
セカンドパートナーは、配偶者以外の異性と精神的な支えや癒しを求める関係であり、体の関係を持たないのが基本です。しかし、実際には体の関係を持つカップルも存在します。
セカンドパートナーと体の関係を持つということは、当然リスクがともないます。一線を越えるべきか、悩む方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、セカンドパートナーと体の関係を持つべきかについて徹底解説します。セカンドパートナーとの関係に悩んでいる方は、ぜひご一読ください!
セカンドパートナーと体の関係を持つ3つのリスク

セカンドパートナーと体の関係を持つことは、様々なリスクがともないます。
一時的な感情に流され行動してしまうと、人生を大きく狂わせてしまうことも…。後悔しないためにも、リスクを十分に理解した上で、慎重に判断することが重要です。
ここでは、セカンドパートナーと体の関係を持つリスクを一緒に確認しましょう。
1.法的なリスク
体の関係を持つことは、法律上「不貞行為」とみなされ、配偶者から慰謝料を請求される可能性があります。
慰謝料の金額は、関係の期間や程度、夫婦関係の状況などによって異なります。
一般的に、100万円から300万円程度が相場です。場合によっては、それ以上の高額な慰謝料を請求されるケースもあるでしょう。
また、不貞行為は「離婚原因」としても認められています。配偶者が離婚を望んだ場合、裁判で離婚が認められる可能性が高いです。離婚に至った場合は、財産分与や親権、養育費など様々な問題が発生します。
さらに、勤務先や知人、友人に知られることになれば、非難や批判は避けられません。勤務先にバレた場合は、異動や転勤などの処分を命じられる可能性が高いでしょう。最悪の場合、職を失うなんてことも考えられます。
体の関係を持つかどうかは、お互いの気持ちだけでなく、法的、倫理的な側面も考慮した上で、慎重に判断することが重要です。
2.感情的なリスク
はじめは精神的なつながりを重視した感情だったとしても、時間の経過とともに恋愛感情が芽生えるケースもあるでしょう。恋愛感情が芽生えたことで、一線を越えてしまうカップルは少なくありません。
しかし、体の関係を持ったことで、嫉妬や独占欲、依存など、複雑な感情を引き起こす可能性が高まります。相手を束縛したり、無理な要求をしたりするようになり、関係が悪化してしまうことがあります。
特に、どちらか一方に恋愛感情が芽生えた場合、関係のバランスが崩れ、感情的なもつれが生じやすいものです。
3.健康上のリスク
体の関係を持つということは、当然ですが妊娠のリスクがともないます。避妊をせずに性行為を行った場合、リスクはさらに高まります。
妊娠した場合、中絶や出産など、今後の人生に大きな影響を与えかねません。特に女性の場合、妊娠は体への負担が大きく、精神的なダメージは大きいでしょう。
加えて、性感染症のリスクも忘れてはいけません。性感染症は、放置すると不妊や重篤な疾患につながります。万が一、性感染症にかかったことが配偶者に発覚した場合、関係がバレるおそれもあります。
セカンドパートナーと体の関係を持つのであれば、お互いに性感染症の検査を定期的に受けることをおすすめします。

セカンドパートナーとの関係はどこまでならOK?

体の関係を持つことで起こり得るリスクを避けたい場合、一体どこまでなら許されるのでしょうか?
セカンドパートナーとの関係に、明確な法的基準はありません。ここでは、一般的に考えられる許容範囲をご紹介します。法的なリスクを十分に理解した上で、2人でしっかり話し合い、慎重に判断しましょう。

電話・メール・LINE
なかなか会うのが難しいカップルの場合、電話やメール、LINEは便利なツールです。しかし、使用方法によっては配偶者にバレるリスクがあるため注意が必要です。
電話は、通話履歴が残りにくいという特性から、比較的リスクが低い連絡手段と言えるでしょう。一方、メールやLINEはメッセージの履歴が残るため、扱いには注意が必要です。
特に、親密なメッセージや写真のやり取りは、不貞行為の証拠となる可能性があります。メッセージの削除やアカウントの管理は徹底しましょう。
食事やデート
食事やデートは、セカンドパートナーと楽しむ時間のひとつです。
一般的に、異性と2人きりで出かけるだけでは、法律上の不貞行為には該当しにくいとされています。
ただし、ホテルなど肉体関係が疑われる場所でのデートは避けるべきです。たとえ肉体関係がなかったとしても、ホテルなどに出入りしていることが知られたら、あらぬ疑いを招くだけです。
「本当に何もなかった」と弁明しても、信じてもらうのは難しいでしょう。周囲から誤解を招くような行動は避けるのが賢明です。

手をつなぐ
セカンドパートナーと手をつなぐ行為は、軽いスキンシップと捉えられるため、法的に問題となる可能性は低いでしょう。しかし、周囲から見れば「恋人」と誤解される可能性もあるため注意が必要です。
手をつなぐ際は、人目につきにくい場所やプライベートな空間を選び、周囲に知人がいないか、常に注意を払いましょう。
ハグ
ハグも、軽いスキンシップの愛情表現と捉えられるため、法的に問題となる可能性は低いでしょう。海外では挨拶や友情の表現としてハグが一般的なため、その延長線上にある行為として捉えることもできます。
手をつなぐのと同様、ハグも周囲から見れば親密な行為であり、誤解を招く可能性があります。特に、知り合いや配偶者に見られた場合は、婚外恋愛を疑われる可能性が高いです。ハグする場所や状況には、細心の注意を払いましょう。
ハグは、手をつなぐよりも触れ合う面積が大きい分、感情が高まり、その先に進みたくなる可能性があります。ハグする前に、セカンドパートナーと関係性の線引きを確認しておくことが重要です。
キス
キスは、肉体的な距離感を一気に縮め、その先の関係へと発展する可能性を高めます。感情が高まることで自制心を失いやすくなるため、思わぬ事態を招くことも少なくありません。
はじめは、肉体関係を持たないと決めていたカップルであっても、キスがきっかけとなり、我慢できなくなるケースも…。
キスは、肉体関係に準ずる行為とみなされる可能性があり、法的なリスクをともなうことがあります。
万が一、キスしていることが配偶者に知られた場合、不貞行為として慰謝料を請求される可能性があることを知っておきましょう。

肉体関係がない恋愛(プラトニックな恋愛)とは?

セカンドパートナーを持つ上で最もおすすめな付き合い方は、肉体関係がない恋愛(プラトニックな恋愛)です。
体の関係を持たないことで、物足りなさを感じる方もいるかもしれません。
しかし、セカンドパートナーとの関係において、肉体的なつながりを求めないからこそ得られるメリットもあります。
ここでは、セカンドパートナーを持つことによるメリットについてご紹介します。
精神的な支えが得られる
仕事や家庭の悩みなど、配偶者には話しにくいことでも、セカンドパートナーには話せるという方は少なくありません。セカンドパートナーがいることで、精神的な安定が得られたというケースは多いようです。
特に既婚者同士の場合は、家庭や子どもに関する悩みを共感し合えるため、心のよりどころとなるでしょう。
家庭や職場以外にリラックスできる場所や時間を持つことで、気分転換でき、ストレス解消にもつながります。
感情的な充足感
結婚生活が長くなると、配偶者への恋愛感情は薄れ、家族や仲間としての感情が強くなるものです。セカンドパートナーとの関係は、忘れかけていた恋愛感情を再び呼び起こします。平凡な日常に、刺激や活気をもたらします。
また、セカンドパートナーから異性として認められることで、自己肯定感が高まります。相手に良く見られたいという気持ちから、自分磨きに取り組む方も多いようです。セカンドパートナーとの関係が、自信を取り戻すきっかけになることも少なくありません。
夫婦関係への良い影響
セカンドパートナーとの関係で精神的な安定を得ることで、配偶者に対して穏やかに接することができるようになったという方は少なくありません。ギクシャクしていた夫婦関係が改善され、以前よりも夫婦仲が深まったなんてケースも。
セカンドパートナーとの会話で得た新しい視点や考え方が、夫婦間のコミュニケーションを活性化させる場合もあります。今まで気付けなかったような夫婦関係における課題や問題を、客観的に見つめ直すきっかけになることも多いようです。
セカンドパートナーとの上手な付き合い方
セカンドパートナーとより良い関係を築くためには、いくつかのポイントがあります。ここでは、セカンドパートナーとの上手な付き合い方を一緒に確認しましょう。

ルールを決める
セカンドパートナーとの関係を健全に保ち、長く続けるためには、お互いが納得できるルールを明確に決めることが重要です。
特に以下の4つに関しては、具体的なルールを決めておくことをおすすめします。
【ルールその①】関係の範囲
連絡やデートのみ、キスやハグまで、体の関係を持つかどうかなど、どこまでの関係性を築きたいのか、お互いの希望を具体的に話し合いましょう。
【ルールその②】連絡頻度と手段
連絡頻度や時間帯、連絡手段(電話、メール、SNSなど)について、お互いが無理のない範囲で決めましょう。

【ルールその③】会う頻度と場所
会う頻度や曜日、時間帯、場所について、お互いの都合を考慮して決めましょう。周囲に知られるリスクを避けるため、会う場所は慎重に選ぶ必要があります。

【ルールその④】金銭的なルール
デート代やプレゼント代など、金銭的な負担について、お互いが納得できるルールを決めましょう。金銭的なトラブルは、関係を悪化させる原因になりかねません。
事前に2人でしっかり話し合い、お互いが納得できるルールを決めましょう。一度決めたルールは、お互いが尊重し守ることが大切です。
もし相手がルールを破った場合は、冷静に話し合い、関係を見直すことも検討しましょう。関係の変化や状況に合わせて、ルールを見直すことも大切です。
お互いが常に納得できるルールを維持することが、健全な関係を続ける秘訣です。
家庭を最優先する
家庭を顧みずにセカンドパートナーとの関係にのめり込むと、配偶者との関係が悪化し、家庭崩壊につながるリスクが高まります。セカンドパートナーとの関係は、あくまでも家庭が基盤であることを忘れてはいけません。
大切なイベントや家族のトラブル時には、セカンドパートナーよりも家庭を優先しましょう。セカンドパートナーには、家庭を優先することを伝え、理解を求めることが大切です。
家庭とのバランスを意識し、配偶者に悟られないように細心の注意を払うことも忘れずに!
適度な距離感を保つ
セカンドパートナーとの関係が親密になりすぎると、感情的なもつれが生じやすくなります。適度な距離感を保ち、冷静な関係を維持することが関係を長続きさせる秘訣です。
相手の行動を束縛したり、無理な要求をしたりすることは、関係の悪化につながります。相手の私生活が気になり、つい詮索したくなる気持ちも分かりますが、過度に干渉することは避けましょう。
距離感に関する捉え方は人それぞれです。相手の気持ちを尊重しつつ、お互いが心地よいと感じる距離感を見つけることが大切です。
秘密を守る
セカンドパートナーとの関係は、常に秘密を守ることを意識する必要があります。
先述の通り、セカンドパートナーとの関係には、慰謝料請求や性感染症、妊娠など、様々なリスクが伴います。たとえ、最初は良い距離感を保てていたとしても、どちらかの気持ちがエスカレートしてしまうこともあります。
万が一、セカンドパートナーの存在がパートナーにバレた場合、家族を傷つけるだけでなく、社会的な信用も失うリスクがあることを理解しておきましょう。
相手に期待しすぎない
セカンドパートナーにないものを求めすぎると、関係が破綻してしまうことがあります。相手に期待しすぎず、良い面も悪い面も含め、ありのままを受け入れましょう。
相手を変えようとするのではなく、お互いの違いを尊重することが大切です。
過度な期待をしないことで、感情的な浮き沈みが少なくなり、安定した関係が築けるはずです。
セカンドパートナーとの関係に悩んだときの対処法
セカンドパートナーとの関係は多くのメリットをもたらす一方で、悩みがつきものです。ここでは、セカンドパートナーとの関係に悩んだときの対処法を一緒に確認しましょう。
1人で悩みを抱え込まない
セカンドパートナーという関係性は、一般的な社会通念や倫理観からは理解されにくい側面があります。悩みがあっても誰にも相談できず、1人で悩みを抱え込んでしまう方は少なくありません。精神的に追い詰められてしまうなんてケースも。
セカンドパートナーとの悩みは、既婚者専用のマッチングアプリで相談するのがおすすめです。既婚者専用のマッチングアプリでは、同じような悩みを抱える人と出会うことができます。悩みを共有したり、励まし合ったりすることで、心の支えとなる存在を見つけられるでしょう。
また既婚者専用のマッチングアプリは、匿名性が高いのが特徴です。周囲に知られる心配がないため、安心して利用できます。
関係を解消し、新しい出会いを探す
セカンドパートナーとの関係において、体の関係を持つかどうかは、非常に重要な問題です。お互いの意見が一致しない場合、関係を続けるのは難しいでしょう。
セカンドパートナーとの関係に悩み、お互いの意見が折り合わない場合は、関係を解消し、新たな出会いを探すことも1つの選択肢です。
新しいセカンドパートナーを探すなら、既婚者同士の出会いを求める人々が集まる既婚者専用のマッチングアプリを活用しましょう。既婚者専用のマッチングアプリは、年齢や趣味、価値観などはもちろん、目的別でも検索が可能です。
既婚者専用のマッチングアプリなら、セカンドパートナーを探す相手と効率的に出会うことができます。
まとめ
セカンドパートナーと体の関係を持つことは、良くも悪くも人生を大きく左右する可能性があります。リスクを十分に理解した上で、慎重に判断することが大切です。
セカンドパートナーとの関係に悩んだ時は、既婚者専用のマッチングアプリで相談するのがおすすめです。悩みを聞いてもらうだけでも、きっと心が軽くなるでしょう。セカンドパートナーとの関係がうまくいかない場合は、新たな出会いを探すこともできますよ!