セカンドパートナーとはどのような末路が待っているのか、気になっている人も多いのではないでしょうか?
- 良い人を見つけられたとして、最終的にどうなるんだろう
- セカンドパートナーに興味があるけれど、幸せな未来がないなら、探さない方がいいのかな…?
結論からいうと、セカンドパートナーとの関係にはどこかのタイミングで終わりが来ます。しかし、幸せな終わり方になるか、悲惨なお別れをするかは人によって様々です。
本記事では、セカンドパートナーとの末路について解説します。関係を長続きさせるコツや悲惨なお別れを回避する方法も紹介するので、これからセカンドパートナーを探したいと思っている人は必見です。
セカンドパートナーとの関係には終わりがある
残念ながら、セカンドパートナーと一生を添い遂げることはできません。
セカンドパートナーは2番目の存在であり、あなたと一生を共にすべきはファーストパートナーです。どんなにセカンドパートナーのことを愛していても、いつかはお別れのときが訪れます。
ただし、「終わりがある=短期間しか付き合えない」という意味ではありません。アンケート調査には、約21%の婚外恋愛経験者が5年以上交際を続けているというデータがあります。
交際期間 | 割合 |
---|---|
3ヶ月未満 | 15.7% |
3ヶ月~1年未満 | 29.4% |
1年~3年未満 | 26.6% |
3年~5年未満 | 7.1% |
5年以上 | 21.1% |
いつかは終わりが来る関係でも、出会いを楽しみ、良好な関係を長続きさせ、豊かな人生を歩んでいる既婚者が多いのは事実です。
【体験談】セカンドパートナーとの末路
セカンドパートナーとの終わり方は千差万別で、ハッピーエンドもあればバッドエンドもあります。どんな末路があるのかを知っておくことは、セカンドパートナーと上手に付き合うことのヒントにもなりますよ。
セカンドパートナーと終わりを迎えた既婚者の体験談を集めたので、ぜひ参考にしてください。
ハッピーエンド
【転勤を機に、笑顔でお別れできました/40代男性】
比較的会いやすい距離にいた女性と婚外恋愛していました。しかし、僕の転勤が決まり、会いにくくなってしまうことをきっかけにお別れを決意。
とても悲しかったですが、彼女は「頑張ってね!」と応援してくれて、笑顔でさよならできました。
【「これ以上好きにならないために…」とふられました/30代女性】
セカンドパートナーの彼に、突然「別れよう」といわれました。
理由を聞くと、これ以上は体を求めてしまいそうだと。私のことも奥さんのことも大切だから、一線を越えてしまわないうちにとつらそうに話す彼を見て、私はとても嬉しく思いました。私自身も不倫関係は望んでいなかったので、快くお別れを受け入れました。
別れの理由を素直に伝え、愛のある話し合いができている人は、ハッピーなお別れができている印象を受けますね。
バッドエンド
【関係の変化で続けられなくなった/30代男性】
彼女に「私と再婚して」といわれてしまいました。もちろん、僕も彼女のことは大好きでしたが、妻と別れる気はなかったので、「このまま付き合い続けるのはまずい」と感じ、別れました。しばらくはLINEで「奥さんにバラす」「会社に行く」といった脅しが来ましたが、実際に実行されることはなく、しばらくしてLINEも来なくなりました。
【いつの間にか連絡がとれなくなりました…/40代女性】
月1回ペースで会っていた彼。会うときはいつも夜ご飯を一緒に食べて、おしゃべりしてバイバイというデートでしたが、徐々に「今月は無理」「仕事が忙しい」などと断られるように。いつの間にか、次にいつ会うかという話すらしなくなりました。
相手が本気になってしまったり、愛が冷めてしまったりしていると、お別れするのも一苦労…。場合によっては、家族や職場を巻き込むような悲惨な末路を辿る恐れがあります。
セカンドパートナーと終わる理由
好き同士であれば、「ずっとこのままで…」と願ってしまいますよね。しかし、セカンドパートナーとの関係に終わりが来てしまうことには理由があります。
法律による縛りがないから
婚外恋愛は、法律で認められた婚姻関係にはありません。曖昧で脆い関係なので、長続きさせられず終わってしまうケースが多いです。
夫婦の場合は、離婚となった場合に多くの壁が立ちはだかります。親権や財産の話し合い、両親や職場への報告、様々な公的手続き…バツイチの筆者だからこそ声を大にしていいますが、離婚は本当に大変です。離婚を成立させるにはとてつもないストレスがかかるため、多くの人が「別れずになんとか円満に過ごせるように」と工夫します。
しかし、セカンドパートナーは自由な関係なので、お別れするのも簡単です。
- 出会ってすぐは気持ちが盛り上がっていたけれど、もう冷めてきちゃったな
- 妻が怪しんでいる気がする…危ないから、もう彼女に会うのはやめておこう
このように、そのときの気分や状況で簡単にさよならできてしまいます。夫婦関係に比べて、頑張って長続きさせようという気持ちが弱いので、どこかのタイミングでお別れが来てしまうのです。
生活環境の変化に対応しにくいから
生活環境が変わると、セカンドパートナーと会えなくなったり、連絡しづらくなったりすることがあります。そうしたきっかけで交際を続けられなくなり、終わりを迎えるカップルも多いですよ。
例えば「引っ越し」ですね。転勤や単身赴任などがきっかけで、生活環境が大きく変わることがあります。夫婦であれば一緒についていくこともできますが、セカンドパートナーがついていくことは難しいでしょう。
生活環境の変化は、いつ訪れるか分かりません。突然海外への転勤を命じられたり、パートナーの仕事の都合で引っ越しせざるを得なくなったりすることもあります。筆者の父も、定年を迎えてから転職し、65歳を迎える現在も県外で単身赴任していますよ。
セカンドパートナーと付き合えるのは、今の環境だからこそです。住む場所や生活リズムなどが変われば、関係を一生続けていくことは困難でしょう。
束縛感のある付き合い方に疲れるから
婚外恋愛は自由な関係ではあるものの、自由な付き合い方はできません。ある程度の制約があって成り立つ恋愛なので、疲れて続かないのも終わってしまう理由です。
特に、感情で動くタイプの人にはつらい付き合い方となるでしょう。
- 会いたいけれど、約束していないから会えない
- 声が聞きたくても電話はNGといわれている
- セカンドパートナーのことが好きすぎて、家族優先のルールを守れない
このように、ルールありきの婚外恋愛には束縛感があり、人によっては大きなストレスがかかります。最初はなんとか耐えられても、次第に我慢も限界を迎え、お別れの結末を迎えてしまうのです。
セカンドパートナーとの関係を長続きさせるコツ
法で認められていない、お互いに家庭があるといった縛りから、セカンドパートナーとの関係には限界があります。
「ではセカンドパートナーを探す意味がないのでは?」
そんな声も聞こえてきそうですが、セカンドパートナーとの関係は決して無駄ではありません。実際に、セカンドパートナーがいることで「毎日が楽しい」と感じている人もたくさんいますよ。豊かな人生を歩むために、セカンドパートナーとの関係を長続きさせるコツをお伝えします。
家庭優先で付き合う
セカンドパートナーと付き合うのであれば、「家庭優先」は欠かせません。
セカンドパートナーは、パートナーでは満たせない部分を補うための存在です。「家庭」という軸を保つためのサポート役なので、交際中も家庭を最優先にしましょう。
「家庭優先を理解してくれる人とどうやって出会ったらいいの…?」
そんな不安を抱いている人には、既婚者専用マッチングアプリ「既婚マッチ」がおすすめです。既婚者のみが利用する出会いのツールで、多くのユーザーが家庭優先を前提に出会いを探しています。お互いの家庭を大切にしながら付き合えるので、良い関係を長続きさせられますよ。
ルールを決めておく
良好な関係を長続きさせるためには、ルールを決めておくことも大切です。
セカンドパートナーとの関係は、自由なものではありません。周囲にバレないように気をつけなければならないので、成り行きに任せるような付き合い方では続かないでしょう。もしもルールなしで付き合うと、以下のようなトラブルを招く恐れがありますよ。
- 突然連絡が来たせいで、通知を妻に見られてバレてしまった…
- 家の近くに彼女が来て、修羅場になった
- いつデートに誘えばいいのか分からず、自然消滅の状態に…
セカンドパートナーとは、会う頻度、連絡頻度、デートの回数などを明確に決めておくことが大切です。ルールがあることで、パートナーへのバレにくさもグッと下がり、関係を長続きさせやすくなりますよ。
感情をコントロールする
感情がコントロールできないと、交際中に様々なトラブルを招く恐れがあります。
例えば、以下のようなケースがありますね。
- 彼氏のことが好きすぎて、デートの約束もしていないのに会いに行って怒られた
- なかなか彼女に会えないストレスから、家族に八つ当たりしてしまった
感情的になると、良好な関係を維持できません。場合によっては、お互いの家庭を壊してしまったり、セカンドパートナーに愛想をつかされてしまったりする可能性も…。
感情的になっていいことは何もないので、セカンドパートナーとの交際には冷静さが必要です。
セカンドパートナーとの悲惨な末路を防ぐ方法
大切なセカンドパートナーとは、笑顔で「さよなら」といえるようにしたいですよね。素敵な時間を素敵に終わらせられるように、ここではハッピーエンドを迎えるためのコツを紹介します。
じっくりと話し合う
円満にお別れするためには、双方が納得しなければなりません。一方が別れたくないと思っている状態で無理やり別れようとすると、大きなトラブルに発展する可能性があります。
- セカンドパートナーが逆上して家に上がり込んできた
- 職場に不倫に関する匿名メールが送られてきた
一方的な別れ話は、セカンドパートナーの愛を憎しみに変えてしまいます。じっくりと話し合って相手も納得すれば、後腐れなくお別れできますよ。
別れたい気持ちをにおわせる
いきなり「別れよう」というと、相手は戸惑ってしまいます。素直に「はい」とはいえなくなってしまうので、徐々に距離を開けていくのがおすすめです。
距離の開け方としては、会う頻度を減らすのが効果的ですよ。
- 今月は仕事が忙しいから、会えそうにない
- 出かける用事ができたから、週末のデートをキャンセルしたい
- 飲み会が続いているから、夜に出かけるのはしばらく無理かも
このように、何かと理由をつけて会う機会を減らしていくことで、セカンドパートナーも別れを予感し始めます。別れをにおわせておけば、セカンドパートナーも別れ話を受け入れやすくなることでしょう。
感謝を伝える
「言霊」とよくいいますが、ハッピーな言葉を発するとハッピーな結果を生み出しやすいものです。セカンドパートナーと良いお別れをしたいのであれば、あなた自身がハッピーな言葉を使うようにしましょう。
- とても幸せな時間だった、ありがとう
- 結婚してからこんなに素敵な人と出会えると思っていなかった
- あなたのおかげで家庭の空気がよくなった
感謝を伝えられて嫌な気持ちになる人はいないでしょう。お互いが穏やかな気持ちになり、笑顔でお別れできますよ。
また、感謝を伝えられることで、セカンドパートナーは貢献感を得ます。気持ちが満たされていれば、別れを告げられたときも「この人が別れを望むのであれば」と素直に受け入れてくれることでしょう。
思い出の品を処分する
お別れすると、思い出はどんどん美化されていきます。思い出の品を見るたびに、相手のことが恋しくなってしまうでしょう。
- やっぱり別れたくない…もう一度「付き合いたい」といってみよう
- もうあの人の隣にいられないなんて考えたくない…そうだ、再婚を希望しよう
このように、思い出の品が良くない発想を招く恐れがあります。トラブルへの起爆剤にもなりかねないので、できるだけ早急に処分しましょう。
また、ものをずっと置いておくことで家族にバレるリスクもあります。婚外恋愛の痕跡を消すという意味でも、できるだけ早く思い出の品を処分するのがおすすめです。
まとめ
セカンドパートナーを持つ既婚者の末路は、人によって様々です。パートナーにバレることなく素敵なお別れができる人もいれば、離婚トラブルに発展し泥沼化してしまう人もいます。
どちらの末路を辿るかは、あなた次第。「セカンドパートナー=不倫」と考える人の中には「いい結果で終わるわけがない」という先入観を持つ人もいるようですが、決して悪い結末になるとは限りません。セカンドパートナーと良好な関係を築き、お別れのタイミングで上手に話ができれば、トラブルに発展させずに良い末路を迎えられますよ。
セカンドパートナーを検討している人は、婚外恋愛の末路を知った上で、冷静に大人のお付き合いを楽しんでくださいね。