どんなに好きで結婚した旦那であっても、長い結婚生活の中では、旦那以外の男性を好きになることはないとは言い切れません。
誰かを好きになるという気持ちは、そう簡単に抑えることはできませんよね。たとえ、自分の気持ちであっても「好き」という気持ちをコントロールするのは難しいものです。夫以外の男性を好きになってしまったとき、誰にも相談できずに1人で悩む女性は少なくありません。
そこで今回は、夫以外を好きになったキッカケや出会いの場、その後対処法について解説します。
旦那以外の男性を好きになってしまったきっかけは?
長い結婚生活の中で、旦那以外の男性を好きになるのは、一体どのようなときなのでしょうか?人によってきっかけはさまざまですが、「寂しい気持ち」がきっかけになることが多いようです。
夫婦間のセックスレス
妊娠や出産をきっかけに、セックスレスに陥る夫婦は少なくありません。特に、出産後は育児に追われ、セックスどころじゃない!という女性も多いのではないでしょうか?
育児がひと段落して、ふと気が付くとセックスレス状態。時間が経過すればするほど誘いにくくなり、キスやスキンシップさえない状態に陥りがちです。正直、寂しい気持ちにもなりますよね。
そんな寂しい気持ちを埋めるために、旦那以外の男性に心が惹かれてしまう方も多いようです。
旦那に「ときめき」を感じなくなった
付き合っていたころや結婚したてのころのように、旦那に対してときめきを感じられなくなったという方は多いのではないでしょうか?
毎日顔を合わせて、長い時間一緒に過ごしていれば、当然のことなのかもしれません。
しかし、「これから先、一生ときめくことはないのかな…。」と考えると、人恋しい気持ちになってしまいますよね。旦那以外の男性にときめきを求めてしまっても仕方がないのかもしれません。
好きな自分じゃなくなった
家事や育児、仕事に忙しい日々を過ごしていると、ついイライラして怒ってばかりになりがちです。旦那に相談しても、ちゃんと話を聞いてくれない…。なんて状況では、笑顔でいることも難しいですよね。自分のことが嫌いになってしまうことも考えられます。
思わず、愚痴や相談をした男性が自分を認めてくれ、優しい言葉をかけてくれたら、好きになってしまうこともあるでしょう。
夫婦関係に不満がある時に、異性から優しくされた
夫以外の男性を好きになってしまうきっかけの一つとして「夫婦関係に不満がある時に、異性から優しくされた」事です。
- 夫から優しさを感じない
- ダブルワークなのに、妻が家事も育児も担当している
- 女性ではなく、母として夫から見られるようになった
- 些細な気遣いができず、ストレスを感じている
- 夫婦の会話がない
夫婦関係が長くなればなるほど、何かしらの不満はつきものです。その時に、職場やその他の交流の場で、夫以外の異性から優しくされた事がきっかけで、好きになることも少なくありません。
旦那以外に好きになるのは許されない?
女性側の心理状態について
旦那以外に好きな人ができたとき、許さない行為なのでは?と悩まれる女性は少なくありません。中には、心の中の葛藤に苦しめられる方もいます。
では、夫以外の男性を好きになった時に女性側はどのような心理状態で悩んでいるのでしょうか。
旦那も好きだからこその罪悪感
旦那以外に好きな人ができたときの悩みの一つ目は、「夫以外の好きな男性」と「夫への好きな気持ち」の葛藤です。このような気持ちになってしまった罪悪感がある人は、非常に多いです。
これまでと同じように、夫のみが恋愛対象と気持ちを切り分ける事ができれば良いですが、思いとは裏腹、夫以外の男性も好きになってしまった自分に悩まされます。
どちらにしても、夫婦関係が成立している上で、旦那以外の人を好きになると、苦しい気持ちに陥りやすいと言えます。
子どもに対しての気持ち
旦那以外の男性を好きになってしまった女性の心理状態として「子どもに対して申し訳ないという気持ち」が生まれがちです。子どもにとって、父親と母親は唯一無二の存在です。
旦那以外の男性を好きになったとき、ほとんどの母親は、罪悪感を感じずにはいられないでしょう。
世間一般的な倫理観
結婚とは、一生相手と添い遂げることを約束するものと考える方がほとんどなのではないでしょうか?
一般的な倫理観から、旦那以外の人を好きになってしまった自分を許せないという方はいるでしょう。特に、自分に厳しい方や道徳的観念が強い方は、苦しい気持ちに陥りやすく、辛くなってしまうことも少なくありません。
旦那以外を好きになってしまったときにできること
もし今、あなたが旦那以外を好きになって苦しい気持ちに陥っているとしたら、一体どうしたらいいのでしょうか?
先が見えない恋ほど辛いものはありませんよね。旦那以外を好きになってしまった今、できることを一緒に考えてみましょう。
好きになった人と距離を置く
苦しい気持ちを抱えて1人で悩んでいると、どうしても好きな人のことばかり考えがちです。一旦、相手と距離を置いて冷静なる時間を作るのも大切です。
距離を置くとは、好きな人と会わないということです。もちろん連絡も取り合いません。好きな人が同じ職場などでどうしても難しい場合は、できる限り接点を持たないようにしましょう。相手からの連絡がきても、必要最低限の返答のみにします。
好きな相手と距離を置くと、自然に自分の気持ちが見えてくるはずです。また、相手のことを冷静に考えられるようになり、違う見方ができる場合もあります。
自分にとって今、本当に必要なものは何なのか、何を一番大切すべきなのかしっかり考えましょう。
「好き」の気持ちを確認する
旦那以外の人を好きになるのは、いわゆる「禁断の恋」ですよね。倫理的に許されないことをしているという背徳感は、恋する気持ちを盛り上げます。
一方で、旦那や子どもに対する罪悪感に苛まれ、苦しい気持ちに陥りやすいとも言えます。罪悪感を感じているなら、あなたにとって一番大切なのは「家庭」です。
好きになった人に対する気持ちは、愛情ではなく憧れや尊敬といった気持ではありませんか?世の中には、さまざまな男性がいます。素敵な人もたくさんいるでしょう。
もしかしたら、禁断の恋に踊らされているだけで、「好き」という気持ちは、芸能人やアイドルを好きになるような気持ちと同じものなのかもしれませんよ。
旦那以外で恋愛関係まで発展する男性との
出会いの場所とは?
毎日同じ生活を送っていると、なかなか新しい出会いはありませんよね。旦那以外で恋愛関係まで発展する男性とは、一体どこで出会うのでしょうか?
1.元カレ
既婚女性が旦那以外で恋愛関係まで発展しやすいのが、元カレです。一度好きになった相手だからこそ、恋に落ちるスピードも早く、恋愛関係まで発展しやすいと言えます。
結婚して長い間、連絡を取り合っていなくても、今はSNSなどを通じて簡単につながることができます。同窓会などがきっかけで再会することも多いようです。
2.会社関係
仕事をしている女性の場合、勤務している会社で出会った男性を好きになってしまったという方は多いようです。
出会いの場は、同じ会社だけとは限りません。お客様や取引先など、仕事上関わる人が多ければ多いほど、当然、出会いの人数も多くなります。
3.友人関係
幼なじみや学生時代の友人も、ふとしたきっかけで恋愛に発展することも少なくありません。
旦那の愚痴を聞いてもらっているうちに、いつの間にか好きになっていた…なんてことも多いようです。
4.子どもの学校・習い事関係
子どもがいる場合、子どもの保育園や幼稚園、学校、習い事などで知り合った男性と恋愛関係に発展するケースも考えられます。
特に子どもが小さいうちは送り迎えが必要になるため、毎日のように顔を合わせているうちに好きになってしまった…なんてこともあるようです。
5.SNSや出会い系アプリ
寂しい気持ちを抱えている女性の場合、旦那以外の男性との出会いを求め、自ら積極的にSNSや出会い系アプリで気の合う男性を探す方もいます。
SNSや出会い系アプリは、気軽に男性と出会える反面、必ずしも信頼できる相手と出会えるとは限りません。トラブルに発展するケースも多く、利用する際は注意が必要です。
夫以外の好きな人と関係を発展させる手順について
誰かを好きになると、つい「好き」という気持ちが先走り、周りが見えなくなりがちです。恋をしているときは楽しいものです。恋愛を発展させるためには、以下のような手順がおすすめです。
- リスクを確認する
- 自分と相手の気持ちを確かめる
- ルールを決める
リスクを確認する
旦那以外の男性との恋愛には以下のリスクがあります。
- 周囲にバレる可能性がある
- パートナーに知られ、慰謝料を請求される恐れがある
特に、会社内など特定のコミュニティ内で恋愛をすると、周囲に知られるリスクは高いと言えるでしょう。また、配偶者に伝わった場合、配偶者以外と性的関係を持つと不貞行為とみなされ、配偶者やパートナーの配偶者から、慰謝料を請求される恐れがあります。
夫以外の男性との恋愛は、絶対に周囲にバレないように注意する必要があることを心に留めておきましょう。
自分と相手の気持ちを確かめる
付き合うリスクを理解したら、次は自分と相手の気持ちを確かめることが大切です。「リスクをとっても、彼女と近づきたい」「彼が心の支えになっている」など考えた上で、進めることが大切です。
本気の恋であると確認を持つことができれば、相手を誘い、自分に対する好意をさりげなく確認しましょう。
相手が同じ気持ちであれば、恋人関係になることができます。
注意点
相手にその気がない場合は、その後気まずい関係性になってしまうことがありますので、慎重に進めることをお勧めします。
ルールを決める
恋人関係になることができた場合は、必ず双方が納得するルールを決めることがとても大切です。お互いの家庭環境を壊さずに、良い関係性を構築することができるように注意しましょう。
ルールのイメージとしては以下の通りです。
- 連絡する時間を決める
- 連絡手段を決める
- 会う場所、会わない場所を決める
- 写真や動画は、携帯に入れずクラウドに保存する
- 位置情報を削除する
特にスマホに残った履歴等で、バレる可能性が非常に高いとされますので、履歴や位置情報は必ず残さないようにしましょう。
夫以外の男性と恋愛で気をつけること
両思いから不倫関係へと発展させるなら、パートナーはもちろん周りの誰1人にもバレるようなことはしてはいけません。
そのため、細心の注意を払う必要があります。ここでは、夫以外の男性との恋愛で気をつけることを一緒に確認しましょう。
生活パターンを変えない
パートナーに不倫を疑われるきっかけの1つとして、生活パターンの変化があげられます。
特に付き合いはじめたばかりのころは、一緒にいたいという気持ちが強くなりがちです。デートを優先して、お互いの家庭を後回しにするようなことは危険です。
2人の関係を続けていくためには、できる限り以前と行動パターンが変わらないよう配慮する必要があります。
連絡方法に気を配る
不倫相手との連絡手段として、電話やLINE、メールなどを利用するケースがほとんどでしょう。しかし、スマホの通知から、不倫がバレるというケースは多いようです。
スマホをロックしていて、家族であっても通知内容を確認できない状態であっても安心はできません。スマホ画面の通知が、ふとした瞬間にパートナーの目に入ることも考えられます。
また、ついつい不倫相手からの連絡が気になって、常にスマホを気にしてしまったり、肌身離さず持ち歩いたりしてしまうものです。いつも一緒にいるパートナーであれば、ちょっとした様子の変化から不倫に気づくこともあります。
家族と一緒にいるときは、スマホの通知をオフにしておくことも1つの方法です。しかし、他の人からの連絡が入る可能性もあるため、オフにはできない方もいるでしょう。
デートの時間や場所に配慮する
既婚者同士の恋愛は、常に人目を避けて会わなければなりません。
デートの時間や場所の確保に頭を悩ませる不倫カップルは多いでしょう。デートする際は、自宅や職場の近くを避けるのはもちろん、会う時間も短めに設定するなどさまざまな配慮が必要です。会いたい気持ちは分かりますが、デートの回数はできるだけ控えめにしましょう。
2人の関係が長くなるとつい油断しがちですが、関係を長く続けるためにも気を抜かず、常に気を配る必要があります。
スマホの着信履歴は削除する
不倫相手からの電話やLINE、メールの着信履歴は、都度削除するのがベストです。万が一、パートナーから不倫を疑われた際も、スマホに履歴がなければ堂々とスマホを見せて確認してもらうことができます。
毎回履歴を削除するのは、はじめのうちは手間に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば大したことではありません。不倫がバレるリスクを軽減するためにも、ぜひ実践しましょう。
SNSの投稿は控える
最近は、1人で抱えきれなくなった悩みを、ついSNSに書き込んでしまう…なんて方も少なくありません。
しかし、匿名のアカウントでの投稿であっても、書き込みの内容や写真などから身元を特定される可能性はあります。
ちょっとした投稿が、思わぬ事態に発展することもあるため、SNSの利用は控えたほうがいいでしょう。
まとめ
旦那以外の男性を好きになってしまったとき、苦しい気持ちに陥る女性は少なくありません。
苦しいのは、不倫は許されないものだと認識しており、家庭を一番に思っているからです。もし、苦しい気持ちを抱えたまま不倫するのであれば、さまざまなリスクを背負う覚悟が必要と言えるでしょう。