セカンドパートナーを持つことは、人それぞれに異なる意味を持ちます。心の支えを求める人もいれば、新たな刺激を求める人もいるでしょう。
セカンドパートナーとの関係は多くのメリットをもたらす一方で、当然デメリットもあります。セカンドパートナーを持つことは、決して簡単な決断ではありません。
そこで今回は、セカンドパートナーのメリットとデメリットについて徹底解説します。セカンドパートナーの関係をスタートさせる前に、メリットとデメリットを把握し、将来について真剣に考えましょう。
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セカンドパートナーと不倫の違いとは?
セカンドパートナーと不倫との大きな違いは、性的関係を持つか持たないかです。配偶者以外の異性と性的関係を持つ不倫に対し、セカンドパートナーはあくまでもプラトニックな関係を保ちます。
肉体関係を持たないセカンドパートナーには、不倫と以下のような違いがあります。
項目 | セカンドパートナー | 不倫 |
---|---|---|
目的 | 精神的な支え、心の安定を重視 | 恋愛や肉体的関係を楽しむ |
既婚の有無 | 既婚者同士 | 片方が独身者のケースもある |
関係性 | 友だち以上、恋人未満 | 性的関係を伴う |
オープンさ | 秘密にすることがほとんどだが、場合によっては配偶者に公表するケースも | 完全に秘密で行う |
罪悪感 | 比較的少ない | 強い罪悪感を持つ |
セカンドパートナーと不倫の境界線は、人によっても、状況によっても異なります。たとえば、軽いキスはセーフ、深いキスはアウトといった具合に、カップルによってルールは様々です。
セカンドパートナーの関係は、従来の恋愛観とは異なる新しい関係性と言えるでしょう。しかし、不倫との境界線が曖昧であったり、様々なリスクを伴うことも事実です。
セカンドパートナーを持つことを検討している方は、メリットだけでなく、デメリットについても十分に理解し、慎重に決断することが大切です。
セカンドパートナーを持つメリット
新しい夫婦の在り方として注目を集めるセカンドパートナーには、様々なメリットが存在します。
ここでは、セカンドパートナーを持つメリットを紹介します。
1.配偶者には話せない悩みを共有できる
精神的なつながりを重視するセカンドパートナーの関係では、単なる恋愛相手ではなく、心の奥底にある悩みを打ち明けられる、かけがえのない存在です。
配偶者には言いにくい悩みも、セカンドパートナーなら気軽に相談でき、溜まったストレスを吐き出すこともできるでしょう。家庭や子どもについての悩みごとなどは、既婚者同士だからこそ分かり合えることは多いです。
愛する人に理解され、共感される経験は、自己肯定感を高め、心の安定をもたらします。
2.自己成長する機会になる
セカンドパートナーとの出会いは、自分自身を見つめ直し、成長する貴重な機会です。
たとえば、映画好きなセカンドパートナーであれば、一緒に映画を観ることで新たな価値観にふれるきっかけとなります。アウトドア好きであれば、一緒にキャンプに出かけたことで、自然の素晴らしさに感動し、新たな趣味を発見するなんてことも。
異なる価値観を持つセカンドパートナーとの交流は、今までの固定観念を打ち破り、自己成長するきっかけになるでしょう。セカンドパートナーとの関係は、人生をより豊かにする可能性を秘めています。
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3.自分磨きの意欲が高まる
セカンドパートナーを持つことは、自分磨きへの意欲を高めることにもつながります。
恋愛中は、自然と外見を気にかけるようになり、ファッションや美容に興味を持つようになります。さらに見た目だけでなく、内面も魅力的でありたいという気持ちが強まり、様々な知識を吸収しようと努めるようになる方も少なくありません。
常に魅力的でいたいという気持ちは、若々しく、いきいきとした自分でありたいと願う心につながり、日々の生活に張りをもたらします。
4.リフレッシュできる
仕事や家庭での悩みを、気兼ねなく打ち明けられる存在がいることは、心の重荷を下ろし、ストレスを解消する上で非常に大切です。
セカンドパートナーとの楽しい会話は、前向きな気持ちにさせてくれます。2人きりで一緒に過ごすだけでも、リフレッシュになり、前へと進むパワーを得ることができるでしょう。
代り映えのない生活に彩りが加わることでメリハリが生まれ、ワークライフバランスが改善されたというセカンドパートナーカップルは少なくありません。
5.恋愛のドキドキ感を味わえる
結婚生活が長くなると、恋愛感情が薄れてしまうという夫婦は少なくありません。セカンドパートナーとの新たな関係は、再び恋愛のドキドキ感や高揚感を味わわせてくれます。
セカンドパートナーとのデートや会話は、日々の生活に彩りを与え、充実感を満たしてくれます。恋愛を通して、新たな自分を発見したり、自己肯定感を高めたりもできるでしょう。
6.夫婦関係が深まる
セカンドパートナーの存在は、意外にも夫婦関係を深めるきっかけとなることがあります。
配偶者以外の客観的な意見をもらえたり、心のモヤモヤを解消できる場所があることで、夫婦間のコミュニケーションが円滑になり、穏やかな気持ちで毎日を過ごせるようになることも。
また、セカンドパートナーとの関係を通して、結婚当初のトキメキを思い出したり、配偶者の新たな一面を発見したりすることもあるようです。
セカンドパートナーとの関係が、夫婦間の信頼関係を深め、より豊かな関係を築くことにつながるケースは少なくありません。
セカンドパートナーを持つリスクやデメリット
セカンドパートナーを持つことは、多くのメリットがあり、人生をより豊かにしてくれる存在であることが分かりました。しかし、喜びや幸せには痛みが伴うこともあります。
ここでは、セカンドパートナーを持つリスクやデメリットを一緒に確認しましょう。
1.感情のコントロールが難しい
セカンドパートナーを持つことは、想像以上に感情を深く揺さぶる経験になる場合があります。感情のコントロールは、想像以上に難しいものです。
初めは軽い気持ちで始めた関係でも、合う回数が増えるごとに次第に相手への愛情が深まり、嫉妬心や本命になりたいという欲求が生まれることもあります。愛情が強まることで、自分だけをみてほしいという欲求が強くなり、関係を複雑化させてしまうことも。
セカンドパートナーとの関係が深まるにつれて、肉体関係に発展するケースも少なくありません。一度でも肉体関係を持つことで、関係が複雑化し、トラブルに発展する可能性が高まります。
配偶者へ肉体関係を持ったことがバレてしまえば、離婚や慰謝料請求などの法的問題に発展する可能性があります。
2.法的なリスク
肉体関係を持たないセカンドパートナーの関係は、不倫とは異なる考える方も多いかもしれません。
確かに、不貞行為と認められるのは肉体関係がある場合です。しかし、実際には肉体関係の有無にかかわらず、不倫とみなされる可能性はあります。
たとえば、ホテルで一緒に過ごす、宿泊を伴う旅行に行くなど、たとえ肉体関係がなかったとしても証明するのは難しいものです。
社会通念上、配偶者以外の人との親密な関係は、結婚生活への裏切りと捉えられることが多いです。セカンドパートナーの存在は、夫婦間の信頼関係を損ない、婚姻関係を破綻させる可能性があります。
セカンドパートナーとの関係は、慰謝料請求や離婚などの法的リスクが伴うことを知っておくことが大切です。不倫を疑われるような軽率な行動は慎みましょう。
3.周りからの理解を得にくい
セカンドパートナーの関係は、周りからの理解を得るのが難しいのが現実です。
一夫一婦制を基本とする日本では、セカンドパートナーを持つこと自体が、一般的な価値観から大きく外れる行為と見なされがちです。
セカンドパートナーとの関係は、配偶者への裏切り行為であり、道徳的に許されない行為と判断されることがほとんどでしょう。
どんなに親しい友人であっても関係が悪化したり、疎遠になったりする可能性があります。同僚や上司からの信頼を失い、職場での孤立を招くことも考えられます。
特に、職場やコミュニティなど、自分が属している社会的な場で、セカンドパートナーとの関係が知られることで、大きな問題に発展する可能性があるということを理解しておくことは大切です。
4.精神的な負担
セカンドパートナーを持つデメリットは、周囲からの目や法的なリスクだけではありません。自分自身の心の奥底に潜む罪悪感や不安といった、精神的な苦しみを伴うことがあります。
配偶者や家族への裏切り行為という意識から、強い罪悪感に苛まれる方は少なくありません。常に秘密を抱えているという重圧感や、関係がバレるのではないかという不安から、精神的に疲弊してしまうことも。自分自身の行動を正当化できず、自己嫌悪に陥る方も多いようです。
精神的な負担により不眠や集中力の低下などを引き起こし、心身の健康を損なうなんてことも少なくありません。
5.家庭環境への影響
セカンドパートナーを持つことは、配偶者はもちろん、家族の生活にも大きな影響を及ぼすことがあります。
セカンドパートナーとの時間を確保するためには、家族との時間を犠牲にしなければなりません。その結果、配偶者や家族と過ごす時間が減り、夫婦関係が疎遠になることも考えられます。
さらに、罪悪感や不安を抱えながら家族と接するため、心の余裕がなくなってしまうことも。隠れて関係を続けることによるストレスが、家庭内に波紋を広げ、家族全体の雰囲気が悪くなるなんてことも少なくありません。
万が一、セカンドパートナーの存在が発覚した場合は、家族の信頼関係が崩壊することも覚悟しておく必要があります。
セカンドパートナーの探し方5選
メリットだけでなく、リスクやデメリットもあるセカンドパートナーの関係。セカンドパートナーを持つと決めたなら、セカンドパートナーは慎重に探す必要があります。
ここでは、セカンドパートナーの代表的な探し方を5つご紹介します。それぞれの探し方には、メリットもデメリットもあるため、自分に合った探し方でステキなパートナーを探しましょう。
1.既婚者専用のマッチングアプリ
自分に合った理想のセカンドパートナーを探すなら、既婚者専用のマッチングアプリがおすすめです。
既婚者専用のマッチングアプリでのセカンドパートナー探しのメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・相手が既婚者であることを確認する必要がない ・年齢、趣味、価値観が合う相手を探しやすい ・安心・安全に相手を探せる ・立場や気持ちを理解し合える相手が見つかる | ・アプリの利用料がかかる ・会員数が少ないと相手が見つかりにくい ・業者やサクラなどトラブルになる可能性がある |
2.既婚者向けのイベントや交流会
既婚者向けのイベントや交流会は、同じような境遇の人と出会えるという点で魅力的です。しかし、メリットだけでなくデメリットも存在するため、慎重に検討する必要があります。
既婚者向けのイベントや交流会でのセカンドパートナー探しのメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・普段は出会えないような相手と出会うことが可能 ・共通の目的を持った人に出会える ・直接会って、気に入った相手にアプローチできる ・既婚者であるか確認する必要がない | ・恋愛目的で参加していない参加者も多い ・知人や友人が参加している可能性もある ・参加費用が必要 ・1人あたりの会話時間が少なくなりやすい ・積極性がないとその場限りになりがち |
3.職場
職場は、日常的に顔を合わせ、共通の話題で盛り上がれるため、セカンドパートナーを探す場所として魅力的に映るかもしれません。
しかし、職場でのパートナー探しは、メリットだけでなく、大きなデメリットも伴います。職場でのセカンドパートナー探しのメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・身近な場所で探せる ・自然に仲良くなり関係が発展しやすい ・仕事の相談もできる相手を探せる | ・キャリアに悪影響を及ぼすおそれがある ・周囲の人にバレる確率が高く、噂になりやすい ・トラブルに発展した場合は、仕事がやりにくくなる |
4.趣味のサークルや習い事
趣味のサークルや習い事は、共通の興味を持つ人々と出会い、自然な形で関係を築ける場として魅力的です。ただし、恋愛目的で参加する場ではないということを理解しておく必要があります。
趣味のサークルや習い事でのセカンドパートナー探しのメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・共通の趣味や関心を持つ相手を探せる ・定期的に会えるため自然に仲良くなりやすい ・関係発展後も定期的に会える ・共通の話題で会話が弾む | ・参加者は恋愛目的で参加していない ・恋愛目的で参加していると疎まれるおそれがある ・月謝などが必要 |
5.SNS
近年、SNSは多くの人々のコミュニケーションツールとして定着し、新たな出会いの場としても注目されています。
しかし、SNSには多くの危険が潜んでいます。SNSを利用してセカンドパートナーを探すならリスクをしっかり理解し、慎重に行動することが重要です。
SNSでのセカンドパートナー探しのメリットとデメリットは、以下の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
・普段の生活では出会えない相手と知り合える ・バレにくい遠方に住む相手を探せる | ・肉体関係目的の相手も多数存在する ・恋愛関係にまで発展しにくい ・手間も時間がかかる ・サクラや業者が存在し、見分けるのが難しい ・トラブルに巻き込まれる原因がある |
まとめ
セカンドパートナーの関係は、多くのメリットがある一方で、リスクやデメリットもあります。
セカンドパートナーを持つという選択をするのであれば、メリットだけでなく、リスクやデメリットも理解することが大切です。
自分に合ったセカンドパートナーを探すなら、既婚者専用のマッチングアプリがおすすめです。既婚者専用のマッチングアプリなら、真剣な出会いを求める既婚者が数多く登録しており、理想のセカンドパートナーに出会える可能性が高いです。
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