セカンドパートナーを求める既婚女性心理とは?メリット・デメリットも解説
近年よく耳にするようになった「セカンドパートナー」ですが、その存在意義について世間の理解はまだまだ浅いものです。セカンドパートナーが欲しいと周囲に相談できず、もやもやしている既婚女性もいることでしょう。
そこで本記事では、セカンドパートナーを求める女性心理について紹介します。
既婚女性の胸の内は複雑なので、きっと共感できるものもあるはずです。セカンドパートナーを作るメリット・デメリットも解説しているので、相手を探す前にぜひご一読くださいね。
既婚女性における婚外恋愛の実態
セカンドパートナーをはじめ、婚外恋愛は少しずつではありますが世間に認知され始めています。ドラマのテーマに取り上げられることもあり、既婚者の新しい恋愛の形として興味を抱いている人も多いです。
では、既婚女性はどういった理由で婚外恋愛を始めるのでしょうか?既婚マッチ(以後当社)が既婚者2000名を対象にアンケート調査をした結果は以下の通りとなります。
理由 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
夫婦仲の悪化 | 18.1% | 45.1% |
セックスレス | 17.1% | 18.9% |
日々のストレス | 21.3% | 19.8% |
魅力的な異性と出会った | 20.1% | 7.6% |
刺激が欲しかった | 18.7% | 4.5% |
その他 | 4.7% | 4.1% |
浮気をしたことがある既婚者男性及び女性に対して浮気をした理由・きっかけについて調査した結果、男性は「日々のストレス」女性は「夫婦仲の悪化」が不倫の第一理由となっております。
何歳になっても、既婚女性には恋愛を楽しみたい気持ちがあるのがよく分かりますね。
セカンドパートナーを求める女性心理
セカンドパートナーが欲しいと願う既婚女性の中には、様々な心理があります。
一体どんな気持ちでセカンドパートナーを求めているのか、女性心理を詳しく見ていきましょう。
ときめきが欲しい
「心が躍るようなときめきが欲しい!」という気持ちから、セカンドパートナーを求める既婚女性は多いとされます。
結婚すると、必然的にパートナーと一緒に過ごす時間が増えます。結婚前はある程度のときめきがあったとしても、家族になったことでときめくことが減ったと実感することもあるでしょう。
安定した夫婦生活も素敵ですが、女性としてときめきを感じたいと思うこともありますよね。とはいえ、不倫は倫理的にNGなので、多くの既婚女性が肉体関係のないセカンドパートナーを選んでいます。
女性として見られたい
「いつまでも女性らしく見られたい!」という女性心理も、セカンドパートナーを求める理由のひとつです。
結婚を機に「恋人」から「家族」に代わることで、「パートナーを異性として見られなくなった」という既婚者は少なくありません。確かに、結婚後も常におしゃれに気を配って生活するのは難しいので、異性として見られ続けるのは現実的ではありませんよね。
既婚女性も仕方がないと理解しているのですが、それでも「女性として扱われたい」と願ってしまうのが乙女心です。女性として見られたいだけで夫と離婚したい気持ちはないので、不倫相手ではなくセカンドパートナーを探そうとします。
寂しさを埋めたい
寂しさを何かで埋めようと考えた結果、セカンドパートナーに行きつく既婚女性もいますよ。
既婚女性が感じている寂しさの中には、夫の態度が原因のものが多くあります。
- 仕事が忙しそうで全然かまってもらえない
- スマホばかり触って話を聞いてくれない
- 「お前」「おい」と名前で呼んでくれなくなった
- 結婚記念日や誕生日を忘れられた
既婚女性にとって、一番近い存在は夫です。夫が寂しさを感じさせない接し方をしてくれれば、セカンドパートナーに頼る必要もないでしょう。
しかし、現実は円満な夫婦ばかりではありません。寂しさにストレスを感じ、自己防衛としてセカンドパートナーを探してしまうのです。
誰かに必要とされたい
自分の存在意義を実感したいという女性心理も、セカンドパートナーを求めることにつながります。
実は、既婚女性の中には孤独を感じている人が少なくありません。
- 結婚を機に知らない町に引っ越したから友達がいない
- 育児休業中で社会から孤立しているように感じる
- 家庭の都合で友達の誘いをなかなか受けられない
孤独の中にいると、自分が誰からも必要とされていないのではないかとネガティブに考えてしまいます。自己肯定感も下がり、精神を病んでしまう既婚女性も少なくありません。
そんな自分を守るために、既婚女性は「求められること」を求めます。
まずは夫に。そして、夫が求めてくれないと分かると、代役となる男性を探そうと家庭外に目を向けます。
刺激が欲しい
日常に変化を求める女性心理も、セカンドパートナー探しと強く関係しています。
家事と育児を坦々とこなしていく日々は、作業がルーティーンとなって何の変化もありません。「つまらない」「物足りない」「また今日も1日が終わった」と、収穫のない時間の過ごし方に嫌気がさすこともあるでしょう。
そんな日常を変えたいと願う心理から、刺激になりそうな何かを求める既婚女性も多くいます。中には不倫に走る人もいますが、リスクが大きすぎることから、プラトニックな関係でいられるセカンドパートナーに興味を持つ人が多いようです。
既婚女性がセカンドパートナーを作るメリット
セカンドパートナーの存在は、既婚女性に多くのメリットを与えます。中には、セカンドパートナーにハマって何年も付き合い続けているという既婚女性もいますよ。
具体的にどういったメリットがあるのか、ここで紹介します。
心の拠り所ができる
セカンドパートナーの存在は、既婚女性の精神的な支えになる点で大きなメリットです。
既婚女性が日常的に抱えている悩みは多岐にわたります。夫への不満、育児疲れ、義理の家族との付き合い方など、多くの悩みを抱えてつらい思いをしている人も少なくありません。
そんな悩みを誰かに聞いてもらいたいところですが、相手が独身だと共感を得るのが難しいでしょう。
その点、セカンドパートナーは基本的に既婚者同士の関係です。お互いに家庭を持つ身なので、愚痴や悩みに対する共感が得やすく、日々のストレスを軽くできます。既婚女性の心の拠り所ができ、気持ち的に安定した生活を送れるようになります。
自分磨きのモチベーションを維持できる
「もっときれいな女性を目指そう!」と自分磨きのモチベーションを保ちやすいのも、セカンドパートナーの存在があってこそです。
いつまでも女性らしくありたいと願う既婚女性は多いですが、実際はそう簡単ではありません。
- 美容のためにも栄養満点の食事にしたいけれど、いつも子どもが残したものばかり食べている
- お風呂上りにスキンケアをしたいけれど、子どもを着替えさせるのが大変でそれどころじゃない
- 夜泣きがひどく寝不足で、肌がボロボロ…
家事や育児の忙しさが壁となり、自分磨きを続けるのは困難です。
筆者も「いい女になるぞ!」と頑張ろうとはするものの、大体三日坊主で終わってしまいます。工夫すれば自分磨きの時間を確保することは可能ですが、継続となると難しいですよね。
しかし、セカンドパートナーがいれば、好きな人に褒めてもらいたい気持ちから自分磨きに力が入ります。どんどん自分が魅力的な女性へと進化することに、自分自身でも喜びを感じられることでしょう。
充実感のある生活が送れる
セカンドパートナーが既婚者女性の生活に与える影響は大きいです。今まで物足りないと感じていた生活が、一気に充実感のある生活に変わりますよ。
例えば、以下のような変化を実感できることでしょう。
- 自分磨きによって自信がつく
- ときめきを楽しめる
- セカンドパートナーのことを想う時間に幸せを感じられる
- 夫にバレてはいけないというスリルを楽しめる
坦々と過ぎていた日常に充実感が出ることで、思考もポジティブになります。毎日が楽しくなり、人生の豊かさを実感できますよ。
既婚女性がセカンドパートナーを作るデメリット
セカンドパートナーが既婚女性に多くのメリットを与えるのは事実ですが、その反面デメリットもあります。気をつけなければ、大きなトラブルが生じてしまう可能性も…。
ここでは、既婚女性がセカンドパートナーを作る上で起こりうるデメリットについて紹介します。
浮気・不倫と責められる恐れがある
セカンドパートナーとの関係は、見る人によっては浮気・不倫となってしまうのがデメリットです。
セカンドパートナーは精神的なつながりを重視した関係なので、肉体関係はありません。「親しい異性の友達」くらいの感覚で付き合っている場合は、浮気・不倫といわれてもピンとこないでしょう。
しかし、夫の立場で見れば、妻が自分以外の男性と必要以上に親しくしているのを快くは思えないはずです。恋愛感情がなかったとしても、裏切られた気持ちになり、信頼関係も崩れてしまいます。
離婚や慰謝料請求といった法的な部分は、婚外恋愛の内容にもよるため一概には言えません。しかし、場合によっては弁護士を挟んで話をしなければならないほどの大事に発展するケースもあるので、付き合うには慎重さが必要です。
周りからの理解を得られにくい
「セカンドパートナー」というもの自体に嫌悪感を示す人は少なくありません。周囲からの理解も得られにくいので、孤独を感じてしまうことでしょう。
世間的な目でいうと、セカンドパートナーと不倫はほぼ同じです。当事者が「ただデートしているだけ」「肉体関係はない」と弁解しても、ポジティブな印象に転換することは期待できません。
もっといえば、セカンドパートナー否定派の中には、「気持ち悪い」「ありえない」という人までいます。自分が正しいと思ってやっていることを理解してもらえないのは、誰だって悲しいですよね。
セカンドパートナーについて周囲に話したところで、自分の印象を悪くするだけ。理解を得られる可能性は低いので、関係を公にせず、ひっそりと関係を深めていくことが大切です。
家庭に戻るのが嫌になる
セカンドパートナーの存在は、現実のつらさを実感させてしまう点が大きなデメリットです。場合によっては、家庭に戻るのが億劫になり、家庭崩壊を招く恐れもあります。
婚外恋愛の原則として、脳裏に焼き付けておいてほしいのが「家庭優先」です。どんなにセカンドパートナーの隣が居心地良くても、必ず家庭に戻らなければなりません。
しかし、「セカンドパートナーとの時間は天国、家庭は地獄」と大きな差が生まれてしまうと、家庭に戻ることにストレスを感じてしまいます。もしかすると、セカンドパートナーを作る前よりも家庭にいるのが苦痛に感じられるかもしれません。
大切なのは、依存しすぎないことです。家庭に戻るのが嫌になってしまうほど、セカンドパートナーにのめりこみすぎないように気をつけましょう。適度な距離感を持てば、理想と現実のギャップに苦しむことなく、素敵な関係を長続きさせられます。
セカンドパートナーと出会う方法
セカンドパートナーは、複雑な既婚女性の気持ちに寄り添ってくれる存在です。もしもセカンドパートナーが欲しいと思ったときは、以下の方法を検討してみてください。
- 既婚者専用マッチングアプリ
- 既婚者向け合コン
- SNS
- 職場
- 趣味やサークル
おすすめは、既婚者専用マッチングアプリです。ユーザーは既婚者のみなので、お互いの家庭に配慮した付き合い方ができます。
特に、首都圏を中心とした「既婚マッチ」は、アクティブユーザーが多くマッチング率も高めです。既婚者に配慮した機能も充実しているので、安心してセカンドパートナーを探せますよ。
まとめ
セカンドパートナーを求める女性心理は、寂しさを埋めるためや女性として見てもらうためなど様々です。理由がひとつではないので、共感できるものもあったのではないでしょうか?
あなたが抱えている悩みも、セカンドパートナーを作ることで解消されるかもしれません。満たされない気持ちをなんとかしたいという人は、ぜひ自分に合ったセカンドパートナーを探してみてくださいね。