られない快感です。既婚者同士でやり取りすることだけでもリスクが大きいですが、より危険度を上げることでスリルを楽しんでいます。
スリルを求めている人は「安全」「安定」を好みません。そのため、リスクが大きいといわれているLINEでのやり取りに魅力を感じてしまいます。
軽快にやり取りできる
LINEには、やり取りをスムーズにできるメリットがあります。
LINEはチャット感覚で使われることが多いツールです。まるで会話するように軽快にやり取りできるので、コミュニケーションを取る上でストレスが少なく済みます。
また、既読機能があるのもメリットとしては大きいですね。メールや手紙のように、相手が読んだか読んでいないか分からない状態では、いつ返事が来るかも予想できません。返事を待つ側としては、大きなストレスでしょう。
しかし、既読機能があるおかげで「読んでいるみたいだから、そのうち返事が来るだろう」と気楽に待てます。このように、やり取りの中で起こり得るストレスを軽減できるからこそ、LINEでのやり取りに便利さを感じてしまうのです。
すでに利用していればアカウント登録の面倒がない
LINEのアカウントを持っていれば、すぐにやり取りをスタートさせられるのもひとつのメリットですね。
他者とやり取りできるツールには、様々なものがあります。通話もできるもの、無料で使えるもの、スタンプが充実しているものなど、機能も多種多様です。しかし、既婚者マッチングアプリで出会った人とやり取りするためだけに、新しいツールを使い始めるのは面倒ですよね。
その点、LINEは連絡手段の主流といっても過言ではないほど有名なツールなので、すでにアカウントを持っている人も多いはずです。IDや電話番号を交換すればすぐにやり取りを始められるので、手軽でいいですよね。
既婚者必見!バレにくいLINEの使い方
「リスクは避けたいけど、やっぱり便利だからLINEを使いたい」という人もいるでしょう。
実は、LINEの機能を上手に使うことで不倫をバレにくくできます。トラブルを未然に回避できるように、これから紹介するLINEの使い方を意識してみてくださいね。
相手のアカウント名を変更する
LINEに表示される相手の名前は、自由に変更できます。異性の名前で連絡が来ると不倫を怪しまれるおそれがあるので、同性の名前に変えておくのがおすすめです。
やり方は、まず相手のアカウントのトップページを開きます。名前のところに鉛筆マークがあるので、タップすると名前を入力・変更できますよ。
通知をオフにする
LINEによる不倫バレは、通知がきっかけだったケースが多く見られます。パートナーに怪しまれるきっかけを作らないためにも、LINEの通知は必ずオフにしておきましょう。
LINEの通知設定は、細かく触れます。
- 通知そのものを切る
- 送り主のアイコンを表示しない
- サムネイル(写真やスタンプなど)を非表示にする
- メッセージ内容を出さない
このように、防ぎたい部分に合わせてオフ設定ができるので、設定ページで調整してください。
他端末からのログインを通知する
LINEにはPC版もあるので、PC、タブレット、スマホといった複数の端末でログインできます。自分が意図しないところでLINEを覗かれないように、ログイン通知はオンにしておきましょう。
通知をオンにしていると、他端末からログインされた時に相手のIPアドレスや国・地域といった情報が届きます。セキュリティの観点からも、通知をオンにしておいて損はないですよ。
小まめにトーク・写真のデータを消す
既婚者マッチングアプリで出会った人とのやり取りは、ずっと残しておくのではなく小まめに削除しましょう。
ただし、トークルームごと完全に削除するようなやり方では、逆にパートナーに怪しまれてしまいます。
「この前通知が来ていたのに、トーク履歴がないのはなぜ?」
ちょっとした違和感から、パートナーは疑念を強め、今まで以上にあなたの行動に目を光らせるようになるでしょう。
相手とのやり取りの履歴を消す際は、見られたらまずいもののみを消すようにしてください。万が一、パートナーに相手の存在を知られたとしても「友達だよ」「仕事関係の人だよ」と言い逃れできそうなトークルームにしておけば、自然に疑いを回避できます。
相手のことが気になっているのであれば、やり取りを見返したくなることもあるでしょう。しかし、思い出のように取っておいた履歴が、夫婦を終わりへと導く可能性があります。
証拠としてパートナーにデータを取られないように、できるだけ小まめに削除しましょう。
安全にやり取りするなら既婚者マッチングアプリがおすすめ
LINEは確かに便利ですが、ちょっとしたきっかけでパートナーに不倫がバレてしまうことがあり危険です。
そもそも、既婚者同士で仲を深めること自体がハイリスクなので、やり取りには細心の注意を払わなければなりません。どんなにLINEが便利といっても、バレないかと不安を抱いたまま使っていては、やり取りを楽しめないでしょう。
少しでもLINEでのやりとりが不安なら、既婚者マッチングアプリでやり取りを続けるのがおすすめです。例えば、既婚者マッチングアプリ「既婚マッチ」には、メッセージや画像の削除機能が備わっています。さらに、アプリアイコンがスマホ画面に表示されないので、他者からバレる心配はほとんどありません。比較的安心して既婚者同士のやり取りを楽しめますよ。
まとめ
既婚者マッチングアプリで出会った人とのLINE交換には、多くの危険がはらんでいます。
ちょっとしたミスでパートナーにバレ、関係が泥沼化することも珍しくありません。安心して既婚者同士のコミュニケーションを楽しむなら、マッチングアプリ内のメッセージ機能でやり取りするのがおすすめです。