夫婦のお悩み

妻が夜の営みを拒否する理由とは?セックスレス家庭の妻の本音を解説

妻が夜の営みを拒否する理由とは?セックスレス家庭の妻の本音を解説
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長い結婚生活の中で、妻から夜の営みを拒否された経験がある夫は多いのではないでしょうか?

  • 最近、妻がセックスを拒否すルようになった
  • 妻が夜の営みを嫌がるようになった
  • もう、何ヶ月も妻と関係を持っていない・・・。

など、妻から夜の営みを拒否されることにより、セックスレス状態になっている…と悩む夫は少なくありません。

妻がなぜ夜の営みを拒否するのか分からず、1人で思い悩み、満たされない気持ちで過ごす毎日はつらいですよね。

そこで今回は、妻が夜の営みを拒否する本当の理由を解説します。

セックスレスの定義について

セックスレスとは?どのぐらいの期間からセックスレス?

最近、TVドラマやネットでも話題となっているセックスレス。そもそも、セックスレスとはどのような状態をいうのでしょうか?

ここでは、セックスレスの定義を解説します。

1ヶ月以上セックスまたは性的な触れ合いがない状態

日本性科学会では、セックスレスの定義を以下のように定めています。

「特別な事情がないにもかかわらずカップル(夫婦)の合意した性交あるいはセクシュアル・コンタクトが1か月以上ないこと」

セクシュアル・コンタクトとは、性的な興奮や快感を得るために触れ合う行為です。

具体的には、キスやハグ、愛撫などを指します。つまり、セックスしていなくてもキスやハグなど性的なふれあいがある場合はセックスレスとは言いません。

セックスレスに対する考え方には違いがある

「セックスレスの定義」はあくまで一般的なガイドラインでしかありません。たとえ同じ夫婦であっても妻と夫でセックスレスの捉え方や考え方が異なることはあるでしょう。

また、セックスレスになること自体が問題と感じる夫婦もいれば、特に問題と感じない夫婦もいます。

妻が夜の営みを拒否する理由とは?

妻が夜の営みを拒否する理由とは?

恋人同士だったころや結婚したばかりのころは当たり前のようにセックスしていたのに、なぜ妻が夜の営みを拒否するようになったのでしょうか?

実は「セックスしたくない」という妻はめずらしくありません。
妻が夜の営みを拒否することでセックスレスになり悩む夫はとても多いです。

妻が夜の営みを拒否する原因はさまざまなことが考えられ、1つだけとは限りません。

ここでは、妻が夜の営みを拒否する本当の理由をご紹介します。

1.子供が生まれてからやりたくない気持ちが強くなった

妊娠・出産・育児がきっかけでセックスレスになる夫婦は少なくありません。特に妊娠や産後を通じて、女性の体は大きく変化します。また、その後育児では、睡眠不足が続き疲労困憊です。

夫は子供が生まれたとしても変化はありませんが、そのギャップによってセックスレスになってしまう家庭も多いとされています。

産後は体が不安定な状態

出産直後のからだや気持ちはとても不安定です。

「どうしてこんなにイライラするの?」と悩んでいる妻はたくさんいます。胎盤から出ている女性ホルモンが急激に少なくなることで不安を感じやすく、イライラしたり涙もろくなったり、なかには眠れなくなる方もいます。

出産後の女性の約2人に1人がマタニティブルーになるとも言われています。マタニティブルーがひどくなると不安や疲労がひどくなると「産後鬱」に発展してしまうことも考えられます。

不安な気持ちを和らげるために優しく接してあげましょう。このタイミングでどれだけ「優しくできるか」が今後の夫婦生活の鍵を握ります。

2.家事や育児、仕事で忙しく体力の限界

女性の社会進出が進む現代では、共働き夫婦が増え家事や育児は夫婦で協力し分担することが当たり前になっています。とはいえ、夫よりも妻の方が育児や家事の負担が大きいことがほとんです。

そのため、家事や育児の分担に関して夫に不満を抱く妻は少なくありません。心の中では、夜だけは夫に甘えたいと思っていても、疲れの方が勝ってしまいセックスを拒否してしまう妻もいるでしょう。

特に、育休が終わり仕事復帰した後などは要注意です。慣れない育児と仕事の両立は本当に大変です。疲れ果てた状態でセックスを求められれば、苦痛に感じてしまっても仕方がありません。

3.夫への愛情の変化

結婚して一緒に過ごす時間が長くなると、見た目や言動にも変化が現れてくるものです。また、日々の生活でパートナーの嫌な一面を見ることも多く、日々の積み重ねで「夫とはやりたくない」と愛情が変化してしまうことがあります。

それ以外にも、加齢による体型の変化や体臭などにより生理的にセックスすること自体が無理となってしまうこともあります。

4.ホルモンバランスの乱れ

加齢やホルモンバランスの変化により体力や性欲が低下する女性は多いです。多くの女性が経験する更年期障害もセックスレスの原因になり得ます

年齢とともに夜の行為によって起きる摩擦に対して痛みを感じる女性もいます。せっくすに対して痛い印象がある状態となると、夫からの誘いを拒否する原因につながります。

5.コミュニケーション不足

セックスレス夫婦の特徴の一つにコミュニケーション不足ということがあげられます。

仕事が忙しく疲れているからといって、妻とのコミュニケーションを後回しにしていませんか?
「おはよう」や「おやすみ」「行ってきます」など挨拶すらしていないなんて方もいるかもしれません。

日ごろから夫婦のコミュニケーションがとれていない場合、愛情は薄れてしまいがちです。夫婦2人で出かけることもなく、毎日顔を合わせているのに会話もない状態では愛情が薄れてしまっても仕方がありません。

愛がなければセックスはできないという妻は多いです。まずは、二人でゆっくり話をする時間を作ることから始めていきましょう。

6.婚外恋愛をしている

妻が夫からの誘いを拒否する理由として、婚外恋愛をしていることも可能性として考えられます。夫以外の男性で心の支えとなる存在がいるため、夫への愛情が少なくなっていることも考えられます。

一方で、婚外恋愛をすることによって夫婦仲が良くなったという声もあるため、一概には言えませんが、のめり込みすぎてセックスレス状態になる可能性もあります。

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夫婦におけるセックスとはどのような意味があるのでしょうか?

単に性欲を処理する行為ではないはずです。
夫婦が互いに愛情を確認し合うための行為と考えるのであれば、お互いの気持ちを理解することがとても大切です。

ここからは、妻と愛情あふれる夫婦生活を送るための方法をご紹介します。

対策①:妻の体調を最優先に考える

妻がセックスを拒否する原因はさまざまなことが考えられます。産後のホルモンバランスの崩れや更年期障害など女性のからだに関する性欲の低下が要因のケースも少なくありません。

ホルモンバランスの崩れによる情緒不安定などは本人自身は気が付いていない場合もあります。

  • 無性にイライラする
  • 分からないけど触られたくない
  • なぜか体がしんどい

上記のように、妻自身もセックスを拒否する理由が分からないときもあります。

妻の様子をしっかり見守り、情緒不安定だなと感じたときは優しく接してあげることが大切です。

相手の体調を考えてから夜の営みに誘うのがおすすめ

夫婦になっても、セックスを行うまでのムードを作ることが大切です。女性は「断ることはできるけど自分では誘えない」という方も少なくありません。

相手の体調を考えつつ、自然とできるような雰囲気することが大切です。

妻の様子が情緒不安定なとき、無理にセックスしようとすれば逆効果になるだけになってしまいますので、そんな日は、優しく頭やからだを撫でたり、ハグしたりスキンシップだけで我慢をすることも大切です。

対策②:夫婦でセックスについて話し合う

セックスレスで悩んでいるのなら、夫婦でセックスについて話し合うのもひとつの方法です。
妻にあなたの気持ちを正直に伝えてみましょう。

夫婦で話し合いをするポイントについて

夫婦で話し合いをする上でも、妻への聞き方がとても大切となります。夜の営みを拒否するのには、何かしらの不調や夫に対して不満があることが多いため、優しく聞いてあげることがポイントです。

何か不満に思っていることはないか、など男性はちゃんと反省して改善すればセックスレスも解消するキッカケにつながります。

何か知らない間に奧さんを傷つけている可能性もあります。

夫婦で話し合うことで、夫婦間の信頼関係が深まりセックスレス解消のきっかけになることがあります。

対策③:家事や育児を妻と分担する

共働き夫婦はもちろん妻が専業主婦であっても、家事育児の分担は夫婦の基本です。

家事や育児を手伝わず、感謝や労いの言葉もないのにセックスだけ求めてくれば、どんなに優しい妻でも拒否したくなります。

特に共働きの場合、家事や育児に加え仕事もこなさなくてはなりません。気力も体力も限界で疲れ果ててしまいます。妻の負担を少しでもやわらげてあげてください。

対策④:夫婦の時間を大切にする

結婚して子どもが生まれると夫婦2人きりで出かける機会が減ってしまいがちです。家にいてもいつも子どもと一緒で、夫婦2人きりになれる時間がないと悩む方は少なくありません。

そのため、夫婦二人だけの時間を作るように意識してみることも有効です。

対策⑤:「愛している」と言葉で伝える

夫婦間のセックスの根底にあるものは良好な夫婦関係です。妻に「愛している」と最後に伝えたのはいつですか?

妻のことは愛しているけど言葉にして伝えていないという夫は多いです。恥ずかしいなどと言わないで、ぜひ勇気を出して言葉にしてください。

多くの女性は「セックス=女性として愛されている」という認識があります。性欲を満足させることよりも「愛の証し」としてセックスを求める傾向が強いです。

日頃から「愛している」と伝えていれば妻も愛されていると実感でき、自然な流れでセックスにも応じてくれるでしょう。

愛しているという直接的な言葉だけでなく「かわいいね」「いつもありがとう」「これからもずっと一緒にいよう」など素直な気持ちを伝えるのもおすすめです。妻の満足度がぐっと高まり、セックスへの意欲も高まるはずです。

対策⑥:妻から尊敬される夫になる

いつまでも妻から男性として見られるためには、妻から尊敬される夫であり続けることが大切です。妻が尊敬できる夫の条件は以下の通りです。

  • 他人の悪口を言わない
  • いざというときに頼りになる
  • 人に優しくできる
  • 家事育児に協力的
  • 仕事に真摯に向き合う姿勢
  • 約束を守る

日ごろの自分の言動を振り返り、妻から尊敬される夫であるように心がけましょう。

まとめ

妻からセックスを拒否されると夫としてプライドが傷つき、自信をなくしてしまう方もいるでしょう。しかし、セックスを拒否するからと言って妻があなたを全否定しているとは限りません。

出産後のホルモンバランスの崩れや更年期障害などが原因でどうしてもその気に慣れないこともあります。

また、家事や育児は思いのほか気力も体力も消費します。
忙しい毎日でセックスに目を向けるほど、気持ちに余裕がないのかもしれません。

一方で、夫であるあなたの言動に問題があることも考えられます。妻に対する日ごろのあなたの言動をぜひ振り返ってください。

夫婦のセックスレスは、さまざまな要因があり妻と夫どちらか一方に原因があるとは限りません。

一番大切なのは夫婦2人のコミュニケーションです。お互いの本音を理解し合い、夫婦間の信頼関係を築くことがなにより大切です。セックスレスを抜け出し、愛情あふれる夫婦生活を送れることを祈っています。

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